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教員してます。 特別支援教育でのICT活用とか。 佐賀のLANの中の人。 https…

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教員してます。 特別支援教育でのICT活用とか。 佐賀のLANの中の人。 https://saganolan.wixsite.com/lan-site

マガジン

  • DropKit

    DropKit関連noteです。

  • ひっさんノート

  • DropTap

    DropTap関連noteです。

  • デジタルノートテイク

    デジタルノートアプリでのノートテイク関連

最近の記事

DropKit教材をスイッチコントロールで操作する〜項目モード〜

「特別支援教育の専門家チーム」で開発されたということで話題の教材作成アプリ「DropKit」。 あたしもいろいろと触っていますが、たくさんのバリエーションの教材を作ることができます。 さて、特別支援教育の対象となっている子供たちの中には、もちろん肢体不自由のある子もいます。 そこで今回は、肢体不自由の子がiPadを使って学習するときに使用されることがあるアクセシビリティ機能「スイッチコントロール」でDropKit教材を操作するための留意的な内容を書きます。 スイッチコ

    • 合わせた指導と評価 〜脱「今日も花丸で〜す」〜

      生活単元学習など、各教科等を合わせた指導についてのつぶやき。(※「領域・教科等…」から訂正しました) 合わせた指導では、単元目標の中で、含まれる教科の目標を立てます。例えば「そうじをしよう」であれば、掃除をテーマとして [国語]掃除に使う道具の名称が分かる [生活]掃除道具の使い方が分かる といった目標を立てると思います。 …が、評価を見ると、テーマと直結した目標(「そうじをしよう」では、[生活]の目標)については、評価されているけど、その他についてはなんかぼんやりしてい

      • 「ひっさんノート」をスイッチコントロール(グライドカーソル)で操作してみた

        特別支援学校教員を退職して、アプリプログラマとして活躍されているAKIHIRO SUZUKIさんから、「ひっさんノート」がリリースされました。 問題を出したり、正誤の判定は一切ありません。 あくまでも「筆算」をアシストするアプリです。 前回の記事で『肢体不自由のある子どもの場合は、筆記具を持ったり書字動作をしたりすることそのものに困難さがあるケースがあります。』と書きました。 鉛筆とプリントで筆算をするのは難しくても、このようなアプリを使って、画面をタップすればできる場合

        • 「ひっさんノート」紹介

          特別支援学校教員を退職して、アプリプログラマとして活躍されているAKIHIRO SUZUKIさんから、新しいアプリがリリースされました。 その名も「ひっさんノート」。 ざっくり言うと、筆算で計算することをアシストするアプリです。 これまでも計算学習アプリは様々ありましたが、特徴的な部分がコレ。 問題を出したり、正誤の判定は一切ありません。 あくまでも「筆算」をアシストするアプリです。 アプリの説明には、次のように書かれています。 学びにくさを感じている子どもの中には、「

        DropKit教材をスイッチコントロールで操作する〜項目モード〜

        • 合わせた指導と評価 〜脱「今日も花丸で〜す」〜

        • 「ひっさんノート」をスイッチコントロール(グライドカーソル)で操作してみた

        • 「ひっさんノート」紹介

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        • DropKit
          5本
        • ひっさんノート
          2本
        • DropTap
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          4本

        記事

          DropKitで「どれかな?」を作ってみよう

          教材作成アプリ「DropKit」では、特に特別支援教育での使用を想定した、さまざまなジャンルの自作教材を作ることができます。 「どれかな?」では、例えば問題文を読んで、いくつかの選択肢から正解を選ぶ教材を作ることができます。漢字など、何となくは覚えてるけど正確な形を書けない…という場合でも選択肢があることで、「あ!これだ!」と自信をもって答えられます。 「どれかな?」で、どんな教材を作ることができるのかをYouTubeチャンネル「ドロップレット・プロジェクト アプリサポー

          DropKitで「どれかな?」を作ってみよう

          DropKitで「マッチング」を作ってみよう

          教材作成アプリ「DropKit」では、特に特別支援教育での使用を想定した、さまざまなジャンルの自作教材を作ることができます。 「マッチング」とは、例えば“犬の画像”と“いぬ(文字)”など、2つのものを対応させることを言い、特別支援教育では、国語や算数の学習でも取り入れられます。その頻度はかなり高いけれど、そう言う教材をデジタルでサクッと作れるものってなかったんですよね。 「マッチング」で、どんな教材を作ることができるのかをYouTubeチャンネル「ドロップレット・プロジェ

          DropKitで「マッチング」を作ってみよう

          DropKitで「フラッシュカード」を作ってみよう

          教材作成アプリ「DropKit」では、特に特別支援教育での使用を想定した、さまざまなジャンルの自作教材を作ることができます。 https://apps.apple.com/jp/app/dropkit/id6444632191 初めて「DropKit」を使う方は、「フラッシュカード」を作ってみると、基本的な操作(編集)方法が分かると思います。 「フラッシュカード」で、どんな教材を作ることができるのかをYouTubeチャンネル「ドロップレット・プロジェクト アプリサポート

          DropKitで「フラッシュカード」を作ってみよう

          DropKitって、どんなアプリ?

          教材作成アプリ「DropKit」では、特に特別支援教育での使用を想定した、さまざまなジャンルの自作教材を作ることができます。 初めて「DropKit」を知る方は、どんなアプリなのか、どんな教材を作ることができるのかをYouTubeチャンネル「ドロップレット・プロジェクト アプリサポート」で公開されていますので、ぜひご覧ください。 子どもの学習課題に応じて、いろんな活用ができそうですね。

          DropKitって、どんなアプリ?

          PowerPoint(プレゼンアプリ)からDropTapのボードを開く

          今日もTOP画像は、DropletProjectより。 DropTapはコミュニケーション支援としての活用のほか、スケジュールボードを使い見通しをもつことができるようにするなどの視覚支援としての活用も可能です。 一方で、PowerPointやKeynoteなどのプレゼンアプリを使って授業の見通しをもつためのスケジュールを提示したり、授業の進行に使っている場面をよく見かけます。 …ということで前回の記事では、KeynoteからDropTapのボードを開く例を紹介しました。

          PowerPoint(プレゼンアプリ)からDropTapのボードを開く

          Keynote(プレゼンアプリ)からDropTapのボードを開く

          Top画像はDroplet Projectより。 DropTapはコミュニケーション支援としての活用のほか、スケジュールボードを使い見通しをもつことができるようにするなどの視覚支援としての活用も可能です。 一方で、PowerPointやKeynoteなどのプレゼンアプリを使って授業の見通しをもつためのスケジュールを提示したり、授業の進行に使っている場面をよく見かけます。 今回は、授業の大まかな流れはKeynoteで提示、細かい部分についてはDropTapのスケジュールボ

          Keynote(プレゼンアプリ)からDropTapのボードを開く

          DropTapに関するYouTube動画(まとめ)

          TOP画像はDroplet Projectより。 「DropTapのマニュアルはありますか?」「使い方の資料がほしい」てなことをよく言われるわけで。 YouTubeにアップされているDropTapに関する動画をまとめてみました。 レッツゴー。 1 DropTap_video Droplet Project の公式動画マニュアルチャンネルです。リリース当時のバージョンでのマニュアル動画ですが、基本的なアプリの使い方を確認できます。 2 174iamsam 熊本高専

          DropTapに関するYouTube動画(まとめ)

          DropTapとフリーボードでサクッと予定を伝える(シンボルのコピペ)

          TOP画像は、DropletProjectより。 今日も今日とて、DropTapの記事。といっても今回は、DropTapと別のアプリを組み合わせた例をやっていきます。 DropTapには[ドロップス検索]の一覧画面からDropsシンボルをコピーして、別のアプリに貼り付けることができます。iPadのSplit Viewの機能を使うと、コピーやペーストの操作をしなくても、ドラッグ&ドロップで可能です。文字だとわかりにくいので、まずは下の公式動画の〈3:40〉あたりを見てみまし

          DropTapとフリーボードでサクッと予定を伝える(シンボルのコピペ)

          DropTap シンボル面ぴったりに画像を挿入する

          TOP画像は、Droplet Project より。 今回は基本的なボードをつくるときに覚えとくとよい方法。 撮影された写真画像は、だいたい縦長や横長の縦横比のものが多いです。 例えばこのからあげクン(レギュラー)、 横長の縦横比です。 この画像をそのままDropTapのシンボルに挿入すると、 横の長さに合わせて挿入されます。 まあ、分かればいいのですが、せっかくならシンボルぴったりに挿入して被写体を大きく表示しましょう。 レッツゴー。 やってみてね!

          DropTap シンボル面ぴったりに画像を挿入する

          DropTap iPadの[ショートカット]を使ってDropTapに読み込む読み上げファイルをつくる

          TOP画像はDroplet Projectより。 今回はマニア向けというか、DropTapの読み上げ音声をサクッと作っちゃおうな裏技的?な記事です。 DropTapのデフォルト音声以外の読み上げをする方法として、いくつか記事をアップしました。 情報筋によると、DropTapのテキスト読み上げでは、流暢なSiriさんの音声が使えない事情があるそう。 記事にしておいてなんだけど、サイトからの作成は面倒だし(笑)、なんかサクッとiPadだけで読み上げ音声(ファイル)を作れない

          DropTap iPadの[ショートカット]を使ってDropTapに読み込む読み上げファイルをつくる

          DropTap 読み上げ(発声)の音声を比較してみる

          TOP画像は、Droplet Projectより。 今回もVer.3以前からの機能について。 DropTapは、ボード上のシンボルをタップすると音声を出力するタイプのコミュニケーション支援アプリです(VOCAアプリとかAACアプリといった表現をすることもありますね)。 ご存知のとおり、それぞれのシンボル(2000語!)には、シンボルと紐付けされた音声が準備されています。基本的には単語としての読み上げがされます。 さて、実際の使用場面では単語だけでなくちょっとした文章を発

          DropTap 読み上げ(発声)の音声を比較してみる

          DropTap 音声ファイルをシンボルタップ時の読み上げ(発声)に使う

          TOP画像はDroplet Projectより。 今回はVer.3以前からある機能について。 DropTapでは、シンボルに紐づけられたデフォルトの音声のほか、入力したテキストや録音した音声を使って、シンボルをタップしたときの読み上げ(発声)をすることができます。 単語としてではなく、任意の文章として読み上げ(発声)をしたいときにはとても助かる機能です。 しかし、テキストの合成音声の読み上げが聞き取りづらかったり、環境音に埋もれてしまったり、また小学生の低学年の子が使

          DropTap 音声ファイルをシンボルタップ時の読み上げ(発声)に使う