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塾が絶対にバレたくない、塾に入れても成績が伸びない理由

本日は衝撃の内容をお伝えします。
結論から言うと、塾に入れても成績は上がりません
これには4つの要因があります。後ほど詳しく書いていきます。

多くの方が、受験が近づいて来たり学校の成績に伸び悩んだ時に、パッと思いつくのは子どもを塾に入れることです。

けれども、
「塾に行ってるのに点数が伸び悩んでしまっている」
「このままでは塾に通わせてる意味がないのでは..?」
「点数が上がらない理由が分からない」
「子どものやる気が全く起きていない」
「塾を変えた方がいいのかな」
「もう!どこの塾も同じようなこと言っててどこが良いか分からない!泣」

多くの方がこのようなお悩みを抱えています。

そこで、今回は塾が絶対にバレたくない、塾に入れても成績が上がらない理由を書いていきます。

私は元々、東大合格者数日本一の予備校にて500名の生徒の学力を管理して来ました。
伸びる子もいれば伸びない子も当然いました。
今回はその違いも含めてご説明していきます。

塾に入れても成績が伸びない4つの理由

1.塾に入った時点で伸びるか伸びないかは80%決まっている(重要)

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まず、このことから解説していきます。
どういう意味かと言うと、子どもの成績が伸びるか伸びないかは、
「まだ塾に入るタイミングではない子」と「塾に入るべきタイミングの子」とで分かれます。

そもそも、塾はどのような時に効果を発揮するでしょうか?
成績が伸びない時、受験が近づいた時、何となく焦って来た時。
どれも親の意見だと思います。

塾というカードを切る最高のタイミングは、子どもが塾に行って勉強したいと思ったタイミングです。

非常にシンプルです。

塾に行って勉強したいと思っている子は、塾に行くと成績が上がります。
なぜなら、成績を上げたいと思っているからです。

しかし、多くの子は親に言われて入塾します。
子どもは本心では勉強することを望んでいません。

人間というのは、願望に無いものは成し遂げられないのです。

「そしたらやる気が無いうちの子はどうすればいいのでしょう..」

そういった質問が来ると思います。

そうした子は全く問題ありません。

ただ、そうした子には塾というカードが最適では無いということです。

塾というのは勉強を教えてくれる所であり、願望や目的を引き出してくれる機関ではありません。
塾というのは、勉強したい子に対して勉強を効率良く教えるプロフェッショナル機関です。

まだ勉強がイマイチしたくないなという子には、やる気を引き出すコーチングスクールやコーチング技術のある家庭教師をつけることが最適です。

そこでやる気になって、子どもから塾に入りたいと要望があれば始めて塾に入る意味を持ちます。

けれども、これらの事実は塾は決して言いません。
やる気のある生徒だけでは運営が保てないからです。。

まとめると、
勉強したいと言っている子→塾に入れる(勉強を効率良く教えるプロ)

勉強がイマイチしたくない子→良いコーチをつける(やる気を引き出すプロ)

このカードを使うタイミング次第では、親が苦しんでしまい、そこから親子関係が悪くなり勉強どころかストレスが溜まって大変なことになってしまいます。。
是非、ここの見極めをつけて頂きたいです。

2.先生のコーチングスキルが乏しい

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これも塾では伸びない大きな原因の1つです。
塾というのは前述した通り、ティーチングのプロであり、コーチングのプロではありません。
(ティーチングとコーチングの違いに関しては今度記事にしようと思います)

また1対1で授業を行う個別指導もありますが、コーチングスキルを取得するには十分なトレーニングをする必要があるので普通のアルバイトなどでは期待している結果が得られないこともあります。
アルバイトの学生さんは勉強ができるので勉強の教え方はとても上手いですが、ここは分野が別なのでやり方が全く異なります。

ただ、特別なやり方で塾の先生を選ぶと子どもが激変します。
(こちらも今度記事に詳しくまとめます)

3.先生の業務時間のうち、実際に生徒指導をしている時間は少ない

こちらは実際に私が学習塾で働いていた時の感触です。
主に、塾の先生の仕事は4つあります。
商品設計、募集活動、事務運営、生徒指導の4つです。

もちろん生徒指導というのが塾の最大のサービスなのですが、そこに割く時間は意外にも少ないのです。。
塾は営利団体ですので新規の生徒が来なかったら運営ができなくなってしまうので募集活動や商品設計は欠かせません。
また、事務運営も様々な契約書類の処理や業務連絡などで複雑になっているのが現状です。
ここらへんをAIに全て任せて人間にしか出来ないところへリソースを割く、といった新しい塾が生まれると業界にイノベーションが起こりそうです。。

つまるところ、生徒との接触は一部であり、100%のコミットができるわけではないので、生徒一人一人の詳しい状態を把握することは難しいのです。

4.塾に入っても家庭での指導法は変わらない(重要)

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これは非常に大切なポイントです。
子どもを塾に入れて、優秀な先生と週に2回会えるようになった所で、週7の家での指導が変わらない限り現状に変化は一切ありません。
これは断言できます。

勉強というのは習慣から成果が出てきます。
また、即効性は無いので長い目で見る必要があります。

そんな中、家で間違った指導(ガミガミ言うなどの外的コントロール)をしていると、習慣が変わらないので結果は変わりません。
詳しくはこちら

「塾に行っても伸びない」「どこか他に良い塾は無いか」「家庭教師がいいのか」
などと悩む気持ちもよく分かりますが、ご家庭での指導が間違っていては何の意味もありません。
本当の原因というのは、いつの時代も身内に潜むものです。

「外」に目を向けるのでは無く、まずはコントロールできる「内」に目を向けて見ることを強くお勧めします。

はっきり言って、塾というのは基本的にどこも素晴らしい指導をしています。

それをどのタイミングで活用するのか、と家での習慣となっている指導法を見直すことが最高の指導なのです。

我々、おしえない家庭教師One Visionではそれらを実現させています。

ところで、他人に責任を押し付ける考え方は子どもにも伝染してしまいます。
これは不思議です。

「子どもが全く勉強しない」「子どもが悪い」「塾が悪い」「家庭教師が悪い」
と考えている親の子どもは同じように
「親が家でうるさいから勉強できない」「学校の先生が分かりにくい」「塾は通いづらい」
と他人に責任を押し付ける考え方になってしまいます。

【自分の人生は自分に責任がある】
このことを教えることも教育の一環だと我々は考えています。
そのためにも、まずは我々がその考え方を持って生きる必要があるのです。

5.まとめ

いかがでしたか?
以上4つが塾に入れても成績が伸びない理由です。

中でも、自分の子どもが勉強をしたいと思っているのかそうでないのかの見極め(聞いてみるのが手っ取り早いです)と、自分起点の家庭での正しい指導技術を身につけること
この2点が極めて大事なポイントです。

ここまで読んで頂けた方は、どうにかして子どもを良くしたいと思っていることでしょう。
正しい考え方を持てば必ず良くなります。

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