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植物性乳酸菌と動物性乳酸菌、どちらがいいの?驚きの事実!

衝撃の事実!?

こんにちは、おなかラクト若井です。

私のセミナーでもよく話題にするテーマなのですが、「植物性乳酸菌」と「動物性乳酸菌」が良いのかご存じですか?

なんとなく「植物」の方がイメージが良いと言われがちです。

しかし、、、科学的には、

乳酸菌を「植物性」と「動物性」の2つに分ける考え方は正しくないです。

「植物性乳酸菌」とは

そもそも「植物性乳酸菌」とは、科学的な定義ではなく、メーカーが広告のために作ったマーケティング用語であると思われます。

その上で、『植物から発見された乳酸菌や、野菜や豆を発酵される乳酸菌のこと。動物や乳製品から発見された乳酸菌の対比。』として使われている言葉のようです。

しかし、植物性乳酸菌の代表と言われる、「ラクトバチルス・カゼイ」は人の腸内からも発見されます。その他にも、いわゆる植物上でも乳製品上でも生育している乳酸菌があります。

つまり、乳酸菌を「植物性」か「動物性」かという2つに分けること自体、科学的には適切ではないのです。

乳酸菌の効果は「株」で決まる

以前の記事でも書かせていただきましたが、乳酸菌の効果は菌株毎に異なります。

ヤクルトは、「ラクトバチルス・カゼイ・シロタ(YIT 9029)株」、明治のLG21は「ラクトバチルス・ガセリ・OLL2716株」、キリンのプラズマ乳酸菌は「ラクトコッカス・ラクティス・JCM5803株」、LGGは「ラクトバチルス・ラムノサス・GG(ATCC53103)株」というように、

この株の部分で、効果が決まります。

決して、「植物性」か「動物性」かで決まるわけではないので、覚えておいていただければ幸いです。

じゃあ、結局どの株がいいの?という話は長くなるので今後の記事で書かせていただきます。

「おなかラクト」では、日々皆さんに有益な情報を、「腸活」「菌活」の観点から発信していきます。



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