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「損切丸」ー 金利編

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かつて「金利」を専門としていた「損切丸」がマーケットでの専門知識を生かして書いたnote。
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記事一覧

「高金利時代」再び? - 「インフレ」>「景気減速」の金融政策

 PMIの減速で 「利下げ」の ”芽” vs しつこい「円安」|損切丸 (note.com) と期待した矢…

損切丸
3時間前
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”みんなと一緒” では乗り切れない - 日本人はもっと「リスク」について勉強した…

 イギリス人の同僚がよく使っていた言葉だ。 "No Risk & No Return" "High Risk & High Retur…

損切丸
1日前
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「利下げ」の ”芽” vs しつこい「円安」

 PMIの大幅な減少は昨年8月以来でやや意外感があった。価格や雇用指数を見ても、まんべんなく…

損切丸
2日前
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「インフレ」は成長する - イギリス、アメリカの経済史に学ぶ

 現在こう呼ばれているのはドイツだが、1960~1970年代にはイギリスの呼称だった。歴史を振り…

損切丸
3日前
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まるで ”モグラ叩きゲーム” - 苦しむファンド・トレーダー

 参照: 溢れる「過剰流動性」の "器" - 「逆イールド」の米国債 → ナスダック → ビット…

損切丸
3日前
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どうした?「マグニフィセント7」

 参考: 米国「株」本当に強い? - ”マグニフィセント7” その影響力は?|損切丸 (note.c…

損切丸
6日前
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「利上げ」が先か「株安」が先か - 「投機」は「円安」ではなく「日経平均」?

 「利下げ」が先か「株安」が先か|損切丸 (note.com) ではアメリカとFRBの事を書こうと思ったが、それより先にまさか「日経平均」がここまで落ちるとは...。完全に想定外(ごめんなさい)。これでは日本版:「利上げ」が先か「株安」が先かになってしまう  今回の急落にはいくつか背景が考えられる  まず "主役" はファンドを中心とした海外勢だろう。「新NISA」の「お金」も入っているだろうが「オルカン」(オールカントリー)やS&Pが人気だった事を考慮すると国内勢の "

"積み上がっているモノ" は何か? -「金利」との比較

 このところの日経平均の急落で「新NISA」を始めたばかりの方はマーケットからの "洗礼" を浴…

損切丸
8日前
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もう「円安」だけで「日経平均」は買えない - 「円安」を止める "鍵"

 はっきりした「ドル建日経平均」戦略Ⅲ - ヘッジファンド ”恐るるに足らず”|損切丸 (n…

損切丸
9日前
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「利下げ」が先か「株安」が先か

 予想を大きく上回った米小売売上高 ↑ をきっかけに米国債は急落。まあ物価が上がっている…

損切丸
10日前
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"チャイナプレミアム" の出現と中国の苦況

 かつて日本のバブル崩壊後 "ジャパンプレミアム” という現象が起きた。筆者は英銀に転職し…

損切丸
2週間前
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止まらない「過剰流動性」ゲーム - バローメーターはビットコイン

  "CPIショック" はちょっと大袈裟だが確かにマーケットの雰囲気は一変した。特に米国債とJGB…

損切丸
2週間前
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続・想像以上にしつこい「インフレ」

 想像以上にしつこい「インフレ」|損切丸 (note.com) の続編  注目の米CPI ↑ が出た後…

損切丸
2週間前
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「インカムゲイン」と「キャピタルゲイン」

 「投資」の考え方としては大きくこの2通りになる:  A.「インカムゲイン」(Income Gain)  「金利」「配当金」など定期的に得られる収入を目的とした「投資」。 ”サラリーマン大家” など家賃収入を目的とした賃貸アパートなどもこれに当るが、日本人はとにかくこっちが好き。「高利回り」と言われるとつい手が出てしまう。定期収入 ≓ 安定利益と勘違いしている点も多分にある  B.「キャピタルゲイン」(Capital Gain)  買った「投資」資産の値上がりで得られ