リアルタイム・リモートセッション＃1

stayhome

今年に入ってからご存知の通りお家にいることが多くなりました。僕たちミュージシャンの仕事といえばライブ会場やスタジオでの演奏を思い浮かべる方が多いと思います。

この年明けから春にかけての時期はツアーがあちこちで実施される時期ですが、多くのミュージシャンが仕事や活動を大幅に、あるいは全てを制限されてしまうことになりました。

仕事ができなくなってしまったのはミュージシャンやライブハウスだけでなく。コンサート・ショー・イベントには舞台監督、演出、照明、映像、音響など、様々な分野のプロの力で成り立っています。そんなプロフェッショナルな方々も生活の基盤を脅かされる事態に陥ってます。

僕たちにいまできること

きっと今まで通りのコンサートやショー、イベントができるようになるまでには長い時間がかかるんじゃないか。だとするならこのまま何もできないままでいいはずがない。

ある日、僕の所属するチーム、プロジェクトフルサークルのオンラインミーティングで代表の木内からこんな言葉が出て来ました。

「音響や照明・演出などライブスタッフの力を借りてより本格的なリモートセッションライブができないか」

ライブシーケンス・演奏・楽曲制作。これらをやっている僕たちだからこそできる提案をして、またみなさんと一緒に仕事をして最高のエンターテインメントを作っていこう。

その基礎となるリモートセッションの検証。ここから僕たちの研究が始まりました。

ひとつめの成果

まずは複数人のセッションが可能かどうか。まずそんなことができるシステムやアプリがあるのか。そしてインターネット回線の速度・遅延（レイテンシー）、個々の持っているPCのスペックetc...

毎晩遅くまでひたすら試行錯誤し、はじめは全く噛み合わない演奏に愕然としながらもセッションを繰り返し、一定の結果が得られました。

この映像はそれぞれの演奏家が別々の場所（各々の自宅）にいた上で行った、リアルタイムによるリモート・セッション動画です。各楽器の音を後から重ねたり、編集したりすることは一切していません。

映像はオンライン会議アプリZoomの画面ですが、この音質と音数のセッションは見たことがないと思います。

研究はつづく

これはあくまでスタート。どこまで素敵なコンテンツをお見せできるか。その成長過程、楽しみに見ていてください。面白いなー！って思ったらぜひシェアをお願いします！

そしてこのプロジェクトを一緒に盛り上げてくれる仲間も探しています。プロジェクトの詳細・お問い合わせは下記記事よりプロジェクトフルサークル代表・木内までお気軽にご連絡ください！

よろしくお願いします！！