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ダイアナ妃の事故死と志村けん死亡説

ロンドンからパリへ


ふとね、昔、志村けん死亡説があったことを思い出した。


あの時はちょうど専門学校の研修旅行で

ニューヨーク→ロンドン→パリ

に行ってきた。

ニューヨークではエステの研修

ロンドンではヴィダルサスーンでカットの研修

パリではアップスタイルの研修


ぐるっと地球一周してきたのです。


専門学校を選んだ理由も、「地球一周」という言葉につられて選んだ。

なんて浅はかな理由。笑


その日は研修旅行でロンドンからパリへ向かう電車の中でその情報が入ってきた。

海外にいて、言葉もわからないし、あの当時はちょうど学生も携帯を持ち始めた頃でインターネットなんてない。

通話とショートメールができるくらいの機能しかなかったと思う。

たまたま見た新聞だったのかな…

ものすごい驚いて慌てた記憶がある。

信じたくなかったし、ほんとの情報を知りたくて心臓がバクバクしていた。

電車という狭い場所に閉じ込められたまま、情報を得る術があまりにも無さすぎる。

みんなで大騒ぎだった。


日本に帰ってきて志村けん死亡説はデマだと知って安心したのだけれど。


パリに着いて


ダイアナ妃の事故死はホントだった。

どうやら私たちがパリに着く前日に事故にあったようだった。

パリに着き、シャンゼリゼ通りの近くにあるトンネル周辺には沢山のカメラマンと花束が山のようにあった。

20年以上経った今もその時の映像はしっかり頭に浮かぶ。


ダイアナ妃は子どもの頃から見ていて、とてもキレイで好きだった。

でもね、まさかそんな世界的に有名な方が事故死だなんて。

しかも、その重大な出来事にまさかのタイミングで出くわしてしまうとは…。

これは一生忘れることの出来ない思い出のひとつになってしまった。


そこからホテルに向かう時、タクシーを使った。

タクシーの運転手のおじさんはとてもにこやかでやさしそな方だった。


タクシーの運転手さんはもちろんフランス語。

どうコミュニケーションを取ったのか覚えてないけど

ホテルに向かう時、あの事故のあったトンネル内を通ってくれた。

リアルな事故現場。

タクシーの運転手さんは少しスピードを落としてそこを通過してくれた。

そこにも沢山の花束が置いてあって、事故はホントなんだ…って思い知らされた。

当時は海外から携帯で日本に電話できなかったと思う。

出来ても通話料がめちゃくちゃ高かったと思う。

全日程14日間。

日本の状況も入ってこない。

言葉がわからないからテレビを見ても意味がわからない中、自分で見た情報だけが全てだった。

衝撃。

それしかなかった。

パリに着いてから、私は38度の熱を出してしまって、一晩寝込んだ。

一応、ノートルダム寺院とかルーブル美術館とか巡ったりオシャレしてディナークルーズ。

先生もいる中、普通にワイン飲ませてもらった。

体調絶不調のためパリではあまり楽しめた記憶はないんだけどね…



あの時の志村けん死亡説のように、今回もウソだったらいいのに…

って思った。

まさかコロナで亡くなってしまうなんて…

今も信じられません。


志村けんさん、きっと無念だっただろうな…

私も子どもたちもみんな大好きでした。



最後まで読んでいただきありがとうございます☆頂いたサポートは子ども達の笑顔のために大切に使わせて頂きます(*^^*)心からの感謝をあなたに…...♪*゚