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鬱病よこんにちは。そしてさようなら。【1】

鬱病だったころの記憶をたどって書いてみようと思います。鬱病はメンタル弱い人だけがなる病気ではないので、鬱病に対する理解が少しでも広がればいいなと思います。

2011年冬あたりの記憶(かなりあやふや😅)

「私、鬱病だったんです。」というと、判を押したように、みんな口をそろえて

「あんたが?うそやろ?」

と言われます。
無理もありません。私だって、まさか自分が鬱病になるなんて、想像もしてませんでした。元々明るい性格で、あまり落ち込むこともないので、鬱病になる人は、メンタルが弱いんだろう、ぐらいにしか思ってませんでした。

しかし、鬱病というのは、人によって症状も原因も全く違う。よくよく考えれば、誰がなってもおかしくない病気だと思います。そして、原因はメンタルだけではないんだな、と自分がなってみて初めて分かりました。

「あれ?私なんか、変なんかな?」と思ったのは、友人に言われたのがきっかけでした。

「ちょっとおかしいで。いつもと全然違うで。」

たぶん、2011年の冬だったと思います。10年来の友達と久しぶりにランチに行った時のこと。何を食べたのか?どこに行ったのか?ほとんど記憶がないのですが、歩きながら、そんなようなことを言われたことだけ覚えています。

当時、下の子がまだ2歳になる前で、上の子が幼稚園の年少さんだったと思います。毎日自転車で20分ほどかけて実家まで子どもを預けに行ってました。実家のすぐ近くに幼稚園の送迎バスが来てくれるので、上の子は幼稚園、下の子は両親に見てもらいながら、私はパート勤務に出ていました。42歳の冬でした。

自分では全く気付かなかったのですが、「口数が異様に少なかった」らしいです😅。普段元気におしゃべりするのが楽しいのに、なぜかほとんどしゃべらず、友人の話に相槌を打っていたのかどうかすら覚えていない。帰宅して、主人に「友達にちょっとおかしいって言われた」と伝えたところ、「俺もそう思う。病院行った方がいいと思うで。」と言われ、

「病院って、どこの?」

と問い返したような記憶が。まさか自分が心療内科に行くことになるとは、ほんとに、これっぽっちも思ってなかったです。

次回に続きます。


終活って、ひとりでやろうとすると、途中で挫折したりします。趣味:終活って言ってる終活プロデューサー(終活P)の私を頼ってください!多分お役に立てると思います。