キノコどーこだ?【奥入瀬 24/3/27】
この写真のどこかにキノコが生えています。
さて、どこに生えているでしょうか?
冒頭の写真では見つけさせる気はありません!
ここで見つかっちゃったらつまらないから!笑
徐々にズームアップしていきます。
写真のピント位置でお察しかもしれませんが、キノコは切り株に生えているわけではありません。
よ〜く見ると白いのがいませんか?
正解は〜〜〜?
切り株の上に落ちていた木の実の殻の中に生えていたのでした〜!
本当に当てさせる気なかったんですね!と、怒られてしまいそうですが笑
分かる人には一枚目でも分かるはず。
写真をタップして木の実の中を拡大すると、かろうじて白いのが写っていることが分かります。
この殻はブナの木の実の殻(正確には【殻斗:かくと】と呼びます)なんですが、なんとブナの殻斗からしか生えてこないキノコが存在するんです。
ブナの殻斗はだいたい親指の第一関節ぐらい。
この白いキノコが発生するのは雪解け直後の頃。
ブナの足元をよく探すと、白い毛が生えたような殻斗がだいたい見つかります。
存在さえ知っていれば意外と見つけやすい。
冒頭の写真は背景の雪が大きなヒント。
雪解けの頃に生えるキノコってなると結構限られるよなぁ…
あ、ブナの殻斗があるぞ?むむむ?
と、気付くはず…なのです。
ホントに気付くかな…
明日ガイド仲間で実験してみよう笑
ブナの殻斗からしか出ないキノコ、その名も
「ブナノシロヒナノチャワンタケ」!
…なんですけど、私が見つけたこの白いキノコ、なんだかちょっと違う気がする。
ホンモノは頭にお椀状の傘があるんですけど、この白いキノコにはありません。
未熟なだけだろうか?
う〜ん…明日また確認してみよう…。
THEブナノシロヒナノチャワンタケはまた今度見つけられたら改めて紹介したいと思います。
キノコは調べても分からずじまいで終わることが多いので、あんまり躍起にならずに寛大な心で楽しむようにしています。(自分に甘いだけ?)
キノコの世界は底無しに深いのです…。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?