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【自己紹介】法律事務職員としての私のキャリア

こんにちは、おっちぃです。

私の人生において最も長い職歴は、法律事務職員/パラリーガルです。
回顧の意味も込めて、ここにご紹介します。

なお、私が勤務した法律事務所は、全て東京都千代田区にある個人事務所です。
今後、私が書く法律事務所関係の記事は、あくまでも小規模事務所に勤めていた人間の視点からであることをお伝えしておきます。
(※以下、年齢は全て当時のもの)


A法律事務所(24~29才)

<メンバー>
弁護士…50代。
事務長…50代。
公認会計士①…70代。事務所の一角を間借り。
公認会計士②…50代。事務所の一角を間借り。
不動産鑑定士…50代。事務所の一角を間借り。
アルバイト…20代。司法試験を勉強しながらの勤務。後にキャリア官僚。
事務職員…私

私以外、全員男性。弁護士は女性蔑視的な考えあり。女性事務員は電話番とお茶くみだけでよいという扱いだったため、法律事務を身につけたいと考えるようになった。当時の風潮もあり、転職するには3年勤めてからのほうがよいと考え、3年後に退職。

B法律事務所(29~34才)

<メンバー>
弁護士…50代
事務職員①…1つ上
事務職員②…2つ上
事務職員③…私

弁護士は男性、事務職員は全員女性。事務職員①と②は、私が入った時点でかなりのベテラン。1名、出産にともなう退職者が出たため、私が採用された。
ちなみに事務職員①とは、まったくの偶然だが大学と高校(大学の付属校)が同じだったため、それも採用理由の一つだったもよう。

B法律事務所にて、法律事務、パラリーガル的な仕事を全て教えていただけたことが、その後の私のステップアップにも繋がった。

しかし、年齢が1才ずつ違う3名の事務職員。
このままでは「永遠の若手」のまま年齢を重ねてしまうことに焦りを感じ始める。
4年半経過し、年齢も34才になったため、転職を決意した。

C法律事務所(34~46才)

<メンバー>
弁護士…30代
事務職員…私

弁護士(男性)は、私より少し年上で、独立開業して数年。それまで事務職員は、派遣でときどき採用していただけで、私が初めての正社員だった。
本格的に事務所を稼働させたい弁護士に、他の事務所ですでに法律事務を身につけていた私がちょうどマッチし、34才での転職成功となった。

しかし、11年目に入っていた2021年3月末、胸にしこりがあることを発見し、乳がんと判明した。
今のがん治療は、仕事を続けながら通院で行う時代だが、事務職員が一人のため、定期的に休みながらの治療は物理的に不可能であった。そのため、治療に専念するため退職することとなった。

摘出手術→抗がん剤で、半年間の治療を終え、体を回復させた後、昨年末からフリーの在宅ワーカーとしての仕事を開始した。

今後のこと

辞めた以上は、もう法律事務所で働くつもりはありません。年齢的に採用されないというのもありますが、一度、生きることを諦めた時期があった中、また同じ仕事しか探せない自分では、人生が進まないような気がするからです。
新しいことを始めるいい機会だと捉えています。

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