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自分は何で「稼ぐ」のか?/性差について

経験ゼロから花業界に入り、早数か月が経ちました。

日々いろいろな花と触れ合う中で、思ったよりも花の持つ魅力にハマりつつあり、母が内定祝いに贈ってくれた花図鑑の中に分かる花の名前が増えることにちょっとした快感を覚えています。

とはいえ急速にハマりすぎると急速にその後のやる気が失速してしまう、いつの日か経験した5月病みたいになりがちな自分。
よく働きよく遊ぶと設定した今年の抱負を忘れないように、仕事以外の時間は別のことをして、ここまで何とかヘルシーに生きられています。

さて、今月は母の日というお花屋さんにとっての一大イベントがあったわけですが、そのときのちょっとしたモヤ話(私がだいすきな結論のみえないモヤモヤした話)を書こうと思います。

今の仕事のメインは、スーパーなど、お花の無人販売所への花の納品。
担当5~8か所を回り、その地域特性に合わせた売り場を作っています。
母の日やお盆などのいわゆる繁忙期は、特別商品なども含めた納品量が増加するので、その店舗のマネージャーと売り場拡大の相談が必要になってきます。

母の日期間は朝納品を回り、帰社次第商品制作のヘルプに入る日々を送っていました。会社の上司と母の日の商品を作りながら、久々に1on1で他愛もない話をしていた時のこと。

私は自分が担当している店舗のマネージャーとの売り場相談の進捗を上司に話していました。あの店舗の人は少し怖そうだったけど、おそらくクールな性格なだけで根に秘めた情熱がありそう、すごく相談に乗ってくれた、あの店舗の人とはどういう話し方でいけばいいか、とか。

自画自賛というかこれは有難いことによく言われることなのですが、私は愛想良い人に見られることが多くて、幸い今まで人間関係でトラブったり苦手な人が出来ることがあまりありませんでした。
今回会社に入って初めての外部の人との話し合いでも、自分評価で良い具合に話せたな、という感じ。

私の話を聞いて上司のひとこと。
「いいねえ。お花のことを勉強してこなかった人は、そういうところで稼いでください!夏とか薄着で行っちゃって~!」

???

花業界に20年以上従事している上司、バリキャリながらもフランクな話し方で決して悪い人ではないんだけど、この発言には正直笑って返せませんでした。

私が今回得られた結果に対して、それは私が若い女ってことが大きな要因だってこと?薄着で女を見せつけて、好かれてこいっていうこと?
そういえば上司は自分の花業界での経験は沢山語るけど、花業界に入るなんて全く想像していなかった私がどうしてここに入ることになったのか、殆ど聞いたこともなかったよな。。
というかこの発言自体立派なセクハラですやん。。

言わずもがな、性差(ジェンダーギャップ)に関して世論に上がることが多い現代でも、若い女であることが営業や人間関係のうえで享受できるメリットが多いのは事実だと思います。私は若い女であるが故どこにもぶつけようのない憤慨をこの1年でいくつか経験しましたが。。またこんな気持ちになることが起きてしまった。

自分は何で稼ぐのか?

確かに私はこの業界では新人中の新人であり、かつ社会人としても自分は何が出来るのか、わからないことが当たり前なのにわからないことが恐怖に思えてしまうこともあります。

上司の発言、若い女であることを押し出すのではなくて、人間性を押し出して上手くやってきてということだったのかもしれないけど(『薄着で~』っていう部分がなければそう捉えたのに。。)

人間性だけじゃなくて、全く新しい世界に入ってみて、私は何で稼げるのか、すごく気になるのでこの先3年後くらいまでの宿題として頑張りすぎず頑張ってみたいと思います。

あなたは何をしてお金を稼いでいるのでしょうか?

堂々と言えるようになったらやっと一人前なのかな~。

女であること

女だから許される、女だから好かれる、女だからナメられる、

女にしか分からない、女だからそう思う。

社会とのつながりが広がっていくにつれて、「女だから。。」と性差を痛感することが多くて、なんて自分は、「女は」面倒な生き物なんだ、とつくづく思います。

人と関わるときに、社会的なカテゴリを当てはめてから知ろうとするのではなくて、その人を作り出した経験や環境にフォーカスしたい。し、私もそういう風に「人」として見られたい。

生きているとどうしても性差を感じずにはいられないけど、少なくとも自分の築く人間関係ではそういう基本スタンスでありたいなと思います。

例外として、恋愛の話になってくるとこの考えはエゴでしかないのか?とも感じます。特別に扱われたいし、気遣ってほしいし、と思う自分は女だからという考えが魂胆にあるからではないか。。

ああ、やっぱり女である自分は、面倒な生き物だ。。!

実際に個体としての性差がある以上、考え方や見られ方も「女だから」ということは変わらない。今回の上司の発言に関しては、社会人として歴が浅く、スキルも身についていない今のタイミングだったから、なおさら女であることの要因が大きいと考えたところもあると思います。

どうせ女であることを言われるなら、例えば対人関係のつくり方なり誰に対しても上手いことやれるとかのスキルがあるプラスαで賢く、魅力がある女だから、と言われたい。笑

なかなかこの話も色んな側面から語れる気がしますが、考えていると迷宮入りしそうになるようなところで今日はやめておきます。

相変わらずよくわからない一文もあったとは思いますが、
ここまで読んでくれた方いれば本当にありがとうございます!























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