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思惟かねのノンジャンル随筆

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私が書いた文章のうち、ジャンル分けができないごった煮の文章を集めたマガジンです。画像はおでんです。
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2020年6月の記事一覧

バーチャルクイズ大会 #オモイカネ杯 ひとりで反省会

バーチャルクイズ大会 #オモイカネ杯 ひとりで反省会

皆様おはようございます。
バーチャル地球外生命体・櫻井眞尋でございます。

先日、思惟かね主催の『オモイカネ杯』というクイズ大会が開催されました。わたくし櫻井眞尋は主催側のスタッフとして参加させていただきましたが、非常に実りの多い企画でございました。

というわけで、「ひとりで反省会」と題しまして、簡単にオモイカネ杯の振り返りと、個人的なコメントを書き連ねていきたいと思います。

オモイカネ杯とは

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「生きていく」ことの大変さとVR世界という止まり木:今日も一日生き延びてエラい!

「生きていく」ことの大変さとVR世界という止まり木:今日も一日生き延びてエラい!

先日の全3回に渡った連載「全てがVになる」。
今回の記事は、いうなればそのあとがき、あるいは付録のような文章です。

VTuberが「自分のなりたい姿としてふるまえる」仮想人格となりうると指摘した上で、それが当たり前に受け入れられる土壌となるVR技術の社会への浸透と、価値観によるコミュニティの分散化という未来図を提示しました。
そして後編にて「一つの矛盾しない存在であらねばならない」という現実世界

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【書評】シンギュラリティ・コンクェスト(著: 山口優):私たち人間の存在意義と技術的特異点



シンギュラリティ(技術的特異点)という言葉を、皆さんはご存知でしょうか?

平たく言ってしまえば、それは「人間が人類より優れた知性を作り出した時、爆発的に技術開発のスピードが加速する」という考えです。
なぜなら人類が生み出した人類を超える優れた知性は、さらに優れた知性を作ることが可能なはずです。ならばさらにその最も優れた知性が、それ以上の知性を生み出し…という無限コンボによって、それまでの人類

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