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ファミレスはボクらの居場所だった
ファミレスといったら
・安い
・ドリンクバー
・24時間営業
・おしゃべり
・集合場所
といったイメージが思い浮かぶ世代です。
で、だらだらと過ごせる居場所がファミレスではなくなってきたという気になる記事を見つけました。
端的にいえば、ファミレスの空間の優位性とは「だらだらできる」ことにあり、それが低下してきたのではないか、ということだ。
また、星野源は2024年4月2日のオールナイトニッポンを、深夜のファミレスから生中継した。星野は「深夜のファミリーレストランが大好きなんですよ。(中略)その時にだべっている感じがすごく好きなんですよ」と言っている。
興味深いのは、特に日本での出店を広げている「スターバックス」や「コメダ珈琲店」は、「だらだらいる」、つまり「長居」する客をある程度想定したビジネスモデルを作っていることだ。
こうしたチェーン系カフェが増えてくるのに伴って、ファミレスで「だらだら」していた人々が、カフェに移っていったのではないか、と。『THE3名様』の舞台は深夜のファミレスだったが、現代の若者が「だらだら」とおしゃべりするのは、チェーンのカフェになってきているのではないかと。
……た、確かに!!
やたらとスタバが混んでいる理由はここにもあったんですね。
考えてみれば、ネットも実質自宅からでしか繋げなかった時代。お金もなく暇を持て余している若者の行き着くのは「安くて長く居られる場所」でした。代表格は、ファミレス・カラオケ・ゲーセン。中でもファミレスはドリンクバー+ポテトのワンコインで何時間も居られる最高の場所でしたね。
高校時代の仲間とおしゃべりしていたら中学の同級生が来て、いつの間にか一緒になっておしゃべりしていた……なんて経験もあるんじゃないでしょうか?
サードプレイスとしての機能はファミレスが担っていた時代は確実にありました。
いまの時代に同じく「ワンコインで長く居られる場所は?」と考えると……確かにスタバやタリーズなどのカフェが思い浮かぶかも。
仕事や勉強する人もいれば、読書を楽しむ人、スマホで遊ぶ人、友達との会話を楽しむ人、などなど思い思いに過ごしています。
回数券やおかわり半額などのサービスを併用すれば、それこそ1日中いられそうですし。
もちろん記事で言及しているように、働き方改革によって長時間・低賃金の労働環境が改善されたため、ワンコインというあり得ない安さが維持できなくなったことは事実でしょう。さらに人手不足で働き手がいないからこそ、営業時間を短縮せざるを得ず、また長居を避けて回転率を上げる必要があります。
そう考えると、わたしたちの世代(昭和40〜50年代)にとってのファミレスの役割は、カフェなどに移り変わったのかもしれません。
カラオケ終わりの深夜のガスト。
散々しゃべって笑って……
朝方まで過ごしていた青春時代の居場所。
やっぱりファミレスはこのイメージが強いかな(笑)
#明日も佳き日でありますように
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