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バリアフリーじゃない「健康診断」なんて、二度と行くもんか!40代の嘆き。

あのね 本当にしょうもない話を書きます
「不登校」ついての内容の方が良いという方が多いような気がするのですが
不登校には全然関係ない 私の心の叫びではありますが
良かったら 立ち読みしていって下さいませ

今日は 年に一度の健康診断だった
そこで私は 
あぁ・・・健康診断も まともに受けられないなんて・・・
私はダメなやつだ こんちくしょー!!
そんなことを 一瞬でも 考えてしまったのだ

年一回の「健康診断」受けていますか?

皆さんは年に一度 「健康診断」を受けていますか?

昨年仕事を辞めるまでは 
一般市民も訪れる 中核病院に併設の「健診センター」で健診を受けていた
今思えば 不便なところにあっても ほっこりする場所だった

ところが 私が昨年末で 仕事を退職したため
今年から 夫の勤め先の健保組合で「健康診断」を受けることになった

提携の健診センターの中から 私が選んだのは 都心の健診センターだった

イマドキの「健診センター」って こんな感じ?

今回訪れた「健診センター」は 
駅近で 駅構から直結している 随分と立地の良い場所にある

駅チカにも関わらず・・・ 方向音痴の私は キョロキョロしていた
どうにか 健診センターの入り口に到着した

入り口を入ると 受付番号の札を取り 呼ばれるまで
きれいな椅子で 腰を掛けて待つ方式になっていた
「都心だけあって 受付の女性も皆美しい へぇさすがだね!」
なんて感心していた・・・

ところがだ・・・ 健診着に着替えるや否や・・・
「乗ったら最後。決して誰も止められない ジェットコースター」に
乗ってしまった気分で 
ソワソワと 全く落ち着かない気分で 過ごすことになった

「効率重視」の健康診断

昨年まで通っていた 健診センターとは全くの別物
全てにおいて 「効率化」が重視されていた
もしも この健診センターにCMがあったら こんな感じだろう

「イケイケ・健診センター(私が勝手につけた名前…)!!
○○駅から 徒歩〇分! ``効率化‘‘ ナンバーワン評価!
美しい院内・素早い健診・お帰りは・・・おいしい食事とお買い物♪
都心で働く 忙しい皆さま ぜひ当センターをご利用ください♡」

伝わるだろうか・・・
今回訪れた 都会の「イケイケ・健診センター」とは ↓↓↓

●男性女性で、健診フロアが分れている
(LGBT的にはどうなの?NO肌着なので、男性の目が気にならない点は◎)

●問診票は、全てiPadで入力する
(入力ミスの連続で、全然終わらない…)

●「バーコード付」ロッカー鍵を、常に腕に付けろと言われる
(養豚場のように、管理されている)

●各検査で、腕のバーコードを読み取られる
(おい、ここはスーパー銭湯か?)

●各検査室の前に「○○検査」の表示がない
(院内の美しさよりも、分かりやすさが欲しい)

●各検査後、次に案内しやすいよう「青の椅子に座れ」「白の椅子に座れ」と指定される
(お前の席はあそこだ!それ以外は座るな!って時代あったよな)
※意味が全然違うことは承知している ただの違和感・・・

●健診センタースタッフが、なぜか皆、若い女性ばかりで美しい
(・・・ここで私は働けない)

※一応断りを入れておくが ここに書いていることは
「かなり偏った見方をする 私視点」 である

「淀みない話し方」に、もう付いていけない

これまで 私自身が話すときも
「淀みなく話す」事は 良い事だと思っていた

だが 自分自身が40代に入ったせいか… 頭を使っていないせいか…
その「淀みない話し方」は 私には 聞き取れなくなっていた

そればかりか 焦らされている気さえするのだ

年寄りくさいことを言うが・・・
「大きな声で ゆっくり話してくれ」

検査中の説明について(再現)

各検査室で スタッフから行われる 検査中の「説明」を
ここで ある程度忠実に 再現したいと思う

「○○番 ○○さ~ん
(検査室の前で 手を挙げて 私を呼んでいる)
※私は、読みかけの本を大急ぎで閉じ、ちょっと小走りでスタッフのもとへ

こちらの イケイケ・健診センターは
どいつもこいつも・・・(あらお口が悪い・・・)
「マンモス・早口」なのである
多分 「早口選手権」があったら 全員優勝!

「それでは、まず腕のバーコードをお読みします。お荷物はこちらの台へ置いて下さい。今から腹囲の検査を始めます。ここの線に立ってください。腹囲を測りますので、健診着を胸の下のあたりまで上げて下さい。まだ下ろさないで下さい。自然な呼吸をしてください。はい、終わりです。次は採血になりますので、緑色の椅子に座って、順番が呼ばれるまで、席を離れずお待ち下さい。」

ここに書く時点では 頭の中で整理して
「漢字」と「句読点」を入れているので 
安易に読むことができるだろう・・ 
しかしながら 実際に検査室にいる私には こう聴こえている

「それではまずうでのばーこーどをおよみしますおにもつはこちらのだいへおいてくださいいまからふくいのけんさをはじめますここのせんにたってくださいふくしをはかりますのでけんしんぎをむねのしたのあたりまであげてくださいまだおろさないでくださいしぜんなこきゅうをしてくださいはいおわりですつぎはさいけつになりますのでみどりいろのいすにすわってじゅんばんがよばれるまでせきをはなれずにおまちください」(ここで息継ぎ)

・・・・・・・・・・・・・・は?
・・・・・・・・・・・・・・ひ?ふへ?ほ?
(ごめん。何言ってるのか。全然わからにゃい。)

早口すぎて 私は「キーワード」を拾えず
スタッフが発する「音」を ただ耳に入れているだけなのである
つ・ま・り 「今 何をすべきかが 全く分からない」

もしもこれが 何度か訪れたことのある場所で 
検査室の場所も 検査手順も ある程度把握していたら
その予備知識が 理解を補ってくれただろう
だが 今年はじめて訪れた健診センターでは そうもいかなかった

双方向に伝わらない

ここでは 1日200人近くの 患者をさばくそうだ
なので「無駄口を挟みたくない」気持ちは 痛いほどわかる

でもだ・・・
雰囲気に飲まれて 慌てて 診察台に乗るもんだから
冷静な状態で 健診が受けられているとは 到底思えないのだ

「お願いだから ゆっくり話してくれませんか」
こう伝えたかった
だが あまりにもスピードが早すぎて 言葉にならなかった

私が かろうじて ある検査スタッフに伝えられた言葉は
「あの~ 目が回りそうです・・・」だった

「え・・・ だっ、大丈夫ですか? 横になります?」
ちがう そーゆーことじゃ ねーんだ・・・
私がようやく 口にした言葉は 相手に全く伝わらなかった
「はぁ 言うんじゃなかった・・・」

次回 検診に行く時には
「私の取扱説明書」を 首から下げておこうかしら

あなたの目の前にいる
40代に入った この女性は 
指示の読み込みまで 時間がかかります(NOW LODING・・・)

★お願いしたいこと★
①大きな声で わかりやすく 話してください
②「ここまでで、ご質問はありませんか?」と 質問してください
③音声情報だけだと聞き洩らしがあります。検査室の前や中には大きな表示をお願いします。

無味乾燥な医師からの一言

~2時間を超える健診が終わった~
健診が終わった患者が ガラス張りの部屋に次々と集められ
都心の街並みを見下ろしながら
自由に珈琲や プチクッキーが食べられるようになっている

ここぞとばかりに クッキーを頬張っていると スタッフから
「最後は 医師からの簡単な検査報告があります」と告げられ
医師のいる部屋に通された

この医師もまた 「早口」かつ「とてつもない小声」だったのだ
大事なところが 全然聞き取れない
大事なところが DAYO!

≪医師≫
このエコー写真なんですが、
○○部分に・・・白い◎△$♪が・・・×¥●&%#でして・・・
ということで ほかの医師の所見も添えてですね・・・
◎△$♪×¥●&% させていただきます

≪私≫
(聞き置取れなかったから もう一度言って欲しい・・・)
「肝臓?」に「白い影?」があると…?

≪医師≫
ですから~!別の医師の所見を添えて…


≪私≫
(は?そこじゃねえ。どこに何があるかもう一回言え。…もういいわ。)
・・・はい。

≪医師≫
それに関して、一つ質問が・・・
この10日以内に病気に罹りましたか?
そして…◎△$♪×¥●&%#

≪私≫
え~っと…?いつだっけかな。
胃腸炎に…いや それは 私以外の家族だった…
あれ?でも風邪を引きました 
そうだ2週間前の土曜に 38.5出ました!


≪医師≫
いや、だから3日前!!

≪私≫




(# ゚Д゚)


(おめーさっき 10日前って言ったよな!?)
ーーーーブッチーン!ーーーー

3日前ですか!?
・・・無し (# ゚Д゚)!!!
NASHINASHINASHI!!!!!

...ち~ん!
ここまで我慢してきた私の 堪忍袋の緒が切れ
野太い声で「無しっ!!!!」とだけ 返答したんだとさ

でもこの私の怒りも 味もそっけもない医師には
伝わったんだか 伝わらなかったんだか 知る由もないが

案内してくれたスタッフが 診察室を出ると
医師の言葉を 少しだけ通訳してくれた そして
「残りのお時間も よろしければ お飲み物を飲んで ゆっくりお過ごしください」そう告げて 去っていった

「バリアフリー」って なんじゃろか?

「ここの検診センターは 自分には合わない」
そう思ったら 次から 行かなければ良いだけの話

だがなぜ 私があえて ここに書き残しているのか
検診を受けている中で 何度も思ったことがあったからだ

きっとこの健診センターは
「発達凸凹のわが子には きっと合わない」
「高齢の母も 無理だろう・・・」

・スタッフが皆 無表情で早口で話すこと
・視覚情報に訴える「掲示物」が少なすぎること
・次はどんな検査なのかの情報が少なすぎること
・各検査室で いくつもの指示が早口で出されること等々

病院や健診センターみたいな いろんな人が訪れる場所だからこそ
ソフト面もハード面も 「バリアフリー」を意識して欲しいのである

最後に出してくれる 
上品な「クッキー&珈琲」とか
近場の商業施設で使える「千円分の商品券」とか
マジで 要らねえから(お口が悪いねえ 本当に・・・)

ホスピタリティとか? バリアフリーとか?
そこらへんに 意識集中してもらって よろしいでしょうか
そこんとこ よろしく~ぅぅ!

「自分はどうなのよ?」と、反省してみる

だがだよ・・・
だが実は そんな私も 母にこう言われていた
「あんたは 早口すぎる・・・」とか 
「こっちは 歳取ってんだ! そんなサッサと反応できないよ!」

少し前の私は イケイケ・健診センターのスタッフと肩を並べるくらい
「早口」だったし 「早歩き」だった

なので 母の「まどろっこしい口調」とか「のろのろした動き」に 
それはもう・・・イライラしていた

「言いたいことを 簡潔に! そして``結論‘‘から 話して」
と 捲し立てたことも 一度や二度ではない(笑)

結局は イケイケ・健診センターのおかげで 
自分の行動を振り返り 大変反省したという話でした

~母よ 娘は本日を持って 心を入れ替えたいと思う~


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