広島県民がオススメする広島名物!
この春、愛しの愛媛県から故郷広島に赴任になる私。
今夜は仕事の引継ぎで8年ぶりの広島を過ごしている。
愛媛に負けず劣らず広島も観光の人はとても多い。世界遺産の宮島や原爆ドーム、zoom zoomスタジオなどなど、訪れる人も多い。
ほとんどの人はお好み焼きや牡蠣などを召し上がる事だろう。最近では汁なし担々麺のお店も増えてると聞くが、もともと担々麺は名物だった訳ではない。
ちなみに地元民はお好み村やみっちゃん等でお好み焼きを食べることはほぼない。
40年広島市で暮らした私ですら、食べた事がない。
基本的に皆、自宅の最寄りのお好み焼き屋さんで食べるのが通常で、せいぜい700円くらいなものだから、1,000円越えのお好み焼きには手が出せないのだ。
それでは地元民が愛する広島ならではの食べ物をどうぞ!
①「むさし」の山賊むすび
広島市内に幾つか店舗がある「むさし」。広島市民でむさし経験が無い人はいない。
そして100%全員がむさし大好きだ。
とにかくむすびが異様に美味い。山賊むすびは、市民なら誰しもが喜ぶだろう。
サンドウィッチマンの2人も広島に来たら必ず食べるとラジオで公言するおむすびだ。
食べるなら「山賊むすび」か「若鶏むすび」を強くオススメする。
②「陽気」の中華そば
私が生まれ育った中区江波という町にある歴史の古いお店だ。メニューは中華そばしかない。
恐らく広島市内で全年齢アンケート取れば間違いなく1位になるだろう。
私も物心ついた頃から食べ続けているが、ここほど美味し中華そばは未だに食べた事がない。
暖簾分けした店舗が幾つかあるが、そちらはイマイチ。本家本元の江波で食べるべきだろう。
夜しかやってないので、そこだけ気をつけて欲しい。
③「ちから」のうどん
むさしと並んでソウルフードと言ってもいい。
店舗数が多いので最寄りの店舗を選んで行ってみて欲しい。
しっかり出汁の効いたうどんは絶品。私が特にオススメしたいのはカレーうどんと肉うどん。
行くと毎回「どちらにすべきか」と迷う程に美味い。
④「福本食堂」のせんじがら
10年程くらい前から地味に認知されてきた「せんじがら」。ホルモンをカリカリに揚げて塩をふったシンプルなおつまみ。
干し肉に近い食感だが、病みつきになる。
よく駅や高速のSAで売られてるが、正直あれはせんじがらと呼ぶに値しない(キッパリ)。
もともとは広島市西区の一部でだけ売られていた超ローカルな食べ物。食肉関連の工場が多い地域でだけ売られていたのだが、福本食堂さんで売られてるものが個人的に一番好き。
食べすぎると顎が痛くなるのだが、本物のせんじがらを食べたい人は福本食堂さんへGOだ。
なお、駐車場はないが店前で停めて、すぐ買えるのでサッと買ってサッと去ればいいと思う。
⑤「高津堂」のもみぢ饅頭
広島といえばもみじ饅頭だが、元祖は高津堂だ。
異論反論はなく、にしき堂さんや他のお店の方も認める本家本元である。
多くのもみじ饅頭と違い、とてももっちりしていて食感は広島銘菓の「桐葉菓」と似てる(というか桐葉菓が後発)。
季節ごとにいろんなもみぢ饅頭を提供されており、本店で色々選びながらバラで買うのがオススメ。
もみぢ饅頭のイメージが一新されると思う。
⑥洋酒ケーキ
三次市「三上貫栄堂」
府中市「くにひろ屋」
どちらも広島市からかなり離れているので店舗より取り寄せが良い。
愛媛県松山市姫原のフジでも売られてるので、愛媛の方はそちらをオススメする。
カステラを洋酒でずぶ濡れにしたようなお菓子だが、とにかくやめられない美味しさだ。なぜもっと有名にならないのか不思議でならない。
私が土産で渡した人達は皆一様に虜になった。
騙されたと思ってお試しあれ。
まだまだ地元の人しか知らない美味しいものはあるが、今夜は眠くなったのでここまで。
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