次の一歩へ!
"今ここ"を生きる
ぼくが秋田に戻ってから大切にしてきたこと。
あとは、"真ん中に立つ"。これも大切にしてきたこと。
北海道で夢破れて地元に戻り、ぼくなりに秋田と向き合ってきた1年半。
自分がこの土地で楽しく暮らしていくことも大事だけど、それだけではなくて。ぼく以外のみんなと、この土地での日々や暮らしをどうやって楽しむかを考えてきた、はず…。
でも、思い返せば昔からそんな感じで…自分が楽しくて、幸せでも「それってなんだろう?」と考えてしまう。
隣の友達が泣いていたり、つまらなそうにしていたら、ぼくの楽しいも幸せも簡単に吹っ飛んでしまっていた。だからぼくは、"みんなとおもしろく生きたい"と、今日も思う。
そんなめんどくさい性格のくせに、これまで色々な人と出会ってきたしまった。ぼくの"みんなで"という範囲はどんどん広がっていくばかり。ややこしいけど、きっとそういう宿命なんだとも、思う。
ぼくが悪いことばかりしてきたことも、大学進学で北海道に行ったことも、そこで生きがいがないおじいちゃんと出会ったことも、死にたいと思う人と相対してきたことも、全部自分のなかの"みんな"の枠を広げることだったのかな。
そう捉えることもできるのかな。
現代。なかなか大変な社会。その社会を生きるなら、助けを求められる自分になること。
漠然とした不安を、未来に抱えているなら、それを少しでも希望に変えていくこと。
自分に対して諦めてしまっているなら、「諦めるのはまだ早い」と言ってくれる友人を持つこと。
大切なことは小さな時からきっとあまり変わっていないのかもしれない。嘘をつかないこと、人を馬鹿にしないこと、誰かのチャレンジを応援すること。
人に興味を持ち、相手を好きになってみること。
自分と意見が合わなくても嫌いにならないこと。価値観の違いをおもしろがること。ぼくが高校野球を終わってから色々な活動してきた結果、分かったことは全部"当たり前のこと"だったかもしれない…。なぜか、そんなことを思う。
でも同時に、その当たり前のことを、大人になってもちゃんとしている人は実は少ないかも…。そんなことも、思ったり。
自分に少しだけ自信を持てた1年半。秋田に戻ってから色々な経験をしてきて、色々なものが形になってきた。
いよいよそれを、地域や社会、ぼくが生きる地元と現場ににぶつけていこうかなと、思う!
ぼくにもできることが少しづつ見えてきた。見えないと走れないけど、見えると走れる。
現代を捉えるために、これからも色々な人と話す。声を聞いて、おもしろい未来を探す!自分の目線で町や現場を見ていく。
周りからすればすごく遠回りだと思うし、今のぼくは周回遅れかもしれないけど。でも遠回りしても、目指すところに辿り着けば良いのさ。
今は、一緒に前に進んでくれる仲間たちもいるし、サポートしてくれる人たちもいる。自分のことを好きでいてくれる人もいてくれる。
今出会っている人も、これから出会う人たちにも、ぼくは誠実に向き合っていこう。地域の課題も、町の課題も、誰かの課題も、自分ごとにして、向き合っていこう。
AKITA"KARA"もぼくも、次の一歩へ。今までのAKITA"KARA"を大切にしながら。
自分たちが"秋田や今をおもしろがる"という要素を少しづつ地域や社会にひらいていって、また地元におもしろいカルチャーをつくっていこう~。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?