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メキシコ戦、怒涛の展開。


やはり大歓声やウェーブの中

申し訳程度に聴こえるラッパ隊。

人間の声のエネルギーの大きさ、音量

単なる音では終わらない。


メキシコはやっぱり雰囲気を

つくって自ら波に乗っていくのが

うまいなぁ、つくるなぁって感じ。

球場全体も含めて楽しんでる。


当然の個性なんだろう、これも。

レフトのアロザレーナの好プレー。

キャッチしたあとのあえて動かない

パフォーマンスでグッと惹き付ける。


そしてピンチの中、スリーアウトを

アロザレーナがキャッチして終わる。

流れやリズムを中盤つくっていった。

楽しんでるし、余裕がある。


淡々とプレーするなかにもアクセント。

一瞬の咆哮、ムード演出。オシャレさん。

これまでと同じようにメキシコはプレー。


問題は日本でしょうね。

やはり自分から雰囲気を上げにいく

しぐさは大谷以外は見られない。


おとなしいといえば、おとなしい。

集中しているといえば、集中している。

ヌートバーも若干、おとなしめだ。


面白いもので、静寂と大歓声が

交互に訪れるという雰囲気に

だんだん球場全体が乗っていきつつ

全体をのみこむボルテージ。



日本はどうだろう。

あんまり馴染めていない

のではないだろうか。


観客のしぐさを見ていても日本人は

音を出し続けたり、手足を動かし続けたり。

緩急のリズムではなく、一定のリズム。


人を乗せるうまさは

メキシコが何枚も上で。

日本はやっぱり自分から雰囲気

つくるのは苦手なんだなぁ。

受けの文化なんだろう。


メキシコが一気に雰囲気つくると

もう太刀打ちできないぐらい

グッと静かになる。


一瞬のボルテージ上げた歓声で

ラッパ隊が遠くで聴こえる

昭和のレトロなチャルメラに

変わってしまうような。


ってここまでは自分が少し

危惧していたことをスラスラ

気持ちよく書いていたら、笑


あれよあれよの吉田3ラン

その後またリードされて、さらに

逆転サヨナラと、怒涛の展開

流れが二転三転していく笑


二塁リプレー判定から流れが。

中継ぎ以降のメキシコ投手陣の

乱調に助けられた面もあるが。


我慢しながらしぶとく塁に出て

確実にとらえて逆転したのは

かなり良かったんではないか。


これは決勝、もっとシンドイぞ笑

ムードは完全アウェイなアメリカ相手。

ここで流れどうつくるかでしょう。


結果もさることながら

私たちがどう感じるか

も大事でしょうね。


うまくいくときも

そうでないときも

立て直すとき、我慢して

盛り返すときの


みんなで協力すべき

ムードのつくり方の

ヒントみたいなもの。


一定のリズムや音だけじゃ無理。

人の声や意欲、パッションやらなんやら。


決め事も大事だがそれ以上に

素直にどう感じて表現するかが大事。

高野連のペッパーミル注意も

アホらしく感じる流れがみえる。


これでまた勝ってしまうと

勝ったからいいやになって

自分たちの自慢に終始して

良かった〜で終わりそうだが。


学びのある負けをするのも

実は悪くないとは少しだけ思う。

その気づきにつながればいいが。


お年寄りは見やすい時間帯だし

年寄り大国日本のテレビ視聴率は

ものすごいことになりそうだ。


サッカーじゃないからさすがに

試合中おしっこ我慢しないで笑







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