できるリーダーが使う「人を動かす言葉」とは?
「権限やお金の力に頼らず、相手を動かしたい」
仕事はもちろん、プライベートでも相手を動かしたい場面は誰にでもあるでしょう。
その際、言葉の力で動かせれば…と願ったことはないですか?
人を動かす3つのテクニック
ハーバード・ビジネス・レビューの記事にこんなテクニックが紹介されていました。個人的に参考になったものを3つご紹介したいと思います。
① 「動詞」ではなく「アイデンティティ」で行動を促す
相手を動かそうとしたとき、つい「~~してください」と言っていませんか?
そうではなく、「~~になりましょう」とその人の存在につながる言葉に変換して伝えると良い、と記事では伝えています。
例えば、選挙で「投票しましょう」と言うのではなく「投票者になりましょう」と言ってみる、なんて言い方です。
研究では、この言葉ひとつで15%も投票率が上昇したとか。
② 確信を持って話す
「~かもしれない」よりも「絶対に~だ!」と言い切った方が伝わるのは確かです。
ただ、難しいのは、その情報に不確実性があって、責任を取り切れない場合ではないでしょうか?
そんなときは、無理に断定口調で話すのではなく、「私は~の方がうまくいくと思う」と言ってみると良い、と記事では伝えています。
③ 「あなた」という言葉を巧みに使い分ける
どれだけメッセージを伝えても、相手が関心がなければなかなか届かないものです。
そんなときは、メッセージの中に「あなた」と明示的に付けると良いでしょう。
ただし注意点は、そのメッセージが批判や非難として受け止められてしまう場合です。そのときは「あなた」という言葉を使うのを避けるべし、と記事では伝えています。
例えば、「あなた、宿題したの?」と子どものときに言われてゲンナリしませんでしたか?
リーダーシップが足りなくても、言葉を工夫すれば相手を動かせる!
リーダーシップに悩んでいる多くの皆さんは、このテクニックが役に立つものと確信しています。
かくゆう私も、このテクニックで何度も助けられました。
権限やお金がなくても、言葉を磨けば誰でも人を動かすことができる。
しかも、そこにコストはかからず、今すぐに始められる。
もしご自身のリーダーシップに問題意識を持っておられたなら、ここから始めてはいかがでしょうか?
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