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目を閉じず、起きている時に見てる夢。

中学生の頃、
進路を相談しながら決めるという時間に

「わたしには夢があります。物書きになりたいので高校には行きません」

先生に、こう言い放った。

若干14歳…
誰に教わったのか、物書きという言葉を。

なんだこいつ。

今思えば、かなりのなんだこいつ!な出来事に

先生は言った。

「うみ、物書きになりたいなら先生はより高校進学をすすめるよ?経験を積まないと、物なんて書けないから」

こう言ってくれた先生は、わたしの担任ではない。
国語を授業を教えてくれていた、
他のクラスを受け持つ、フジ先生(仮)

何かと気にかけてくれていて、
自分で書いた詩を手紙のように送っていた。

いっちょ前にペンネームも持っていた。

他にやることがたくさんあるだろうに
フジ先生は、それをしっかり読んでくれて

「うみの感動やさんの部分はずっと大切にしなさい」と言ってくれていた。


進学を勧めるということは
高校という場所で、また修行を詰めということか。

14歳から15歳まで暗黒の時代を過ごしていたわたしは
あの時代を修行僧として過ごしていた。

学校に行くことに意味を見出せていなかった。

容姿のことでいじられるし、
つい先日までいじられていたかと思えば
今度は無視されたり

数学では、xとyなんてどうだってよくて
4点しか取れないこともあったり

運動が苦手なのに、先輩が優しいからという理由で
球技をする部活動に入ってしまう。

優しかった先輩は3年生だったので
すぐに引退。

それからは2年の先輩とボールに怯える日々。

みんながわたしを陰で笑っている気がして
給食の味がしない日もあった。

こんな日々はもうまっぴらごめんで
義務教育が終わるとともに
わたしも学校という場所から去ろうとしていた。

それでもフジ先生が勧めてくれるならと
15歳の小さい脳みそは、なんとなく理解した。

変なしわもクセもあまりついていない、
つるんとした脳みそだったのもよかったのかもしれない。

フジ先生おすすめの高校生活。

いざ始まってみると楽しかった。とても。

新しいお友達が沢山できて

お化粧もおぼえて
自分のコンプレックスを少しずつ隠して
暗黒時代を自分の中に押し込めていった。

けれど、押し込めているだけで
心の扉を開ければいつだって
びっくり箱のように
びよーんと、反動をつけて飛び出してくるようなそんな状態ではあったけれど。

味を占めたわたしは、
その後ももう一度進学をし

学生生活が終わって
社会人になってからも修行は続き
いろんなことにもまれ、今の自分が作られた。

あの時、フジ先生に相談が出来ずに
なんの経験もないままだとしたら
どんな自分になっていたかわからない。


これを書きたいと思ったきっかけは

フォローさせていただいている
ないとさんの記事を
企画の時点から読ませていただいていた。

なんだか、素敵なことが起こりそう。
かっこいい、楽しそうって。
遠くから、こっそりと応援していた。

そして改善紳士さんはいつも、的確で
こんなわたしにも優しい。

この時も、やっぱり改善紳士さんすごいやって
見てるだけでわくわくしていた📣

すごいだけじゃなくて、いつも優しい人ってほんとにすごい(語彙力注意⚠️)

たごさんの奥さんハッピーバースデー🎂

と思っていた頃はまだ、指を咥えていたはず。
だけど、なんだか、うずうずしてくる。

フェスで食べる串に刺さったお肉が美味しいって、よく聞くなぁ。
食べてみたいな。

たごさんはコメントで言ってくれた。
何かあればたごさんと改善紳士さんが守ってくれるですって?なんと!🥺

もしや、わたしも暴れてもいいのか?
そんな気持ちがよぎる。

そして、かすみさんのところ読んで
太郎くん顔晴っぺ❤️と思ったら
自分も一緒に…という気持ちになってきて

咥えていた指を口からすっぽ抜き
気付けばこの記事を書いていた。

参戦する側に行きたくなってしまったのだった。

かすみさんはわたしが自由に羽ばたけるきっかけを作ってくれた人👺💕

夜にnoteを書くことばかりだけど
昼間から書いている。

かすみさん風に言えば
脳内noteを鬼にした、ということだ。

なるべくなら誰にも見つからないように
息を潜めて生きてきた。

楽しそうなイベントがあっても
みんなすごい人たちだらけで
私は表より、裏でひっそりと過ごす派だと
思っていたし
それは、今も思っている。


それでも、自分に問う。

なんで note はじめたんだっけ?
変わりたかったんだよね?

100日続けたnote で感じたことを書いたり
思い切って自分を晒してみたら
フォローしてくださる方も増えた。

とってもありがたいことじゃないか。

同じように生きづらさを抱えながらも
みんなもがきながら

明るい光を探している。

現実の世界では
生きているだけでお金が必要で
物書きとは、少し距離を置き
全然違う世界にいた。

だけど

みりこさんの記事を昨日読んでいて
あ、そうか。

今からだってスタート出来るんだと
気づかせてくれた🥺

この素敵なマンガがたくさんの人に届いたら、わたしもうれしい。


叶うか、叶わないかじゃなくて
もうすでに一歩踏み出していることについてまずはわたしを褒めよう。

思うままにまず、やってみればいいよって
どこかから聞こえてきた気がした。

たいそうな物ではないけれど
カタチにこだらわらなければ

ここnoteでわたしは「物書き」に
少しだけなれているのではないか、と。

それが思い過ごしでもいい。
言霊を信じたい。


夢を語る時、
生まれ変わったらこうしたいああしたいと
そう言う癖がついていたけど

自分という人生の中で
思い切り空を飛んでみたい。

14歳の自分の夢をもう一度
このnoteというステキな場所で叶えたい。

同じ時代に生きている方とのご縁を大切に

そして、14歳のわたしや
おなじ気持ちで日々を過ごす人にも届くといいなと
そんな願いも込めて。

だからわたしは、これからも

テストに出るような大事なことは何も言えないけど

あぁ、わかるわかる!って
首を縦にぶんぶん振ってもらえるような

クスってわらってもらえるような
そんな何かを


難しいことは苦手で語彙力もないし
感覚でしか生きれないけど

修行のあとには、楽しいことも
おいしいものも待ってるよってこととか。

そんな、ちっちゃい何かを記して行きたい。

素敵な企画で
書くことのきっかけをいただいた
関係者の皆様にたくさんの感謝と敬意を込めて。

そして、もちろんいつもここに来てくれている方にもめいっぱいのありがとうを込めて🥺

#noteEXPO2021 ありがとうございます。



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