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【目印を見つけるノート】1617. 夕暮れのコンクリート・リバー

ガザのキャンプにいて、日々の暮らし(お料理が上手い)を投稿しているレナドさんという少女のインスタグラムアカウントを毎日視聴しているのですが、どうもネット通信ができなくなったようで、とても心配しています。
早く彼女たちの「日常」が戻ってきますように、ただただ、ひたすらお祈りします。

ワンちゃんぽい雲

今日も暑くて、うちで短編の見直しや片付けをしたり、『江戸の学者さんノート』に付け足す内容を決めたり、まあインドアで過ごしました。

それでまた夕方、とことこと川べりに向かったのです。前々回のゴール地点からですね。ですので、きのうより3kmほど下流になります。
このランダムというか行き当たりばったりな感じ、どうにかならないかなあ🤔
というか、この区間は夕方の方がいいように思いました。

なぜかというと、ぶっちゃけますが、結構汚れているからです。夕暮れならば生物がいるのかいないのかもよく分かりませんから、返っていいのかなとも。

「コンクリート・リバー」の典型。
私のこの川のイメージの原点はこの下流です。だから、上流があると想像できなかったという皮肉な見方もできます。

川が可哀想になるような発言、失礼しました。だから見た方がいいのですね。

川の名誉のためにいうと、水が澄んでいるときもあるとのことですので補足します。

この辺りは桜を植えているので、川べりが賑やかです。春はきれいです。今は百日紅やキバナコスモスが元気ですね。

この川について調査・普及活動をずっと行っている団体さんの掲示板が(資料を参考にさせてもらっています🙏)

日蓮橋、小学校のところなので歩道を分けています。

双流、というのは理由があるそうです。昭和の初め頃、この川の中ほどに土手を築き流れを二分して、別水路を設けていたとのこと。ただ、一方の流れが悪くなるなど問題が発生して壊されたそうです。水路の跡は今もあるようなのですが、気づかなかった😱😱

湾曲部、ここからなぜか潮の香りが漂います。以前からそうですね、ここより上流でも時々ありますが、ここは潮のポイントだと勝手に思っています。
河口から何kmぐらいまでが汽水域(海水と淡水が混じる)になりうるのかというのは、よく調べていませんが場合によっては10kmぐらいまで汽水域になることもあるらしいです。潮の匂いだけならば「臭い」とはならないのですが……言われるのかな。やっぱり他にも混ざるのかな。

川の浮遊物を回収する?船が出ていました。今月末に作業をすると案内板が出ていたのでその準備でしょうか。
本当にありがとうございます。

「まぁ、きれいな川ね。すてき✨」と感動するのもいいですが、特に町の川は流域の自治体なり住民が手をかけないと、きれいにはならないように思うのです。野川の流域を歩いてそれは強く感じました。清掃活動をしている方に、ペットの糞がたいへん多いという話を聞きましたが、きのうはそれが一部たいへん目立ちました。今日歩いたエリアでは、なかった(たまたまかもしれませんが)。コンクリート・リバーの典型だの何だのいっても、手入れがされているというのは感じました。
それと、このエリアより下流は特に雨水を放流して逃がすというのが重要な役割だということです(区のサイトより)。

そうでした。
私の記憶では、道端の排水溝から水が溢れる(内水氾濫)のは見たことがありますが、この川が氾濫した記憶はありません。調べたら、川が溢れた記録は1985年が最後でした(東京都建設局のサイトより)。

黄昏のコンクリート・リバーは、清流とは言えないけれど、いざという時にどんと構えて働いてくれる、とても素敵なヤツでした。
いつもありがとうね。

下流のこの先はまたの機会に。
飲んべえのパラダイス、蒲田辺りからスタートします。上流域が先かな🤔

今日はこの曲以外ありえないかも。
Sion『コンクリート・リバー』

私には『ザビエル記念碑』(山口かな)が琴線に触れますね。ライブでも聴く素敵な曲です。
今日は、コンクリートの川にも言い分があるのだろうと思いました。
それをちょっとだけ代弁してみました。

歩いた帰りに、遠いから滅多に行けないけれど、大好きなスーパーで買い物できてご機嫌です。
あ、レナドさんの投稿出てる😊

それでは、お読み下さってありがとうございます。

尾方佐羽

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