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【定期】恋愛やモテに役立ちまくる最新データ10選(2022年2月版)

というわけで、最近出てた「恋愛やモテ」に役立ちそうないい感じのデータを10個ほど確認していきましょうー。

1.今度のデートには一緒に体を動かすプランを組みこんでみてはいかが?

あらゆる面で運動が人生にポジティブな効果をもたらすってことはもはや皆ま耳タコでしょう。が、新たな研究(R)では、「恋愛のパートナーと一緒に運動すると恋愛でも大きなメリットが得られるんじゃないの?」って結論になってて面白いです。

これはケント州立大学の研究で、

  1. 対象は恋愛パートナーがいる18~35歳の大学生95人で、週2~3回程度の運動をしている人

  2. 全員にはオンライン調査や2週間の日記などを通して、パートナーと一緒に運動した日とそうでない日における感情の違いをチェック

  3. 具体的には運動中や運動後の気分(幸せ、楽しい、不快etc.)、関係性の満足度等を調べた

みたいな感じになってます。人と一緒に運動するとモチベーションも上がるし継続しやすくなるよねーみたいな話はよく聞きますが、恋愛のパートナーと一緒に運動したらもっと特別な効果を得られるんじゃないの?って話っすね。

で、結論をざっくりまとめると、

  • パートナーと運動すると、一人または友達と運動したときに比べて運動そのものから得られる幸福感のほか、運動中のポジティブ気分の増大と関連していた

  • パートナーと運動した日は日中のポジティブ感情も高くなっていた(ネガティブ感情の低減にはつながらない)

  • また、パートナーと運動した日は二人の関係性への満足度も高くなっていた

って感じ。カップルで運動すると、感情的・社会的にお互い支えあいながら、価値を感じられる目標に向かって時間を共有できるために、メンタルに対して独自のメリットが発生するんでしょう。また、これは運動が続きにくい人が運動を継続するためにもいい方法かもしれないっすね。

もっとも、だからと言ってパートナーに「一緒に運動するぞ!」っていきなり強要することには注意が必要で、研究チーム曰く、

相手にプレッシャーを与えたり、罪悪感を与えたりするようなネガティブなソーシャルコントロールをしてしまうと、かえって運動不足をもたらす可能性もある。

とのこと。あんまり強要すると関係性にも傷がつく可能性もありますんで、一緒に運動するにしてもあくまで二人が心から同意したうえでやりましょうってことで。

そんなわけで、大切な人と一緒に運動をすると、運動自体の身体的・精神的なメリットに加えて、さらに感情やカップルの関係性にも一層グレートな効果が得られるかもしれませんよーってお話でした。


2. 嫉妬心を抑えるにはオキシトシンが有効なのでは?

続いては、嫉妬とオキシトシンの話。オキシトシンといえば、「愛情ホルモン」とも呼ばれ、社会的な絆を強める働きがある神経ペプチドですけど、新しい研究(R)では、

  • オキシトシンの投与で恋愛における嫉妬の感情を和らげることができるのでは?

って結論になっております。心理学的には「嫉妬」ってのは怒り、恐れ、悲しみ、驚きといった複数の感情のミックスで構成されていると考えられておりまして、恋愛関係における適度な嫉妬の感情は、情動を掻き立てることによって関係性にメリットをもたらすってことも報告されているんですよ。もっとも、極度な場合にはDVとか殺人に至るケースもありますから、どうやったら嫉妬の感情を抑えられるか?ってのを知っておくのは重要な問題でありましょう。

これは電子科技大学などの研究で、

  1. 対象は、6か月以上付き合っている70組のヘテロなカップルで、半数の人にはオキシトシンを、残りの半数の人にはプラセボを経鼻投与した

  2. その後、参加者には以下の2つの課題に取り組んでもらった。①パートナーが性的又は感情的に不貞を働いているところを想像する。②サイバーボールゲームと呼ばれる、カップル2人のほかに魅力的な第三者で構成されるゲームに参加してもらい、パートナーが次第に自分ではない異性と多く遊び始める状況を体験してもらう

そんで、興奮とか嫉妬といった特定の感情をどのくらい強く感じたのかを報告してもらったところ、以下のようなことが分かったそう。

  • 2つのタスクの前にオキシトシンを投与された参加者は、嫉妬心や嫉妬に関連する負の感情の強度が有意に減少した

  • これは、オキシトシンが前帯状皮質(感情のバランスと社会的拒絶をモニターするキーとされている脳領域)の活動を調整するためであると考えられる

ということで、あらかじめオキシトシンを投与しておくと想像と現実の両方の場面でパートナーの「裏切り」に対する許容力が高まるのかもしれないって感じっすね。

まあこの研究では参加者の過去の浮気歴とかを考慮していないし、目の前で浮気しているところを目撃されたりとかしたらオキシトシンの効果も弱くなる可能性は十分あるわけですけど、浮気がばれそうなときにはオキシトシンを投与してあげるといいかもしれませんね(?)

真面目に言えば、病的な嫉妬は人口の0.5%~1%ほどが経験するといわれてますんで、オキシトシンにはまだまだ秘めたる希望がありそうっすねぇ。


3. 不安だからスマホを覗くのか、スマホを覗くから不安になるのか?問題

3つ目も嫉妬に関連する研究(R)で、まずは結論から言ってしまうと、

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