【目印を見つけるノート】165. パティ・スミスとライブな気持ち
きのうはたくさん投稿しすぎたと苦笑いしています。さて、まじめに。
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最近はお仕事探しをしています。もしnoteをご覧になって、興味を持たれましたらご連絡先をご一報くださいますと幸いです。折り返し詳細な職務経歴などをお知らせ申し上げます。
近々、文章関係のみの『お仕事依頼』を作ってnoteに出してみようと考えています。
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ごくごくパーソナルですが、ブランド? レーベルのようなものを起こそうかと思っています。直ちに収益に結びつけるものではないですが、中長期的に活動の母胎のようにできればいいですね。
今までの積み重ねの上で、今の情勢の推移を見て何かをやろうと思っています。
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おとといまた配信ライブを見て、簡単にでもレビューを書こうかなと思ったのですが、やめました。
観客のかたがいらっしゃったからです。
「やっぱり、その場で見た人が書くほうがいいよなあ」と思いました。ライブの場の雰囲気とかはやっぱりそこにいる人しか分からない。
ですので、観客の方がいる配信ライブを視聴したときは、そっと胸にしまっておこうと思います。淋しいですけれど😞
いつか現場に行けるといいですね……。
ライブを書くにしても、音楽のことを書くにしても、「紹介する」というのが第一の目的です。目指すところは、それで興味を持っていただいて、「試しに聴いてみよう」と思っていただくことですね。
まだ未熟ですけれど、『ラジオ・フォルモサ』さんのnoteのように書けたらいいなと思います。この前のも、けさのも熱く拝読いたしました。
⚫パティ・スミスのライブ
さて、「現場でなければ分からない」という話から続けますが、
私のベストライブは1997年1月のパティ・スミスのライブです。
まだ新しい恵比寿ガーデンホールでした。
パティはNYパンクの女王と言われています。
NYパンクは時期的にストゥージズ、MC5あたりから始まり、テレヴィジョン、ニューヨーク・ドールズ、ラモーンズ、パティ・スミス・グループなどによって流れが作られました。
ニューヨークのCBGBというクラブを本拠地にしていましたので、CBGBパンクかもしれません。
パンクというジャンルの走りだと言われていますが、イギリス発祥のパンクのDESTROYなイメージとは違っていました。
パティは詩を書いていて、かの有名なチェルシー・ホテルに住んでいたこともあるアーティストでした。それからギターを手に歌い始めた。
女王というより少年のようなカッコよさ。大きな目、スレンダーで白いシャツに黒の皮パンツが似合っていました。私は憧れて黒のテレキャスター(ギター)を買いました。
彼女はデビューしてから20年ぐらい来日してなくて、そのときが初来日でした。
開場待ちの列に並んでいたら、すぐ前に見た顔がいる。パンクをこよなく愛する友人でした。
「あー、来てたんだー」
私はいっしょに来た友人とスタンディングの最前列に陣取りました。
出てきた瞬間から、強烈な存在感でした。確か当時の新譜のタイトルチューン『GONE AGAIN』が1曲目だったと思います。ど迫力でした。
同じアルバムからの『SUMMER CANNIBAL』もたたみかける迫力で。
パティはその少し前にパートナーを亡くされていたので、それを越えて作り上げた新譜への思い入れがあったと思います。
ライブではもちろんすでに有名だった曲『GLORIA』などもやっていて、一緒に歌いました。私はこの曲がいちばん好きです。アンセム的な1曲です。
『PEOPLE HAVE THE POWER』
観客はヒートアップしてました。
みんな前に押し寄せて、もみくちゃ。私は大丈夫でしたけれど、何人か気分が悪くなって運ばれていきました。私の近くにうずくまっていた女性をひとり支えてスタッフの方に託しました。パティもステージから気にしていた。
1月だなんて、とっても思えないほどの、すごいエネルギー。
私は幸せなことに、ステージから伸ばされた彼女の手に触れることができました。
本当に感激しました。
温かい手。
嬉しかった。
いまだに海外アーティストの手に触れたのは、彼女だけです。
あのライブ、最高だったと書いていたブログを最近見つけましたが、本当にそうでした。その後パティはフジロックに何度か出ていましたが、彼女にとってもあのライヴが楽しいものだったのかもしれません。
魔法がかかったような夜ってあるんですね。
現場にいるというのは、そういうことでもあるのです。
ここまで書いていて思いましたが、ミュージックビデオではやっぱり伝わらないですね。
きのう、下手くそなFREEの曲の一節を投稿しましたが、下手でも何でもポール・コゾフさんにHAPPY BIRTHDAYを言ってみたかったのです。けっこう左手指が腫れ上がっていますが今日も練習してみようかな。
誰かに、という目的以外で音声の投稿はしないですね、そういえば。
私のライブな気持ちです😊
でもあれだけではいくらなんでも、コゾフさんに叱られるので、オリジナルを置いておきます。いいですよ、泣きのソロですね。『THE HIGHWAY SONG』
⚫お籠りクラフトとばら
トーションレースを使ったチョーカーとブレスレットです。レース、好きなのです。
ばらは、剪定しすぎで咲かなかったらどうしようと思っていましたが、ようやく花をつけそうな枝の赤ちゃんが!
よかった。希望のように思えます。
それではまた、ごひいきに。
おがたさわ
(尾方佐羽)
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