いらぬこだわりを捨てる
知っていること、わかること、できることだと、つい夢中になってしまうわたしです。
とことん細部に至るまでこだわって作り込み、じっくりコトコト煮詰めていってわたしらしい味付けをして仕上げていきます。
たぶんこのスタイルが好きで、これまで良い効果を発揮してきたこともあり、「こだわることはよいことだ」と感じているのだと思います。
ですが、先日とある方との話し合いの中でふと、「おかちんらしいですね」って言われたんです。
このときは文脈から良い意味でおっしゃってくださったのだと受け取りました。
ですが時間が経ち、徐々に自分の中で「良い意味として受け取ってやり過ごしてよいのだろうか」という思いが湧いてきました。
『こだわることは良いことである』
そう信じて生きてきましたが、果たして本当にそうなのかな……
もしかしたらこだわることで良くないこともあったのではないかな……
かえって迷惑をかけたことはなかったかな……
そんな考えが巡るようになりました。
そう言えば以前、わたしが責任を持ってやり遂げなければならない大仕事の際、それこそ徹夜して直前まで完璧なものにしようとこだわり続けたことがありました。
当時は「任された以上は自分がやり遂げなければならない」と捉え、なんでも抱え込んで「他人に頼る」ということができませんでした。
結果として、進捗状況が周囲と共有できず、ますます一人で抱え込むことに……
そこでまた変にこだわって、ますます「一人でなんとかしないと」と焦りがミスを生む始末に……
結局、その仕事は一応無事にできたのですが、思い描いていた満足感はなく、むしろ反省の念しか湧いてきませんでした。
なんで素直に頼れなかったんだろう……
なんで助けてって言えなかったんだろう……
なんで余計なところにこだわり続けたんだろう……
後悔は日に日に大きくなり、いまでも心がチクッとする、自信を失った苦い思い出となりました。
時を経て、いまではできないことは頼るようにしていますし、みんなで取り組むことをよしとするようになったため、以前よりはこだわりすぎる面は減ってきたと思っています。
ですが、先日の「おかちんらしい」という言葉に妙に引っかかるのは、きっとこだわりが強すぎることを薄々感じるような“何か”があるんでしょうね……
『こだわりを持つことは素晴らしいこと。でもこだわりすぎるのは迷惑なこと』
いまの意味づけはこんな感じですね。
程よく、いらぬこだわりを捨てることが、ちょうど良いバランスなのだと思います。これからも様々な活動を行う上で、抱え込み過ぎないくらいでこだわりを発揮して、「おかちんらしく」ありたいと思っています。
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