flaneur|フラヌール
もしも同じ絵を違う美術館の企画展でみても
気がつかないかもしれないくらい
真剣に絵を見て学んでいるわけではない。
ただ脳内に流れていたアップビートが
急に心地よいバラードに変わるような空間。
1歩足を踏み入れると、
さっきまで聞こえていた犬の鳴き声や
だれかの笑い声、車のエンジン音、
それらすべてが遮断される。
わたしは美術館の“間(かん)”が好きだ。
写真を撮って
だれかに共有することが日常となった現代。
それでもなお引き継がれる作品の数々をみると
その時代を生きた芸術家たちが想起される。
フランス語の‘Flaneur’は遊歩者という意味ですが、散策者やアーティストのことも指す。
かつてパリでは、芸術家や詩人の多くが
遊歩者だった。
そんな彼らが、1番仕事に没頭しているのは
1番暇そうに見える時。
つまり、街を散歩しているときにさまざまなインスピレーションを得ていたと考えられます。
警備のおじちゃんが
にこにこしながら近づいてきて
こっそり教えてくれた絵の秘密が
おもしろかったなぁ…!
デンマーク人のあたたかさに触れた
数多あるエピーソードのうちのひとつ…!
美術館と建築を巡るひとり旅
わたしの独身最後の旅はデンマーク。
※もちろん結婚してからもひとり旅はしてる☺️
胸を躍らせいちばんはじめに寄った美術館。
忘れられない。
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