マレーシア マラッカ 水上モスクの夕焼けと、タクシーに乗らないと後悔するという話。 【旅行記】
おはようございます。
私はモスクが好きで、旅先で魅力的なモスクを見つけたら、なるべく足を運ぶようにしています。
イスラム教は偶像崇拝を禁じているので、教会とは異なり、モスクに絵画や彫刻はありません。
私はモスクの建物自体や、モスクの内装や天井を眺めるのが好きです。
マレーシアには、海に浮かんでいるような素敵なモスクがあり、今日は、このモスクと夕焼けを見に行ったときの話をしたいと思います。
水上モスク
マレーシア マラッカにあるこのモスク。
正式名称は『マラッカ海峡モスク(Masjid Selat Melaka)』。
モスクが建っているのはマラッカ海峡の人口島 マラッカ島で、島の端っこの飛び出したところにあるこのモスクは、海に浮かんでいるようで『水上モスク』とも呼ばれている。
街の中心部から4kmほど離れたこのモスク。
バスなどの公共交通機関はなく、どのガイドブックや旅サイトでも、タクシーで行くことを推奨している。
歩いて行ってみた
街から4kmということは、徒歩1時間で行けるはず。
1時間くらいなら余裕で歩けるし、タクシーで行くとゆっくり観光できないと思った私は、歩いて行くことにした。
Googleマップを見ながら、モスクへ向かう。
初めての道だし、方向音痴だしで、30分歩いてもモスクはまだ遠い。
夕焼けに間に合わないかも…と思いながら歩いていたら、自転車屋さん発見。
「マラッカ海峡モスクに行きたいんだけど」というと、「歩くの!?かなり遠いよ!自転車の方がいいよ!」とお店のおじさまに驚かれた。
ちっこい自転車を借りて、モスクに向かう。
自転車最高。
大きい道路をなんとか横断し、人口島への大きい橋を渡る。
マラッカ島
マラッカ島は、なんだかこわい。
島はリゾート開発の途中だそうで、薄暗く ひと気のない建物が建ち並び、廃墟かと思うほど。車は通るけれど、歩いている人は1人もいない。死角が多く、あたりを警戒しながら走った。
自転車借りて良かった…。
モスク到着
無事にモスク到着。日没に間に合った。
白く大きいモスク。
入口のステンドグラスが素敵。
夕焼けウォッチング
モスクが見える海岸。
猫と戯れながら夕焼けを待つ。
ライトアップされたモスクと夕焼け。
ミナレット(写真右端の塔)のデザインも面白い。
帰路へ
だんだん暗くなってきた。またあの道を通らないといけないので、街へ戻ることに。
廃墟のような建物群を通った時、バイクに乗った3人組の男性に 遊ぼうよ、と声をかけられた。
自転車で爆走して去ることができたけれど、ここはタクシーで来るべきところだと実感した。特にひとり旅は。
マラッカ島と陸をつなぐ橋からの景色。
私の相棒。
迷いながら自転車屋さんに着くと、お店のおじさまが外で待っていてくれていた。「遅いから心配してたんだよ」と。
おじさまの優しさが嬉しかった。
とても印象的な 夕焼けとモスク。
行く時は、タクシーを使いましょう。
読んでいただき ありがとうございます。 頂いたサポートは、旅の資金に使わせていただきたいと思います。 また自由に旅行できる日を夢見て。