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紙の本はもう古い?「デジタル読書のすすめ」出版の最終段階になりました。

ここ1年半をかけて準備を進めてきた「デジタル読書のすすめ」が出版直前となりました。

デジタル本 vs 紙の本」の結論がこの本で出されます。

タイトルは・・・

デジタル読書のすすめ: 深層読書とナレッジベースがあなたの脳を覚醒する

以下の4つの観点から、紙の本の時代は終了を告げ、なぜデジタルの読書が新しいパラダイムとして登場するのかを切り込みます。

紙の本が完全に限界点をむかえた理由
深層読書(ディープリーディング)が脳を覚醒する
・クリエイターの想像力を掻きたてるナレッジベースとは?
知識収集からアウトプットまでの一貫したプロセスが手に入る!


9月25日(土)にAmazonからリリース予定です。

出版間近となり本の表紙もできあがってきました。

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【デジタル読書のすすめ】のたどってきた道・・・

さて、なぜ完成までにこれほどの時間がかかったのか。あらためて振り返ってみました。

実は当初は昨年早い段階で、別の形でお届けする予定でした。しかし、調べていく内に、深い落とし穴のようなものにハマってしまったのです。

そこから抜け出すのに、1年半かかってしまいました。

どんなことがあったのか、今回、その全てをこの本の中で展開していきます。


これまで読書は紙の本でといわれてきましたが、本当にそうでしょうか?

職場や毎日の生活が急速にデジタル化される中、個人の知識の整理が危機的状況となっています。

紙の本の読書というインプットから、アウトプットとして結果を引き出すプロセスには大きく致命的なボトルネックがあるのは明らかです。

しかし一方で、デジタルとなった大量の情報は洪水となって脳の処理能力を遙かに超えてしまっています。

本書は、過去6年間の読書サイトの運営と執筆活動、みなさんから頂いたコメントやアンケートの結果など、全ての経験を注ぎ込んだものです。


明らかになったデジタル化の課題

今回の執筆を通して明らかになったのは、コロナ禍で職場がますますデジタル化の加速がすすむ中、個人のレベルではまったく対応ができていないということが鮮明に分かったことです。

東京脳神経センター 脳神経外科医 天野惠市氏によれば、「デジタル情報過多シンドローム」という症状が、情報氾濫で日々のビジネスや生活が仕事を遅延させ、個人の記憶を大きく機能低下させています。

これは働き盛りの30代から50代のビジネスパーソンに急増しています。より多くの情報を調べるほど正解にたどり着けると思い込み、やがて迷宮に迷い込むという悪循環から起こります。

最悪の場合、「オーバーフロー認知症」と呼ばれる脳の機能障害の症状が現れます。これは、あまり知られていない急速に進むデジタル化の負の側面です。


あのうわさのAIが、あなたの仕事を奪う?

最近はデジタル化だAIだと、世の中が騒がしくなっています。

リモートワークで自宅待機とか、ペーパーレス化で「はんこ」がなくなるとか、今回のコロナ禍が一気に世の中を変えてしまいそうな勢いです。

実際に、AIやデジタルツールの導入で変わりつつある職場の状況が報告されています。3つばかり紹介します。

1. AIでアニメの色付け作業を自動化 作業時間を10分の1に!
2. ライフ、AI需要予測を導入 作業時間を年間20万時間も削減!
3. 茨城県庁、新型コロナ協力金の処理時間を約80%も削減!

なんか、世の中が一気に変わってしまいそうな勢いです。


でも、実は私たちはすでに、どっぷりとデジタルの読書にはまっています

考えてみれば、朝から晩まで暇さえあれば、私たちはスマホの画面にかかりっきりです。SNSの画像やマンガもありますが、多くはニュースやブログなどの文字が中心です。

実際に、紙の本ばかりか新聞や雑誌を紙で読む機会は激減しています。でも、私たちが必要とする情報はスマホやパソコンの画面からドンドンと大量に入ってきているのです。

でも、問題は画面に表示された情報は、画面が切りかわれば消えてしまうことです。しかも、つぎつぎと表示されるタイムラインのニュースや投稿は、二度ともどってみることができないかもしれません。

読書やニュースの購読など、あらゆる情報に飢えていながら、集めた情報の整理や使い方がないといえます。読んでも読んでも、ザルのように抜け落ちてしまうのです。


AIの仕組みを利用して、デジタルな本を「深掘り」して読みこなす

実際のところ、これまで「デジタル」で読むための(すくなくとも本格的な)読書術に出会ったことがありません。

私たちは、デジタルな本の読み方を知らない・・・。

これが、私が今回の本の執筆で「どハマり」におちいった理由の1つです。そしてついに、その抜け道が見つかりました。

それは、AIの仕組みを利用して「深掘りの読書」をするというものです。

これをする利点は次の通りです。

1. これまでの何倍も本から知識を得て深掘りできる
2. 読書から得た知識を「忘れない」で記憶に残すことができる
3. 蓄積した知識を簡単かつ強力に「整理」して取り出すことができる
4. 知識の深掘りから新しい発見と創造力を発揮する道筋が現れてくる

自分で書いていても、なにか「うますぎる話」に思えてきました。

もし、眉唾だと思ったらすいません。

しかし、これを今回、表紙の副題にもあるように次の4つのポイントから解決していきます。

・紙の本が完全に限界点をむかえた理由
・深層読書(ディープリーディング)が脳を覚醒する
・クリエイターの想像力を掻きたてるナレッジベースとは?
・知識収集からアウトプットまでの一貫したプロセスが手に入る!

一体どのように?

それは、このあとからの配信と9月25日(土)のライブWEBセミナーで明らかにしていきます。

詳細はこちらから・・・

 大山賢太郎【デジタル読書のすすめ】出版記念セミナー

現在、同日9月25日(土)の販売開始に向けて、本の最終化の真っ最中です。

私、大山賢太郎は、このあとからもデジタル読書術や知識の整理、知的なアウトプットについてシリーズ化してお届けしていく予定です。

ぜひ、ここまでの感想や今後のご希望などお気軽にお知らせください。


【追伸】

9月25日(土)に無事出版となりました。詳細はこちらから。

デジタル読書のすすめ: 深層読書とナレッジベースがあなたの脳を覚醒する



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参照の記事:

デジタルトランスフォーメーション(DX)

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