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荻野目諒(オギノメリョウ)|1983年10月15日生|O型|音楽の仕事をしています| …

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荻野目諒(オギノメリョウ)|1983年10月15日生|O型|音楽の仕事をしています| 仕事の話もするかもだし、好きな音楽の話、趣味の話、いろいろ思いついた事を書いていきます。

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    素敵だなと思ったブックレビューをまとめています。たまに僕のもまじってます。

  • リアルタイムリモートセッション研究

    演奏家やエンジニアが在宅でリアルタイムでセッションし、それを生配信する過程を集めてます。ミュージシャンのリモートライブ配信の一助になれたら幸いです。

  • クラブミュージック/DJ

    ダンスミュージックやクラブ、DJについて

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自己紹介って難しい

はじめまして。荻野目諒です。プライベートで初対面の方とご挨拶する時の自己紹介がすごく難しい昨今です。いきなりこんな悩ましい記事でごめんなさいね。 1983年10月15日生まれ、36歳、てんびん座、O型。 千葉県我孫子市出身。 職業は、ミュージシャンです。 いやいや、ミュージシャンて言ってもいろいろあるでしょうよ。君はギタリストなの?ドラマーなの?ボーカリストなの?誰なの? ………。 正直、自分でもよくわかりません(笑)楽器の中で言えば、得意なのはベースですし、プロ

    • マニピュレーターになってみないか~前編~

      しばらく投稿してなかったのにいきなり何だと。 正直に言おう。 人が足りないのだ。人が。 コロナ禍を経て、ライブ業界も以前の活況に戻りつつある昨今。 ありがたいことにたくさんのご依頼をいただいて、 スケジュールを調整する毎日です。 自分一人では手が回らず人手を増やしたいが、なかなか人がいない。 「マニピュレーター」という仕事は他のコンサートスタッフと比べ 専門学校や音大にも専門の学科はなく、 どんな仕事なのか、どうやったらなれるのかイマイチわからない 謎多き職業。 だってこ

      • 2022

        新年あけましておめでとうございます。 いやぁ、ついに明けましたね。2022年。 昨年は大晦日まで働いていたため、 年末感なく年越しまで来てしまいました。 さてさて、今年は何をしようか。。 2021年はライブシーケンスの仕事を中心にたくさんのライブを 担当してきました。 今年もきっとライブで忙しくなりそうだけど、 新しいこと、やっていきたいと思ってます。 これまで通り、時代の流れに身をまかせながら やりたいこと、やるべきことを照らし合わせて 新しいことに挑戦できたらと思い

        • 音楽のしごと② -クリエイティブ編-

          前編から引き続き第二弾は 「つくる」 に焦点をあてて僕の仕事を紹介していきたいと思います。 ■作曲・編曲 いわゆる「作家」と呼ばれる分野のお仕事。 クライアントさんのオーダーを受けてそれに沿った楽曲を 作って提供します。 作曲・編曲の定義は様々ありますが、ざっくりいうと 作曲は主にメロディーを作ること。 編曲はオケ(歌以外のギターやベース、ドラムなどの楽器)やハーモニー、 楽曲そのものの構成などを考えること。 作詞に関しては歌手の方が手がけるケースが多かったので

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        自己紹介って難しい

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          音楽のしごと① -プレイヤー編-

          久しぶりの投稿になります。 時間が経ち、コロナ禍による騒動が少しずつ沈静化してって 世の中も少し変わってきたため、 一番最初に投稿した自己紹介記事から、少し掘り下げていこうかなと。 職業柄、いわゆる「就職」や「資格・免許」がないので とっかかりが非常に難しい。 まだまだ若手だな、と思っていたらいつの間にか中堅に片足突っ込んでる年齢になったので、実際に何をしているかを紹介する事で 業界に興味を持って、志望してくれる方が増える事を願って 何回かに分けて仕事に関する記事を書いて

          音楽のしごと① -プレイヤー編-

          読書のきっかけは恋でした。

          高校生くらいまでは読書がとにかく嫌いだった。 理由はいくつかある。まず小学生時代の読書感想文。 宿題で出た時の絶望感。その後味わう地獄の宿題タイム。 「好きでもない本を無理やり読んで感想って言われてもね…」 と思っていたとかいないとか。 感想文ありきで読む本なんて苦痛でしかなかった。 加えて自分が生来の食わず嫌いの頑固者であることも 読書嫌いに拍車をかけた。 「本は読まん!小説なんてマジで論外!!」 字が詰まってる書物は漫画ですら読みたくない。 活字アレルギー重症患者

          読書のきっかけは恋でした。

          お耳の恋人🎧 〜配信を楽しむ相棒〜

          ライブ会場やクラブなど、大きな音で音楽を聴ける環境の貴重さを改めて感じている昨今。 あぁ広い会場で爆音を浴びたい。。 僕らも最近取り組んでいる配信ライブは、 お家だったり、仕事場だったり(バレないで下さいね)、学校だったり(授業はちゃんと受けてね)、自分の今いる場所から視聴が出来る。 でも、周囲への音漏れなどの心配からスピーカーを 爆音にすることは大抵の場合難しい。 そこで出てくるのがヘッドホンやイヤホン。 パーソナルな環境で音を楽しめるツール、そう、お耳の恋人の登場で

          お耳の恋人🎧 〜配信を楽しむ相棒〜

          より「ライブ」感あるリモートセッションへ

          緊急事態宣言が解除されても、コンサート業界が元通りになるのは まだまだ先の話と言われています。 僕らのプロジェクト、「Live at Home Pro」はそんなコンサートに携わる各セクションのプロフェッショナル達と一緒に 新しいエンターテインメントを模索していくプロジェクトです。 堅い話はさておき。先日その礎となるサウンド面をさらに強化した配信ライブを成功させました!こちら! それまでとの違い今までは各プレイヤーの演奏をシーケンスを出してるシンクマスターの所へ集め、シンク

          より「ライブ」感あるリモートセッションへ

          生配信のセッティング(プレイヤー側)

          先日、5/20の24時から30分ほど公開テスト配信をやってみました。 アーカイブはこちら 音に関しては、もうなんの不安もありませんでした。 モニターも、外音も。 音周りを整えるコツは だったり、 こちらをご参照あれ。 配信って難しいのね!普段YouTube観ててみんな簡単にやってそうだから、俺たちも、、、 って思って前日から準備してたけど、難しかったなー! 僕もこれまで何度もライブを生中継する現場でお仕事したことがあって 映像・配信チームのスタッフさんがものすごい量

          生配信のセッティング(プレイヤー側)

          ベーシストから見たリアルタイムリモートセッション#2

          前回このセッションに関する記事をアップしましたが、今回はその続編。 さらにパワーアップ!! まずはその動画を↓ 今回はボーカル・ギター・ベース・ドラム・シーケンス、そしてPA(シーケンスと兼任)という編成です。スタンダードなバンド編成に近づきました(僕は画面一番左上)。 ドラムは山本淳也くんにお願いしました!ナイスドラム!! 今回はここに至るまでに個人で取り組んだことをご紹介します。 乗り越えるべき問題点NETDUETTO β2を使ったこのセッション。 ここに至るま

          ベーシストから見たリアルタイムリモートセッション#2

          クラブの歴史からエンタメを考える#2

          前回の記事ではほんのさわりしか紹介できなかったので今回は頑張ります!!無駄な前置きはさておき、さっそく行ってみましょー! この辺からは僕にトラックメイク教えてくださったCOLDFEETのwatusiさんの記事やその他の参考文献を交えて自分なりの言葉で話していきます。 1960年代、ニューヨーク-現代スタイルのDJの誕生いろんな文献を見ると諸説あってややこしかったので、今のクラブのスタイルに繋がる、ダンスフロア・DJデッキのあるナイトクラブができたのは1965年5月にできた

          クラブの歴史からエンタメを考える#2

          クラブの歴史からエンタメを考える#1

          パリピなんですか?違います。ウェイウェイしません。どっちかというと陰キャです。ほんとです。ただ、 くらいは言います。それだけです。 30歳を過ぎてDJを始める前からクラブは好きで一人で通ったりしてました。単純にクラブミュージックが大好きで、お酒を飲みながら爆音で浴びるハウスやテクノは日々の嫌な事を忘れさせてくれる。死にたがりな20代の僕には天国でした(死んでません)。 そんなお世話になりっぱなしのクラブ、そもそも一体どういう成り立ちで興った場所なのか。DJもしててトラッ

          クラブの歴史からエンタメを考える#1

          リアルタイム・リモートセッション#1

          stayhome 今年に入ってからご存知の通りお家にいることが多くなりました。僕たちミュージシャンの仕事といえばライブ会場やスタジオでの演奏を思い浮かべる方が多いと思います。 この年明けから春にかけての時期はツアーがあちこちで実施される時期ですが、多くのミュージシャンが仕事や活動を大幅に、あるいは全てを制限されてしまうことになりました。 仕事ができなくなってしまったのはミュージシャンやライブハウスだけでなく。コンサート・ショー・イベントには舞台監督、演出、照明、映像、音

          リアルタイム・リモートセッション#1

          メカが好き→音楽が好き#2

          正直、この歳になってもメカメカしいものは大好きです。変わらないものですね。メカから音楽を好きになる、そんなことの連続でアラフォーになった今でもメカに翻弄される人生は続いています。 何歳になってもメカが好き①-DJこれは別の記事にも書こうと思いますが、20代でクラブミュージックに出会い、30過ぎて友達の誘いで遊びでDJをするようになりました。 メカ好きをくすぐるたくさんのつまみとスイッチ、光る画面。あぁ、かっこいいなぁ。ほんっとメカメカしいわよね。 もともとDJに興味はあ

          メカが好き→音楽が好き#2

          メカが好き→音楽が好き#1

          ガジェット好きよねーってよく言われます。ええ、大好きです。メカ。新しいものがあったら(予算の許す範囲で)試したくなるし所有したくなります。 そもそも僕が音楽を始めた理由も楽器や機材が好きだったからです。 生まれて初めて出会った楽器-エレクトーン両親が音楽に疎かったため、子供にはせめて音楽をという事で幼稚園に通う前から音楽教室に行くことになり、そこで出会ったのがYAMAHAのエレクトーンでした。 スイッチいっぱい。いろんな音出る。設定を一発で呼び出せるボタン。なにこれ超面

          メカが好き→音楽が好き#1