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東京夕焼けコレクション
どうもO太郎です。
東京に住んでいると立ち並ぶビルの陰に地平線が遮られて、夕焼けを見る機会ってなかなか無いんですが、いつでも見れるわけではないからこそ見たくなりますよね。
実は東京でも綺麗な夕日を眺められるスポットはいくつもあって都会らしい景色と合わせて夕焼けを楽しむことができます。
ということで今回は東京で見られる夕焼けスポットを巡っていきます。
▼荒川河川敷~四ツ木駅~
京成電鉄の四ツ木駅は都心から荒川をってすぐの場所にあります。
駅を降りて5分も歩くと河川敷に到着。
この場所は荒川越しにスカイツリーが目の前に見える絶景スポットです。
大きな河のおかげで開けた空が夕焼けを見るのには最高なロケーションですね。
都心方向を眺めればスカイツリー。左右には荒川を渡る大きな橋が伸びています。
広い河川敷も魅力の一つですね。
雨が降ると大きな水たまりができて、周りの景色を写してくれます。
雨上がりの夕暮れ時にしか見られない特別な景色です。
夕焼けといっても時間によって空の色が大きく変わります。
上の写真は日没20分くらい前の頃。まだ空は青が多く残ってますね。
日が沈み切ると地面と空の境界線が真っ赤に染まります。
日が暮れて30分もたてば残っている赤色はわずかになって、そのタイミングでスカイツリーのライトアップは始まって、夕景から夜景に変わっていきます。
大きな空とスカイツリーが楽しめる荒川河川敷は水たまり越しに反射する景色を楽しめる、雨上がりがおすすめです。
▼レインボーブリッジ
お台場と芝浦を結ぶレインボーブリッジは徒歩で渡ることができます。
渡るのに30分以上もかかる遊歩道ですが、有名地なだけあって意外にも通行人は多め。ランニングしている人もちらほら見かけますね。
ここレインボーブリッジからは海越しの都心の景色と合わせて夕日を見ることができます。
東京湾の奥の奥。行き止まりにあるのが東京です。
レインボーブリッジから見るとまさにこの先は行き止まりというのがわかりますよね。
東京タワーも見ることができます。
手前に見える工業地域が芝浦の町です。
都心からだとそうそう見ることのない工業地域を見ると東京の裏側を見ているようですね。
船の往来も頻繁にあるので、こういう船と夕焼けをセットで撮ることもできます。
レインボーブリッジの東側にあるので夕焼け空を背景にすることはできないですが、夕日に照らされるスカイツリーも見れます。
レインボーブリッジを遠くから眺めるのも綺麗ですが、橋から海越しの夕暮れの都心を眺めるのもおすすめです。
▼恵比寿ガーデンプレイス
恵比寿駅からほぼ直結ともいえる距離にあるのが恵比寿ガーデンプレイス。
38階のレストラン街には展望スペースがあり、空気の澄んだ日には遠くに見える富士山に日が沈む様子が見れます。
中央に見える富士山の真横に日が沈んで行きます。
晴れて空気の澄んだ日でないとなかなか見られないですが、東京からでも富士山がここまではっきりと見えます。
段々と沈んでいく夕日をゆっくり眺めると空の色の移り変わりがよく分かります。
夜が間近になると、富士山のシルエットがぽつんと浮かび上がってきて、とても幻想的。
街明かりがつく時間にもぎりぎり夕焼けが残ってくれます。
夜景と夕景が同時に楽しめる贅沢な風景ですね。
富士山と合わせて楽しめる恵比寿ガーデンプレイスからの夕焼けは、空気の澄んだ冬の日などに行くのがおすすめです。
▼晴美埠頭
オリンピックの選手村がある晴美エリアは豊洲や勝どきが最寄りの駅で、晴美埠頭は先ほど紹介したレインボーブリッジとは東京湾を挟んだ対岸に位置します。
ここからは東京タワーと合わせて夕焼けを楽しむ事ができます。
晴美埠頭の海側には水の張った池のようなものがあり、この池に近づいて撮影すると都心の景色が反射して映ります。
ここから見る夕焼けは、ビル群を見ているのに海や池の水のおかげか爽やかな景色に見えます。
このオブジェも晴美埠頭の名所です。
水面に浮かぶように立っているオブジェ越しの東京タワーも綺麗ですね。
日没から20分ほどたつと東京タワーがライトアップされます。
この時間は夕焼けとライトアップを同時に楽しめる貴重な時間です。
日はほとんど沈み切って、わずかに残る明かりがビルをシルエットにしてくれます。その中で東京タワーだけが浮かび上がるように輝いている姿が楽しめます。
海越しに東京タワーを眺められる晴美埠頭は日没後の東京タワーのライトアップが始まった頃に見るのがおすすめです。
▼世界貿易センタービル
浜松町駅のすぐ脇にあるのが世界貿易センタービル。
このビルの40階「シーサイドトップ」という展望台。
ここからは東京タワーが間近に見ることができます。
有名な展望台ではあるんですが、2021年に建て替えのための解体が決定しています。
今だけしか見れない夕景ですね。
根元まではっきり見ることができます。
東京タワーをここまで大きく見ることができるのはこの展望台だけです。
ちなみに手前に見えるのが増上寺、奥の高い建物が六本木ヒルズです。
右手に見える虎ノ門のビル群と合わせて見る夕焼けの景色はTHE都会といった雰囲気。
世界貿易センタービルの展望台は、都会らしい夕焼けの景色を楽しみたい方。大迫力の東京タワーを楽しみたい方におすすめです。
▼東京隣県の夕焼け
最後におまけとして東京以外の隣県で見た夕焼けを紹介します。
▼木更津 久津間海岸
千葉県木更津市の久津間海岸は、海に立つ電柱が有名です。
ノスタルジックな海岸の夕焼けを見たいかたにおすすめのスポットです。
東京湾スカイラインを通れば東京や神奈川方面からも行きやすいのがありがたいですね。
▼春日部駅周辺
埼玉県の春日部市。
東武線のターミナル駅の一つですが、高架化も地下化もされていないので平行するいくつもの線路を見ることができます。
ここまで紹介してきたスポットと違って派手さはありませんが、日常の中で見る綺麗でノスタルジックな夕日を楽しむ事ができますよ。
▼最後に
東京で夕焼けを見るときは、川や海などの開けた場所か、展望台などの高い場所にいくことになります。
ですが東京には荒川や多摩川、東京湾といった開けた場所も多いですし、展望台も大量にあります。百貨店の屋上も空を見るにはぴったりですね。
そう考えると色々な場所で夕焼けを見ることができるんですよね。
ここまで夕焼けスポットを紹介してきましたが、なんでこんなに夕焼けにこだわっているのか。
それは何よりも綺麗だからという理由が一つ、そしてもう一つが都会でもノスタルジックな景色を楽しみたいという思いからです。
都会のごみごみとした街で生活していると、森や海などのノスタルジックな自然やのんびりとした田舎の風景にあこがれを持つことがあります。
そんな時に夕焼けの空を眺めると、東京に居ながらにして自然を満喫したような気分に感じられます。
都会の中で楽しめる癒しの一つが夕焼けの空ではないでしょうか。
ご拝読いただきありがとうございました。お楽しみいただけましたら是非フォローをお願いいたします。
▼今回の撮影機材
カメラ:α7Rⅲ、GR2
レンズ:sigma 24-70mm F2.8 DGDN
voigtlander helierhyperwide 10mm F5.6
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