マガジンのカバー画像

問うてみてもわからぬぜよのシリーズ

51
運営しているクリエイター

2022年11月の記事一覧

241. 救いはいつでも目の前に

241. 救いはいつでも目の前に

孤独だ
友達、家族、恋人
誰がいても
誰と話しても
何を学ぼうとも
何を経験しようとも
満たされぬ何かがそこにある

いま自分は満たされている、幸福である
そう思うことが「可能な」ときがある
ああこのままいけば私は大丈夫だ、安泰だ
この調子でいければ
そう思いながらも
目を背けることができない
無視することはできない
一抹の違和感や不安
懸命に見て見ぬフリをする
そうしていつしか大きくなったそれは

もっとみる
240. いつかの手記

240. いつかの手記

「生」か「死」か。
白黒つけなければならない問題である。

私にとって「生きる」ということはとてつもなくむつかしい。
しかしながら「死ぬ」こともまた煩わしい。

「自死」について思うところは多々あり、発信したいとは思うものの
その強い思いは憂鬱な精神状態においてまとめ難い。

しかしながら精神状態が多少変化し、「死」についての強い思いは弱まり
書き発信することの必要性を見失う。

故にこのようなこ

もっとみる
231. 上手に生きるとは

231. 上手に生きるとは

ほんとに落ちてるときはあまり人と関わらないようにする
人々はあなたが萎え萎えのときを知ることがない
あなたは飄々としているようにみえる

そんなあなたからすれば皆はいつも幸せそうにみえる
さて

228. もっと笑われるように

228. もっと笑われるように

到底言うことはできぬ
頑張った、などと。

至ってシンプルだ
何かを諦めるに足るだけの代償を
私はまだ払っていない

なるほど特定の時点において多くを捧げた
そのとき持っていた全てを懸けて
なにかに生きようとした

そう言ってもよかったであろうときを憶えている

しかしながらにトータルだ
その線は上下する
今日誇ったその点を
終着点でもまた讃えたい

今日の自分を
明日の自分を
過去の自分を

もっとみる
227. 有り難く在れ

227. 有り難く在れ

自身を省みる必要があると強く感じるときがある
様々なものを失い、いや
捨ててもよいと思えるものが増えると考えてもよいだろう

そうしていまいる地点から動こうとする
日々どこかへ向かおうとはしているのだろうが
あるとき急激にその意欲が強まる

そうして重荷になっている種々のことらをふりほどいて
またどこかへ

その度に何かを学び
故にみえる世界は
そして関わるものが変わる

変わったと思っても
変え

もっとみる