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優れた投資家とは何か

株式投資で儲ける方法は以下の2つだ。
1.株式を保有し配当金を得る
2.購入時より値上がりした時点で株式を売却する

前者がインカムゲイン、後者がキャピタルゲインであるわけだが、
毎年継続して利回り10%以上の配当金を出すような企業がない以上、
市場平均を上回るパフォーマンスを目指すのであればキャピタルゲインの
獲得は必要不可欠である。

「購入時より値上がりした時点で株式を売却する」ということは、
将来値上がりする株式を購入する必要がある。
しかし、未来のことが確実にわかる人などいないため、投資家は株式がいつか値上がりするその日までリスクをうまく対処し続けなければならない。

ここで標題の優れた投資家は何かを考えたい。
1円でも多く稼いだ者か?1%でも高いパフォーマンスをあげた者か?
おもち投資クラブでは「最小のリスクで最大のリターンを得た者」を優れた投資家と考える。

投資のリスクとリターンは振り子のように例えられ、
ハイリターンを得るにはハイリスクを背負い、
ローリスクでありたいならローリターンしか望めないと言われている。
しかし、株価は投資家同士の取引によって値が決まるのであり、
その企業の本質的価値がそのまま反映されているわけではないため、
他人より低いリスクで人並みのリターンを得たり、
人並みのリスクで市場を上回るリターンを得ることも可能である。

また、稼いだ金額やリターンのパフォーマンスなど「結果こそ全て」と考えて優れた投資家を見なす考えは、大変危険な思考である。
未来のことはわからず投資には常にリスクがつきまとう以上、
投資家はリスクコントロールが必要不可欠である。
しかし、少しでも多くのリターンを得たければ、リスクに目を向けず過度なレバレッジをとることが最短ルートになってしまう。

おもち投資クラブでは、一人でも多くの投資家が市場平均を上回るリターンを中長期的に継続して得られるようになることを目的に活動しており、
リターンばかりに目を向ける考え方は推奨していない。

リスクとリターンの双方に目を向け、その振り子がリスク側より少しでも
大きくリターン側に振れる投資家を目指すべきだ。
では、未来のことは誰にもわからない中でどのようにリスクを考えるべきか。
次の投稿ではリスクについて記述する。
↓↓↓次の投稿はこちら↓↓↓
https://note.com/omochi_investor/n/n27e0ef4dbb08

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