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多国籍持ち寄りパーティにお呼ばれした日

先日、仕事中のお昼休憩をとっていると、留学生たちが持ち寄りパーティーを開催しているところに出くわした。

初級後半くらいのレベルのクラスの人たちで、
そのパーティーに集まっている人の出身国はさまざま、もちろん各々が持ち寄っている料理も色とりどり。

通りかかっただけの、ついさっきちょうど朝コンビニで買ったツナマヨおにぎりと豚汁を平らげた私までお裾分けをもらった。

そこでもらった、文字通り多国籍の料理たちを写真とともにメンバー紹介していきたい。

まずはエントリーナンバー01番、ネパール女子たちお手製のモモ。

ネパールのモモ

鍋にたんまり入っているのを、皿にとって慣れた手つきでソースをかけてスプーンまでつけて提供してくれた。店?

見た目は我々も馴染み深い餃子そのものだけど、焼き目はなく茹でてある。中はシャキシャキした野菜(キャベツっぽい)の食感と鶏ひき肉、そしてかなりパンチのあるカレー味とスパイスの香り、それと分厚めもちもちの生地がまるっと包み込んでくれていて、最高のコンビネーションだった。美味しすぎる。

続けてこちらもネパール料理のチャットパティ。

ネパールのチャットパティ

こちらは初見だったものの、ネパールでは大人気のジャンクフードらしい。小さく砕かれたインスタントラーメンときゅうりや紫玉ねぎなどの野菜、茹でて小さめ角切りになったじゃがいも、そしてパフッとした細長いお米が、スパイシーな粉末?のようなものにまぶれている。
これもスパイスが効いていて、しかもひと口食べるといろいろな味、香り、食感が弾けてとにかく楽しい。美味しくないわけがない、魅力的なジャンクフードだった。

続いてはベトナム出身ママが作ってくれたという、ベトナム風つくね串。豚ひき肉で、アジア人なら一人残らず大好きな甘じょっぱい醤油ダレをまとっていて、そしてハーブのような爽やかな香りもした。夢中で食べてしまい、写真を撮るのを忘れて完食した。

写真どころか料理の名前を聞くのを忘れた!と思ってあれこれ調べたら、この料理のレシピを書いている記事を見つけたので、写真代わりに紹介させていただきたい。

そしてこちらも写真を撮りそびれ、かつ食べそびれてしまった、アメリカ出身の方が持ってきたキーライムパイ。

アメリカではとても人気のパイの1種らしく、聞いたことがないというととても驚かれた。味は甘酸っぱいムースの上にメレンゲが乗っていて、見た目はレモンケーキのような雰囲気だった。

写真を持っていなかったのでWikipediaから引用させてもらったところ、キーライムパイはアメリカはカリフォルニア州の正式な州のパイに指定されているという新情報を得ることができた。州のパイ、知らない概念だ。

私が行ったときにはもう既にキーライムパイは売り切れ状態だったので、相当な人気だったんだろう。コストコで買えるらしいので、近々買って食べてみたい。

そして台湾出身の方にはエッグロールというお菓子をもらった。台湾のお菓子は今までもらって美味しくなかったことがなかったけど、例に漏れずこれもおいしかった。

台湾のお菓子は、(私は中国語ができないので)読めない言葉がパッケージに書いてあり、見慣れないおかしなのに、どこか懐かしい味がしたり、慣れ親しんだお菓子の味がしたりして、おもしろおいしい。

そして他にもいろいろな国の料理、コンビニのあんぱん(なぜ?)、バナナ(なぜ?)など、何も持ってこなかったことが恥ずかしくなるほどいろいろなものをもらった。

私の知らない素敵な食べ物にいろいろ出会えるパーティーにふらっと参加できるのは、この仕事の特権かもしれないと思った。

次は私もおにぎりを握って参加しよう。

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