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住む場所を変えたら人間は変われる アラサー上京OLより

どうも、アラサーで突然上京したOLです。

私のnoteで、「アラサーという数字は何者かになれという圧をかけてくる」という話を度々している。

結婚とか子供とか仕事とか。毎日選択の連続だという話。

割とどこの場所でもされやすい話だが、どんなにこの話をしても解決策なんか見つかりやしないし、話せば話すほどお悩みは尽きない。

何者かになりたいけどなれないとか、焦りだけが募っていくみたいなことがあるかもしれない。

もしこれを読んでいる方で、何か変わりたいなと思うなら、私は住む場所を変えることが良いと思う。

なんでそういうことを断言できるのか、それは私が変わったからだ。



最初は後悔する気持ちでいっぱいだった

私が東京に来たのは、本当に気の迷いだ。
ある日思ったのだ。関西地方から抜け出した私はどうなるんだろうという気持ちを。

じゃあ引っ越してみようと決めたら早かった。やろうと思った日が吉日だ。
そうして職を変え、住まいを変えた。そして今日この日まで来ている。
正直な話だが、自分の下した選択に後悔はない。

ただ、それは今だから言える話だ。最初は違った。後悔をたくさんした。


新幹線 行きの切符だけ買って帰りの切符は予約しなかったあの日。
実家に寄ってじゃあねと言ったあの日は心が重かった。
自分で決めたことなのに涙が出そうだった。

勢いで決めたはいいけどどうすればいいのかな、選択肢を間違えてたらどうしよう。また地元に帰ってきてもいいのか。
そんな気持ちだらけだった。

30歳ももうすぐなのに、こんなうじうじとさみしくなっている自分が、えらく情けなく思えたものだ。


ただ、今思う。あの時の不安というのは経験してよかった不安だ。

情けないと表現したが、何十年と住んできた地域から出るということは、半端なくストレスの大きいことに違いない。
これはアラサーとかは関係なく、誰でも不安に押しつぶされそうで、心が痛いものなのだろう。

そう考えると、10代で地元を出てみたいな子のことを本気で尊敬した。



生活というのはどんどん進んでいく。自分が立ち止まってても無情にも時は進んでいくのだ。

そして時薬という言葉があるように時というのは自分をどんどん落ち着かせていった。

慣れもそうだ。どんどん慣れて、引っ越した土地の形にどんどん自分がはまっていけるようになった。

そこからだ。私が自分のペースを取りもどしたのは。
この頃には後悔の気持ちも減ってきた。


やりたいことのハードルが下がる


そんな大きいストレスを乗り越えてしまえば、もうこちらのものだ。
何事に対しても、挑戦までのハードルが下がってる。私は思いつきで場所を変えれる人間なんだぞ。みたいな。

どんなやりたいことでもすぐに手を付けられるようになった。



東京に引っ越した。折角だし、色んな観光地に行こうと思った。
歩いて行ける範囲、ちょっと交通機関に乗れば行ける範囲にはたくさん行った。行動範囲が幅広くなった。

でもそこは混んでる場合が多いから、それなら朝早く行って、ゆっくり観光しようと思うようになった。そうすれば早起きが出来るようになった。

六本木とか表参道辺りに行くと、歩いている皆のスタイルの良さに怯えた。
だから運動しなきゃと思って、ピラティスを始めた。
(今は引っ越して、近くにないからやめちゃったけど。。)

社内に英語を喋れる人がいた。私も受けてみたら、今後の転職活動とかでも有利かもと思った。
TOEICの単語集を買って、TOEICを受けてみた。
(勉強が足りなさ過ぎて、オモロイ位悪い数字を出した)

そんなことをしていくと無敵の自分、一人で何でも出来る私が誕生した。

そしてその何でもできる私に、色んなところでの縁が縁を呼び込んだ。
紆余曲折を経てパートナーが出来た。今は一緒に住んでいる。


ここには書けないくらい、他にも色んなことをやってみた。
本を読むようになったとか、資格試験とか、脂質制限ダイエットとか、日本全国色んな所に思いつきでいくとか…さすがに全部書くと冗長になるので辞めておく。

そんな感じで、地元にいた時とは全く違う自分が出来上がったのだ。

もう、なんでも二つ返事でやるようになった。
地元に帰ると、そんなこともやったのねみたいな、色んなことやってるね。と、私の生活の変化に驚かれた。



そんな感じで私は地元をいきなり飛び出すことで、なんでもやれる勇気みたいなものを手に入れた。年齢とかそんなもの関係なく。やれたら素敵じゃん。みたいな気持ちをだ。

場所を変えたら人間は変わる、それは勇気を手に入れられるということなんじゃないかな。と、私は思っている。

いやそんなもん、地元を出なくても出来るじゃんとか思われた方、
なんと羨ましい。私にはなかった行動力を持ってらっしゃってて羨ましすぎる。是非その性格を誇ってほしい。

ちなみにだが、住む場所がどう、という感じではないと思う。

もちろん都会と田舎、日本と国外と分けて、得られるものについては、全く質の違うそれぞれの良さがあると思う。

ただ、東京じゃないとダメだとか、自分を変えたいなら海外じゃないとダメたとか。
そんなもんは関係ないぞ。
色々ご意見あるとは思うが、私は別に住む場所については極論どこでもいいと思う。

今まで実家にずっと住んで親の援助を受けていたけど、近場で一人暮らしを始めたなら、これはこれで大きく自分を変える行動を起こしたといっても過言ではない。自分を変えるという気持ちは変わらないのだから。


もし何かしら変えたいとか、変わりたいなら、どこかに引っ越してみるというのはいかがでしょうか。
「生きる場所を変えてみる」私はそんな行動について、すごく肯定的に捉えている。ぜひに。

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