「取り返しがつかない」とは？

ここのところ、いくつかミスが続いて迷惑をかけっぱなし。

昨晩も順番を飛ばしてしまったことを事後に指摘されて気づくというミスをやらかしてしまい、一昨晩は1ヶ月以上前にやらかした単純ミスを発見するというできごとがあり……

どちらも今からでは「取り返しがつかない」ミスです。もちろん今から謝って許しを請うこともフォローすることもできます。でも、なかったことにはできないし、確実に迷惑をかけてしまったという事実は変えられません。

ところで「取り返しがつかない」とはどういうことなんでしょう？

“何を”取り返えしたいのか
“何を持って”取り返したと言えるのか
取り返すことで“何を”満たしたいのか
……そんな問いが頭をよぎります。

恐らく、失った“何か”があると感じたため、再び“何か”を手に入れることを「取り返す」と例えているのでしょう。

わたしにとって取り返したいのは「信頼」です。

信頼を失うことで、二度とわたしに期待してもらえない、誰かの役に立てないという状態が怖くて仕方ありません。

人から見放される、見捨てられる、呆れられる、がっかりされる、ということを極度に恐れています。というのもこれは子ども時代の苦い思い出が原因にあり……

ところが、わたしは他者のミスに対して信頼を失うかと言われると、そんなことはありません。多少ミスをしても、期待した結果が出なくても、信頼を失うことはありませんし、次につながるようにフォローすることも忘れません。むしろもっと応援したくなりますし、一緒に乗り越えていこうという気持ちになっていきます。

なのに、逆になると信頼を失ってしまうという怖さが拭えないんですよね。それほどまでに、幼少期の体験が強烈な記憶として残っているんでしょう。見たくない自分がいるのは明らかですし、以前この話についてカウンセリングを受けたときには涙が止まりませんでしたし……うまくいまの自分と統合していくことが必要でしょう。その一歩として、まずは信頼を失うことの恐怖を克服しなくては……

ちなみに今回の失敗はいずれもわたしから謝罪し、これからの行動で取り返していくことになりました。同じミスを繰り返していては話になりませんので、いかにして予防策へと変えていけるかが勝負どころです。いわゆる「修整（テーラリング）」がわたしの課題です。

さて、明日は別の学びがあるので、それを乗り切ったところで、今回の反省を活かして「信頼を取り返すための行動」を行っていきます！

#明日も佳き日でありますように
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