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【目印を見つけるノート】685. まだツェッペリンを諳じています

これを朝電車で叩いていて、「いまどこだろう」と思ったら、『津田沼』と掲示が出ていて心臓が止まるかと思いました。終点が津田沼なようです。

きのう、
Led Zeppelinの曲を今でも歌えるかなと思ってしてみたら、『The Battle Of Evermore』でほぼほぼ。『Misty Mountain Hop』で7割。どのようなチョイスでしょう。
前者はデュエットですが、極力両方歌う💪英語もろくすっぽ分かっていない中学の時に覚えて、歌詞を見たのもその時きりですが、意外と覚えているのですね。感心しました。トラッドフォークです。ハードロックではないですね。

Led Zeppelin『The Battle Of Evermore』

歌っている女性はフェアポート・コンヴェンションにいらっしゃったサンディ・デニーさん、素敵ですね。私はこのご時世で動きが少ないため息が全然続かないです😢いや、もともとへたっぴぃなだけです。

別の曲ですが、歌詞カードで「Sure does」を「Sugar」と書いてあったことがあったなあ。それは中学生も気づきました。Sure does.そうですね。

『In My Time Of Dying』もしてみたのですが、歌うことよりボンゾ(ジョン・ボーナムさん)のドラムに持っていかれて、「すごい、すごい」となってしまいました。確か『死にかけて』という邦題でした。えーと、「天に召されるときには」ぐらいでいいのではないかと😢歌詞もそのような内容ですし。

中盤からのドラムスは息を飲む凄さです。たいていギターを聴いちゃうのだと思うのです。スライドギター全開です。あ、ヴォーカルもベースも聴きます😅でも、何よりドラムスなのです。正確にいえば、ギターとドラムスの掛け合いなのかな、この曲は。ドラマーではないので、どこがすごいとか具体的に書けないのですが、ごめんなさい。
『In My Time Of Dying』

当時、自主上映というかたちで、洋楽のライブドキュメンタリーがしばしばやっていたのです。場所は名画座のような映画館、小劇場のようなスペースなどでした。一度、新宿西口の高層ビルの麓の屋外スペースで無料という上映がありました。まだビル群になっていない頃でしたのでOKだったのでしょう。かなり臨場感ありました😆

ザ・バンドの『ラスト・ワルツ』とか、ウッドストックとか、ストーンズの『悪魔を憐れむ歌』とか、モンタレーもやっていたのかな。その中にツェッペリンの『永遠の詩』もありました。1973年マディソン・スクエア・ガーデンでのライブ・ドキュメンタリーですね。

観客は皆さん私より年長でしたけれど、楽しかった。『Moby Dick』のボンゾのドラムソロになると、スクリーンにも関わらず、「おおっ」と歓声を上げるのです。楽しくて、今もつい思い出すと微笑んでしまいます。

しかし、朝から晩まで通しで聴いている中学生って世間的な尺度でいうと相当ヘンだったかもしれないと今は思います。

何が強烈な原体験になるかというのはみなさんそれぞれだと思いますし、時代の違いもあります。どれがいい悪いということはまったくありません。

今も身体や脳に染み込んでいるこれらの音楽を私は変わらず愛おしいと思っていますし、そう思える音楽に出会えたことが最高の幸せだと感じています。
バンドって陶酔してしまうほどすごい「魔法」なんだな、と思ったのはツェッペリンからですし、何より、ツェッペリンとビートルズを覚えまくったおかげで、英語が得意になりました。

Jimmy Pageさんに訳して送りたいなあ😆

もとい、
まだ訳さなければいけない資料がたくさんあるのです。浸っている場合じゃない。
彼らの国に敬意を表して鉢巻き巻き巻き。

それでは、お読みくださってありがとうございます。

尾方佐羽

追伸
おひさまは出たり隠れたりして
道端に咲く花もまだ震えているけれど
もうすぐ、もうすぐだよ
分厚いジャケットを脱ぎ捨てて
縮こまった背中をすっと伸ばして
思いきり遠くまで駆けていける

だいじょうぶ
もうすぐ、
もうすぐだよ

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