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【未経験主婦ライター】はじめての在宅ワーク、何から始める?仕事が安定するまでのリアル仕事探し体験記

「Webライターは、案件を獲得しないと始まらない!」

…なんてのは、そりゃそうなのですが、在宅ワークをやったことが無い方の場合、何から始めていいのかわからないですよね。初めの一歩が見つからなくて、「在宅ワークやってみたいな」と思い続けたまま、しばらくワクワクを放置しがち。

ということで今回は、「在宅ワーカーの仕事探し方法」に焦点を当てて私が在宅ワークで稼ぐためにやったことを具体的に紹介していきます。その後の仕事についても1年半分ほどオマケで解説しています。

浜本フリーランス史のあゆみでもあります!

【ざっくりいうと、こんな話をしているよ】
①まずはクラウドソーシングで文字単価1円くらいの案件に挑戦
②次にクラウドソーシングで文字単価2円も視野に
③直接契約にトライ(Googleでライター募集しているメディアに直接メールを送って契約など)


こちらの記事にいただいたご感想

大勢の方に読んでいただけたみたいで、嬉しいです!なにかの参考になればいいな…!


まずは一旦、簡単に私の紹介を(興味ないよ★という方、ぜひガッツリ飛ばしてくださいませ~~~)

この記事を書いているライターの簡単な紹介

  • 29歳、子育て共働き家庭。元保育士。

  • フリーランス歴4年目(※2023年現在)

  • 1年目はクラウドソーシングメイン、2年目は直接案件メイン

私は新卒で私立保育所に勤めましたが、自分の子育てや働き方を見直すべく6年目で退職。その3か月後にはドタバタと開業届を提出しました。

現在のライター業務は直接案件3件がメインで、お給料は月8~10万円です。ライターとしての稼働量は平日14時~17時のみ。(2022年当時)

(2023年1月追記)
上記は2022年時点の業務量です。この記事から1年後、ありがたいことに稼働時間も変わり、1日4〜8時間ほど働いています。

ついに扶養も抜けました!

以下、2022年当時に抱いていたた主婦ドリームも含めて語っております。

2022年は「扶養内で、心と時間とお金に余裕を持って過ごす」を叶えたい!

幸い、ライター業務が最近やっと安定したので(2年かかりました…)自分自身が抱えているモヤモヤ(息子小一の壁、不妊治療、貯金管理や見直し、引っ越し、疲れやすい身体や心のメンテナンスetc…)を一気に解消する年にしたいと思っています。

【ライター1か月目】コレくらいしかやることない!クラウドワークスに登録

誰に見せる予定もないのに、こんな風に日々ノートに思いをまとめています。

とある3月、新卒から勤めた保育園を退職。諸先生方や子どもたちに送り出していただきます。と同時に在宅ワークライフ1秒目、私が着手したのは「クラウドワークスへの登録」です。

当時の日記には「未経験から月3万稼げるようになりたい!!!」という目標を、恥ずかしげもなくデカデカとメモしています。暑苦しいまでの闘志。

当時はメモやミニ日記をよくつけていました。

【当時のメモより】

とにかくまず手をつけてみること
・クラウドワークスに登録
・できる仕事をとってみる、テストライティングを受ける

とにかくまずは手を動かそうという決意ですね

おそらく、かなり安い文字単価の案件も落とされるだろうが、なんでもいいから時間を武器にしてみることにする。

とにかく活動量でカバーしようと思ったわけですね

クラウドソーシングの二大巨頭といえばクラウドワークスとランサーズ。スキルを売り買いできるプラットフォームとして、ココナラもよく聞きますね。そのなかで私はクラウドワークスを選んだわけですが、理由は単純で、「数年前に興味本位で作ったアカウントが残っていたから」です。

案件の検索方法はYouTubeがわかりやすい

字が雑

初めての案件受注はドキドキです。地元の保育園や飲食店でしか働いたことがない身としては、このパソコンの中だけでお給料が発生すること自体、にわかに信じがたい…。何かマズいトラブルに巻き込まれるんじゃないかという不安と隣り合わせです。常に疑心暗鬼。

とにかく意を決して、怪しくなさそうな人が募集していた報酬100円前後のアンケート3件にチャレンジ。オヤツ食べながらできちゃうような軽作業。

「100円稼いだところでな…」みたいな空振り感もありましたが、当時の私にはそれくらいしかできそうな案件が無かったのです。ただ、クラウドワークスで作業に取り組むと、本当にホンモノのお金が入ってくる仕組みだけは理解できたというか、やっと信じられました。振り返ってみれば、この0→1の経験が無くては今の在宅ワーク生活は無かったでしょう。

さて、クラウドソーシングの第一関門を乗り越えたところで、次の一手を。きっとアンケート案件を100回やってもWebライターにはなれないっぽいので、頭打ち。そこで業界のアウトラインを知ってみようとYouTubeで「Webライター」と検索してみました。

いくつか拝見した動画のうち、ライターの「マナブ」さんが案件検索の絞り込み方を解説されている動画が目に留まります。クラウドワークスは案件探しの際に絞り込み条件を細かく設定できるのですが、それを知らなかった当時の私、「革命だ」と思いました。

この日から、以下の条件に固定。

・案件形式を【プロジェクト】に
・単価を【文字単価1円~】に

検索条件は保存できるので、これで毎日検索!

「プロジェクト」「文字単価」の意味については説明だけでおなか一杯になってしまうので、今回は割愛させていただきます!「クラウドソーシングに登録してみたはいいけど、よくわからないな~」という方は多いはず。ぜひ先ほどの条件に設定して検索してみてください!

▲検索時の絞り込み方については14:23から(動画内ではランサーズについて紹介されていますが、クラウドワークスにも応用可能)

提案文というものがあるんです

ここまで、全くの初心者の方にはスピード早すぎるかもしれませんが、もういっちょ余談を話すとすれば、

プロジェクト案件に採用されるためには提案文といわれる簡単な自己紹介を提出しなければならないんですよね。これがすごく大事というか、絶対に書かなければいけない

ネットで「こういう提案文にしましょう!」みたいなテンプレが載っているので、アレンジ加えて見よう見まねで作ってみる。案件応募のたびに手直しする。

お酒のメディアなら居酒屋のバイト経験を足す!
スポーツメディアなら運動部経歴を足す!
逆に関係ない経歴は消す!

慣れたら5分ほどで応募できるようになりました。そして毎日のように、3件5件も10件も応募するのです。初心者のうちは、大学生の就活のように、何件も応募してやっと1,2社掴み取るようなイメージです。

クラウドワークス×ランサーズで併用もアリ

これも余談ですが、クラウドワークスとランサーズを併用すれば出会える案件の数が増えます。

…と言っておきながら、私はクラウドワークス1本でした。すみません。ランサーズの検索欄に目が慣れなかったので、クラウドワークスだけにしました。

で、結果的に、クラウドワークスのアカウントのブラッシュアップに注力できるメリットを享受できて、個人の評価や実績欄が充実するのも早かったり、日に日に案件に通りやすくなっていったりしました。(食べログで星がいっぱいついてる店って美味しいよね、みたいな感じで、クラウドソーシングも個人に評価がつくんですよね。実績件数が多くて評価が高ければ、提案文の内容以上に信頼される。)

たまにクラウドワークスの方がいいか、ランサーズか、どちらも使った方がいいか、みたいな話題をSNSで目にすることがありますが、どの意見だって別にいいのです。大事なのは案件探しや応募にどれくらい時間を費やすかだなって思います!

【ライター2~5か月目】応募しては落ちる。応募しては落ちる。受かっても納得いかない。

さて、ライター2か月目に入っても、まだ応募してます。

案件への応募を毎日何件も行いますが、なんせライター経歴が無いのでほぼ落選。返事が返ってこないこともザラです

最初は「もし受かっちゃったらどうしよう」と同時応募を躊躇していましたが、そのうち「どうせ通らないだろうな」「不採用だけどお祈りメールきただけでも感謝です…」と感覚が変化し、何件も並行して提案文を送りまくります。依然としてこの状態です。

ついに継続案件GET!1記事500円!安い!

提案文の種を撒き散らしているうちに保育系の継続案件に合格。当時ライター経験ゼロでしたが、5年ほどの保育経験が評価されたのかも。

ちなみに単価でいうと2000〜3000文字で数百円ほど。図解・写真入り。

(今考えると…ちょっと…だいぶ…低単価だよね…)

それでもやるしかないのです

さらに応募し続けたら、スポーツメディアと害虫駆除メディアに合格。こちらも文字単価1円に満たない程でしたが継続しました。

なお、界隈では、文字単価1円以下は避けた方がいい!って声もありますのでご判断にお任せします。

何事も継続がミソなので疲弊を避けるべきっていうのは共感しますが、当時の私からしたら毎日毎日応募してようやく手繰り寄せた執筆権を自ら辞退するなど考えられない話でした。1ミリでも前進した嬉しさとスポ根精神で、シビアな単価も一旦は乗り越えます。当時が一番つらかったかも。

そもそも「文字単価1円以下で記事を依頼すること」自体は悪いことではないので、(やりがい搾取的なグレーゾーンに近しいケースもあるけど)一概に良し悪し問題でもないかなと思います。

リア友に紹介できるメディアでライティングできるまでは、案件探しを続けることにした

この時期に受かった案件って、わりとグレーな香りだった気がします。報酬が安すぎたり、ライターに高圧的だったり、SEOキーワード連呼で良い文章とは程遠かったり…。

しかし選べる立場ではないので、下積み芸人のように身体を張ります。「いつか高単価案件にステップアップするんや…それまで耐えるんや…」と歯を食いしばりながら。

▲保育のことを大切に思っているメディアの力になりたかったけど、右も左もわからない素人ライターが案件を選ぶ権利はないよね。しょうがないよね。と自分に言い聞かせたりして。

で、個人的な指針として、知人に話せるようなメディアでライティングできるようになるまで、案件探しの目を光らせ続けようと決めました。

【6~12か月】低単価5件を並行。文字単価1円以上の案件に応募し続ける

ライター開始半年。まだまだ低単価。とてもじゃないけど友達に「私ライターなんだ」とか口が裂けても言えない状態です。ちなみに開始6か月目の報酬は、どう頑張っても4万円くらい。居酒屋ホールのくせに21時くらいで毎回帰る 舐め腐った態度の大学生(私)のバイト代にも満たない。

クラウドワークスの応募文を常にブラッシュアップする

ここからは低単価案件のライティング経験を糧にして、さらに高単価の案件に応募するわらしべ長者スタイルでコマを進めます。

まず、記事を書くたびにクラウドワークスの提案文をブラッシュアップ。

記名記事5個くらいのURLを提案文に載せてみることにしました。

5記事も載せても、一番上のURLしか開いてもらえないだろうな。

と思いつつ。

初心者が多いクラウドワークスだからこそ、少しでも経歴をかき集めてアピールしていました。

半年間毎日向き合えば、さすがに自分のことを「ライター経験者」だと思えるようになってくる

半年~1年ほどの実務を通して、SEO記事の目的や構成の作り方、キーワードの選び方をほんのり習得。

案件は相変わらず文字単価1円前後かつ初心者向けなので、PDFやPowerPointで作られたマニュアルが用意されていることが多かったです。マニュアルが無い案件もありましたが。

基本は、メディアに掲載されている他ライターさんの記事をマネして、文章の雰囲気を似せることを意識していました。「トンマナをそろえる」ってやつですね。

女性向けメディアなら「☆」「♪」を使うこともあったり!

とある案件では、契約内容には提示されていなかったワードプレスへの入稿にぶっつけ本番でトライすることに。ワードプレスのワの字も知らなかったのですが。

急いでネットで調べたところ、入稿だけなら簡単そうで。ついでに次の案件応募ではワードプレスの入稿が求められる案件にも応募できるようになりました!当然一度使っただけでは使いこなせるレベルじゃないけど、その「一度使ったことがある」の事実は強くて、文字単価1円前後クラスでは案件応募の幅が広がりました。

この頃、「ライター経験者限定」という案件にも応募できるメンタルが育ち、合格率もアップ。

一方で、文字単価1円未満くらいの案件を5つほど並行していたおかげで、これ以上仕事が増えると手いっぱいになってしまう…という少し困った状況でもありました。1記事書くのに2,3日かかる状態だったので。

ちょっと自信がついたら文字単価を1.5円~2円に上げて検索

とにかく文字単価を底上げしていくことだけを志していたライター7か月目

さて、ライターの仕事は常に向上心と好奇心で突き進んでいくわけですが、今度は無謀ながら検索時の「文字単価の条件」を1.5円か2円にアップして検索し、以前は手を出せなかった憧れの案件に片っ端から応募していきます。

ですが、枠が少なくなったり単純に力不足だったりして、全然受かりません。だからといって今と同じような単価の案件を増やしても首が回らないので、最低でも、今より高単価な案件を狙い続けていくしかないんですね。

ちなみに、文字単価を上げて検索するとグレーゾーンっぽい案件がグッと減るので、検索時の私の疑心暗鬼さは少し収まりました。

収入の感じでいうと、この半年ほどで稼いだ額は全て合わせて11万円ほど。その11万円を全額注ぎ込んでsurface proをGETしました。0から稼いだお金でパソコンを買うなんて、なんだか感慨深いものがあります。

【1年3~5か月目】直接案件に移行!はじめてメディアに直接営業

ライターをはじめて1年を過ぎた頃、クラウドワークスの卒業を意識します。

直接営業に挑戦!

今より高単価の案件に体当たりで応募し続けた結果、ついにクラウドワークスでの仕事探しに限界が訪れます。当時私が受けている案件が文字単価1円~2円程度だったので、2円以上(あわよくば2.5円以上)の案件を探していました。しかし、クラウドワークスには文字単価2.5円以上の求人が少なかったのです。

ということで、直接営業に移行することにしました。

Indeedで「ライター 委託」「ライティング 委託」と検索したり、Wantedlyのアプリに登録してみたり。ためしにライター専用の求人サイトに登録したり、noteでライター募集情報を公開している方の有料コンテンツを買ったり。Googleで「ライター 募集」と検索した結果を全て網羅するローラー作戦を決行したこともありました。

インスタより
Indeed情報は、インスタでライターの先輩から教えて頂きました!
耳ヨリ情報や人に出会えるのがSNSの良きところ…感謝…

Google検索で「ライター 募集」と検索すると、有名なメディアや企業でも一般向けにライターを募集しているんだな~ということに気がつきます。そして私はいくつかのサイトにお問合せフォームを通して連絡を取りました。(クラウドワークスの提案文と似たような感じの文章を送りました)

ほとんど無視されてしまいましたが、(ちゃんと届いていたかも自信ない)一社のみすぐに返信がきました。トキメキ…。

で、なんと早速Zoomで面談をしていただく運びとなり、その場で契約決定!素人の私でも名前を知っているメディアさんで、ようやく知人にも紹介できる案件に辿り着きました。この契約を機に、単価が極端に低い案件や、自分と相性が悪いと感じていた案件を、頃合いを見て辞退していきます。

以上が、ライター1秒目から1年半までのお仕事探し録でございました。

情報を集める方法は主にネット

もし、こんな長々とした記事を読んでくださった方が、まだここにいらっしゃいましたら、お帰りになる前にハートのボタンを押してくださると嬉しいです(__)

私のスマホに通知がくるので、あなたのアイコンをしばらく見つめて感謝の念を送ります(圧)

重複しますが、私の仕事探しは、常に向上心と好奇心で突き進んできました。根拠のない自信もあったかもしれません。(今は自分のスキルの低さにしっかり向き合ってます)

全ては心地良い在宅ワークライフ開拓のため!

ちなみに、情報集めの基本は先輩方の経験談。ネットやSNSで生の声をかき集めてはノートに記録する日々でした。以下のプラットフォームが利用できます。

  • ライターさんのYouTubeチャンネル(初心者でもわかりやすい)

  • ライターさんのnote記事(どんな文章を書くのかを見られるのも◎)

  • ライターさんのインスタを読み漁り(個人的に滞在時間一番長いです)

  • ライターさんのツイッターをフォローする(モチベ上がります)

  • Google検索で気になるワードを検索して、結果を網羅するローラー作戦(直接契約を目指している方で、どうやって探せばいいかわからない方はまずはGoogleで「ライター 募集」と検索してみよう!めちゃくちゃ視野広がります)

ロールモデルを見本に進んでみよう

今回noteに経験談を残そうと思ったのも、過去の自分のように困っている人の助けになるのではないかと思ったから。昔の自分の知りたかった内容が書けたのではないかなと思います。

また、フリーランスは自由度の高い職業である一方で、自分の選択肢さえも見つけられずに路頭に迷うときがあります。そんなときはロールモデルになるようなライターさん(理想の働き方をしている人、自分よりも少し先をゆく人など)の活動を参考にするのがおすすめです!

追記:
その後お仕事は順調に増え(本当にありがたい…)フリーランス3年目には月70万円達成しました…っっ!!!今ではライティングやデザイン、動画編集などいろいろなお仕事をやっています!

🔽確定申告苦手な方はこちらもぜひ〜!

🔽デザインに興味がある方はこちら!

筆者の浜本です

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