迫り来る「インフレ」。 ー 「減少するお金」の奪い合い?
標題添付のグラフはFRBが金融政策決定において重視している「コアPCE価格指数」。迫り来る「インフレ」の足音は次第に大きくなっており、こういう指標をベースに「テーパリング」の議論をしている。一部「9月FOMCで議論を集約し、11月開始に向けて準備」と報道されているが当然だろう。
これは米国に限った事ではない。例えば高インフレに苦しむブラジル ↓
CPI(消費者物価指数)は二桁@10%に迫り、10年国債は@11%超。利上げを続けてもインフレは収まらず、市場に ”もっ