〈高齢者・こどもおやつ〉スイートポテトを作って食べよう
涼しくなってきた途端、食欲が増し増している デイサービス の看護師 沖山りこです。
私の働いているデイサービスでは、不定期で「おやつイベント」をしています。
いつもとは違うおやつ。手作りおやつや、季節にちなんだおやつを楽しんでもらうイベントです。
先日おこない、好評だったイベントを紹介します。
子どもと作るおやつにも、オススメです。
「スイートポテトを作って食べよう」
材料 20〜25個分
さつまいも 約700g (大1本 中だと2本くらい)
牛乳 300ml
砂糖 大さじ7〜
バター 30g(マーガリンでも)
卵黄 2個
シナモン 小さじ1/2(なくても可)
はちみつ 小さじ1(なくても可 ケーキシロップでも)
黒ゴマ 適量(あれば)
さつまいもを1cmくらいの幅に切って皮をむき、鍋に入れる。(写真は2倍量です。さつまいもが大きかったので、一口大に切っています。)
牛乳を入れ、火にかける。
沸騰したら弱火にし、焦げないよう時々混ぜて、さつまいもが柔らかくなるまで煮る。
マッシャーやフォークで潰す。嚥下機能障害のある方がいれば、裏ごしするかハンディブレンダーをかける。
熱いうちに砂糖とバター全量、卵黄1個、お好みでシナモンをいれ、弱火にかけながら均一になるまで混ぜる。味見をして(してもらって)好みで砂糖を加える。
水分が多ければ、絞り袋で絞れるくらいの柔らかさになるまで火にかけて水分をとばす。
別の容器にうつし、あら熱をとる。冷めたら口金(100円ショップに売っている星型)をつけた絞り袋に入れる。
ホイルカップに、好きなように絞ってもらう。
卵黄1個とはちみつを混ぜ、ハケかスプーンで優しく表面に塗る(つや出し)。黒ゴマをトッピングする。
オーブントースターの200℃(1000w)で、おいしそうな焼き色がつくまで焼く。(5〜15分くらい。大きさや個数による)
水分が少なくて絞れない場合は、40gくらいずつに分け、好きな形(ハートや楕円など)にしてもらい、同じように焼く。
焼きたては熱いので、冷ましてから食べる。
写真は、絞らずおいも型にして焼いたもの。
普段はしない「絞る」という動作は、よい刺激になります。作業が好きでない方も、おやつのためなら…やってくれます。
シナモン(ニッキ)は、好きな方が多いので、入れると喜ばれます。認知症予防にも、良いそうですね。
甘さ控えめのレシピです。砂糖の量を増やしてもおいしいです。
*嚥下機能障害のある方には、主治医の指示のもと提供しています。
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