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下の階からの苦情。もう私は家を買う!

仕事に復帰した4月のある朝、事件は起こりました。

第1子の復職と第2子妊娠の話はこちら↓

”ピンポーン”

復職して数日が経った日の朝、
保育園に向けて出発しようとしていた時でした。

下の部屋に住む、若いカップルがやってきました。

「すみません、もうちょっと朝静かにしていただけないでしょうか」

そうです、苦情でした。

それもそのはず、復職してから起床時間が5時になり
私が起きると、当時1歳の息子も起きてしまい
どうしても早朝から生活音がしてしまっていたのです。

そして当時住んでいたのは築古の木造アパート。
下の部屋の方に大変な迷惑をかけていました。

復職でいっぱいいっぱいだった私は
朝早く起きないといけないのに、生活音を立てられない
そして息子の生活音をなんとか制御しないといけない

ということが大きなストレスとなりました。

そうこうしていたら、6月に第2子の妊娠が分かりました。

ここで妊娠初期のホルモンの影響もあり
私の感情はピークに達します。

もう戸建てに引っ越す!家を買う!!!!


まずは条件整理から

私はまず夫に今の気持ちと、今後の見通しを話しました。

  • 騒音を気にして生活をすることが大きなストレス

  • 集合住宅に住みたくない

  • 第2子が産まれたら今の2LDKでは狭い

  • 第2子が産まれたら今の4階エレベーター無しは辛い

  • 長男の保育園に第2子も入るとなると当分この市からは出ない

  • 住んでいる市がとても気に入っている

夫は、ストレスMAXで荒ぶる私をなぐめる日々だったので
私の意見に概ね賛成でした。
しかし、家購入は簡単に決断できるものではありません。

家を探し始める前に、まず家の条件を夫と整理しました。

  1.  駅から近く、土地の価値が高い場所

  2.  築20年以内もしくはリフォーム済の中古戸建

  3.  どちらか一人だけの給与で余裕をもって返せる額

  4.  第2子が産まれるまでに引っ越すことが出来る

  5.  敷地内に駐車場がある

1.は将来義実家実家がある四国に帰りたい気持ちがあったので
その時に土地だけでも売れるように、
ロケーションを重視しました。

また、会社が電車通勤しか認められていなかったので
駅が遠いのは避けたかったのです。

2.は、土地の価値が高い場所で新築はそもそも予算オーバーでした。

そして、なにより新築というだけでプレミアムな価格になる
現象が、どうにも嫌いでした。

自分が住み始めたことで、建物の価値が下がるというのも
どうしても納得が出来ないのです。

機械である車などが、中古になると値段が下がるのは理解できます。

しかし、家という大きなもので、
壊れていなくても、汚れていなくても
人がちょっと住むだけで100万単位で値段が下がる
あのシステムは、本当に嫌いです。

そしていい土地にはほとんどの場合、すでに家が建っています
運よく取り壊しの土地を見つけたとしても
3.4.の条件をクリアできません。

また、夫も私も実家が築古でした
実家に比べれば築20年の家なんて
もう十分すぎるほど綺麗だと感じられるのです。


私の実家はただでかいだけの、田舎の古い家です。
家の中に野良猫・カエル・蛇が入り込むくらいの
ざっくりした作りでした。

義母は夫が大学入学で家を出たタイミングで
現在の義実家であるマンションを購入しました。
夫が高校生までは古い団地で暮らしていたのです。


3.は、一番大事なお金の部分です。
二人とも正社員で働いているので
ローンをたくさん借りることは簡単でした。

しかしいつまで共働きができるかは分かりません。
産まれてくる第2子が元気に産まれてくる保証もないし
どちらかがメンタルダウンで退職する未来もあるかもしれません。

何より家を買うことで
今のストレスがなくなったとしても
住宅ローンを返すために、何があっても仕事を辞められない
という状況が別のストレスを生むと考えて
一人だけの給与で買える額を算出して、
その金額以下で探すことにしました。

4.は、産まれてしまっては身動きが取れなくなるので
産まれる前までの引っ越しが絶対でした。
6月に条件整理を始め、1月が出産予定日だったので
年内に引っ越しできる物件で、タイムリミットは半年間です。

5.は車を1台所有していたので、駐車場がある物件が必須でした。
近くの月極駐車場を借りるという手はありますが
それだと戸建てのメリットが半減するので、、、


条件を整理し終わったので
次はどの不動産会社に頼むか。

次回は、不動産会社を選ぶところから
今の家に出会うまでを書いていきたいと思います。



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