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昨日は3ヶ月ぶりに対面での地区会でした。
三連休中日ににも関わらず、わざわざお集まりくださったみなさんに感謝でいっぱいです。

今回は人生すごろく金の糸の体験会。
今年2月3月と続けて行ったイベントのアレンジ版です。

すごろくを楽しみながらも自分の人生をふりかえり、経験を紡いで自分らしさを探求するというゲーム感覚の学びです。まるで、自分らしさのかけらを探して子どものころにタイムスリップするような感覚があります。

キャリアコンサルタントとしての腕を磨くためには、カウンセリングをたくさん行えばよいというものではありません。
自分を見つめ直し、自分らしさを探求することの楽しさや難しさ、目をそむけたくなるような自分の弱さとも向き合いながら、真摯に自分と対話することが重要です。
相談者に対してそうやって向き合うことを勧めながら、自分は嫌だからやりませんというのでは、本当によいキャリアカウンセリングは提供できるはずもありませんから。

今回の学びでも、楽しい思い出だけでなく、あまり心地のよくない経験を語ることもあり、改めて自分をじっくりと見つめる場面があったようです。
それすら学びに変えていく……というのが、わたしたちが専門性を高めるうえでの真摯さではないでしょうか。


もちろん、過去をふりかえるばかりでは先に進んでいくことはできません。これからどうするかを戦略的に考え、よりよい未来の選択ができるように支えることも、キャリアコンサルタントの仕事です。

ですので、こういう過去をふりかえる学びにいまひとつ面白さや魅力を感じない方もいらっしゃいます。それよりも未来志向の対話を楽しみたいということなんでしょうね。

でもその裏には「過去を語りたくない」という自分がいるのかもしれません。もしかすると見たくない部分や、思い出すといまの自分が否定されるようで嫌だとか、そういったネガティブな部分が潜んでいて、向き合うことが怖かったり避けたいという気持ちが強いのかもしれません。

つまり、「語りたくない」と言うことで自分を守ろうとする『防衛機制』が働いていると考えらえるわけです。

そこにもまた、自分らしさが潜んでいる……そう思うと、語られないことの見方も変わってきますよね。


もちろん無理やり語らせることが良いとは言えません。
ですが、きちんと向き合わないままに先へ進もうとすると、何かをきっかけに目を背けてきた自分と出会ってしまった瞬間、自然な自分でいられなくなってしまうこともあります。
もしそれが相談者の語りをきっかけに呼び起こされてしまったら……キャリアカウンセリングどこではなくなります。

だからこそキャリアコンサルタントとしては、自分をふりかえる機会にはしっかりと見つめ直して、見たくない自分や避けたい記憶と向き合い、きちんと咀嚼して自分の経験として受け入れる訓練をしておく必要があると、わたしは思っています。
「いまだから話せる話だけど…」と言って、(酸いも甘いも含めて)思い出を語れるようになると理想的なんですけどね……


来月は両立支援の学習会、再来月は経験代謝ピアトレを対面で行います。
しばらくは静岡⇔長野の活動が増えそうです。里帰りも兼ねて楽しみながら学びの機会を育んでいくつもりです。



#明日も佳き日でありますように
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