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頑張るヤシと日本人

こんにちは


今日は「応援したくなるヤシ」というお話をしたいと思います。


これ何を言ってるのかと言いますと、


台風10号で鹿児島県の枕崎市の宿泊施設のライブカメラの映像のお話です。


それは、ビーチに1本のヤシが生えていて、台風のたびにいつもライブカメラで映されるみたいなんですね。


それを見て、視聴者の人が、「ヤッシー頑張れえ!」とかっていう応援のコメントをしたりするみたいなんです。


なんかものすごく日本人らしく、ほっこりするなと思っています。


その地元の方とか、ライブカメラ映像を見慣れてる人からすると、もうおなじみのヤシの木みたいなんですね。


夜。このヤシの木、さらに映っているビーチ、その向こうには街並みがあって、停電するまでそのヤシの木の映像が映ってたりした。


で、


停電が復旧したら「ヤッシー!無事だったか!」、「よかった。無事良かったね!」みたいなコメントがついたりした。


なんというか、


理不尽な目にあってるところを、一生懸命頑張ってる姿ってゆうのは、なんだか応援したくなる。


前に外国人が言ってたのですが、


「日本のドラマだったり、映画やアニメの少年少女は、なぜ制服姿でよく走るのか? 」


みたいなことを言ってた。


外国人にはそういう風に見えるのかって思ってるんですけど、


日本人からすると、少年少女が一生懸命走る姿とか、何か大きな困難から逃げるとか、大きな目標を追いかけてる姿とかっていうのがなんか高く評価されがち。


正直僕自身も、やっぱり応援したくなる。


『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』の普段フザケてるんだけど必死な、しんちゃんに感動したりする。


今年は阿波踊りや、よさこい祭りとかを見てたんですけど、小学校低学年の子とか、まだ踊れないんですけど、一生懸命に観客の前で踊ったりするんです。


すごく応援したくなる。


みんな一生懸命写真を撮る。


外国人も日本人もみんなニコニコしながら、彼ら彼女らを撮影していたりする。


何かこう人には弱いものが一生懸命やってる姿とか、立ち向かってる姿っていうのはやっぱり大きなエネルギーになっている。


それが今回の台風で煽られてるヤシの木でさえも。


そういう風に感じられるのが日本人ぽかったりする。


これが逆に折れてる樹木の映像とかが流れるとなんか痛々しい気持ちになる。


まったく知らない、他県の樹木でも何かこう痛々しい感じがしちゃう。


今回のニュースみたいなのは大きく取り上げられることもないですけど、というか取り上げられることがないので、なんか取り上げてみたいなって気持ちもあったんですよね。


というわけで


台風10号に煽られて一生懸命耐えているヤシの木を応援する日本人の精神性のお話をしました。


それではまた!


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