セルフコンパッションと「大丈夫だよ」のひとこと
最近よく耳にする「セルフコンパッション」をご存知ですか?
慈愛、慈悲、尊厳、自己尊重など、様々な表現が日本にはあります。これらに通ずるのは、「自分を責めるのではなく、かといって甘やかすのでもなく、自らを大切に思う=慈しむこと」です。
この慈しみが、コロナ禍を経てつながりが絶たれたり、自己責任の名のもとに何事にも責められる可能性を抱えて疲弊している現代にマッチしたのでしょう。ここ数年「セルフコンパッション」という言葉で、新たに脚光を浴びているわけです。
セルフコンパッションには、①自分への優しさ、②自分と他者とのつながり、③マインドフルネスの3つの要素があるとしています。
「ありのままの自分を愛し、受け入れる」と表していますが、苦しいことや嫌な自分も含めて「ありのままの自分」を認めてあげることからすべてが始まります。
なかなか難しいと感じるかもしれません。特に日本人は自分にも他人にも厳しく、規範や礼儀を重んじ、他者に迷惑をかけてはならないという文化を持っているので、自分を許す・認める・慈しむということが素直にできない方もたくさんいらっしゃるわけです。
でも、古くから神道や仏教を大切にしてきたのも日本人なんです。神様仏様の前では素直に自分の心の声に耳を傾け、ありのままの自分と向き合うことを昔から続けてきたんです。瞑想や座禅はその一端です。
これこそマインドフルネスですし、自分の心の声に耳を傾けるのがセルフコンパッションの入口です。つまり日本では昔からやってきた営みなんですよね。
SNSなどを通じて常にネットの向こう側の人たちとも比較され続ける現代は、心の疲弊度合いは計り知れないものになっています。
そこで、新たなトレンドとしてセルフコンパッションが注目された……というのがその実ではないかとわたしは考えています。
では、何をすればよいのでしょう?
いろいろな方法がありますが、わたしは「大丈夫だよ」と自分に声をかけてあげることと、両腕で自分を抱きしめる「セルフハグ」から始めることをおすすめします。
「大丈夫だよ」って人にはいうものの、自分に向けていうことは少なくありませんか?
わたしも先日からミスだらけの自分を責めてばかりでしたが、その一方で「きっと大丈夫」と自分に声を出して慰めてあげていました。
すぐにはどうしようもないことと考えたら、悩んでも答えが出ないことに気づいたんです。だから開き直って週末は考えることをやめて「大丈夫だよ」って言い聞かせてあげたんですね。まるで、子どものように泣きじゃくって震えるちっちゃいおかちんに、大人のわたしが優しく声をかけるかのように。
そうしたら不思議と心が軽くなって、週末の学びや出会いを楽しむことができたんです。
さらにお風呂のや寝る前のベッドの中で、自分をギュッと抱きしめてあげました。大人になるほど、誰かから抱きしめられる機会は減りますからね。だから自分で自分を抱きしめる「セルフハグ」をしてあげるんです。
わたしの経験上、セルフハグの効果は非常に高いと感じています。つらいときや苦しいときほど効果抜群です。
声がけにしてもセルフハグにしても、自分を慈しむ行為だとわたしは捉えています。難しい理論よりも、まず簡単にできることから。それがわたしの「セルフコンパッション」かな?
早速今日からやってみてはいかがでしょう?
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