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おいしそうな森®︎〜アグロフォレストリープロジェクト〜が目指している世界

おいしそうな森を立ち上げるきっかけに至るまでには
かなり長い道のりがございまして
自分が設立して10年以上経つ
日本人の主食である「お米」を「コミュニケーションツール」として
展開している「GOHAN PROJECT」で培った
「食」や「都市農業」「コミュニティデザイン」など
リアルの現場で直面した経験において感じたことや
社会課題と向き合ってきたからこその危機感も踏まえた
当事者としてのアイデアや発想が
全てと言っても過言ではないと考えております。


個人的にはマンション開発により田んぼの沢の水が枯れた経験など「森林」と「水」の関係も実感しており、森×食・農の在り方も見直すきっかけになっております。

私が考えている「おいしそうな森の環境研究所」を
立ち上げた意義としましては・・・。

本質部分を言いますと
「環境破壊」「森林伐採問題」
「気候変動による食糧危機」
「農業・林業における後継者不足」
「原油高騰による化学肥料・農薬の高騰」

「生活用品・食料品の一般家庭の負荷大」←一般人の生活にも影響が!?今ここ。
など
それまでリアルに自然に触れる機会が少ない都心部での生活で
目の前の仕事や生きることで精一杯の忙しさもあり
環境問題も人ごとと捉えていた
一般人にも「物価上昇」という波が押し寄せはじめている現状。

環境問題や課題が積み重なって現状に至る形ではありますが
2020年のコロナ禍とロシアの戦争などWパンチで
その問題は経済的にも加速しているのではないかと思い
将来、日本でも起こるかもしれない「食料危機」にも
いかに危機感を持って取り組むべきかとも思っております。

「アグロフォレストリー」をはじめとする
その地域にあった最終的に森に返す循環型の農法を用いることで
環境・森林保全、オーガニックでも健全で豊かな土壌、食料確保、など
未来を考えた古くて新しい農法を目指してます。

それは、規模感で考えると「日本だけの問題」ではなく「地球規模で考えるべき」と思っているので
岡山大学との連携をはじめ
他大学や研究機関など
国内外のアグロフォレストリーの専門家をはじめ
環境、林業・農業などジャンルを横断する領域の
専門家を集結したプラットフォームを目指せたら・・・と思ってます。

高橋桂子(みなむすGOHAN PROJECT 代表)