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ワクワクしていますか

21/12/2021 Asok近くのホステルにて

あなたは今ワクワクしていますか?

この質問は、僕と一緒に仕事をしている人から聞かれた質問だ。

彼からこう聞かれたとき、僕は素直に「ワクワクしてます!」と答えることができなかった。

それと同時に、どこか心がきゅっとなるような、不甲斐なさに近い気持ちが僕を覆った。


これは、今から3カ月ほど前の出来事。

その頃の僕は、これからどうやって進もうか迷っていた。

「迷っていた」とは言いつつも、自分が進むべき方向はわかっていたはずだ。

なぜなら、「迷う」という言葉は”正しいと思う方角に進む勇気がない”時に使われるからだ。


今思い返せば、この時の僕は間違いなく「旅人になりたい」と思っていた。

しかし、そう思えばそう思うほど、周りの人間はもっともらしいことを言って、僕を惑わせる。

「そんなんじゃうまくいかない」

「考えが甘すぎる」

「将来の事をしっかりと考えな」

全てが正しく思えるし、すべてが間違っているように思える。


冒頭の質問が聞かれたのは、まさにこの時だ。

「ワクワクしていますか?」


僕が考えるに、物事の正誤を決めるのは、「自分がどう生きたか」だと思う。

自分が生きたい道につながる選択であれば、それは正しいし、そうでなければ間違い。

それだけの事だ。


自分の進みたい道に進むために、目立つアクションをとれば周りから批判される。

そこには、様々な思いがあるだろうが、共通しているのは全てその人の主観でしかないということだ。

「自分の人生の責任をとれるのは自分だけ」

とよく言われるが、これは本当にその通りだと思う。

周りはその時に言いたいことを好き勝手に言ってくるが、その結果の責任はだれも取ってくれない。


数か月前は纏に迷っていた僕も、今やバンコクにいて自分の夢である旅人として生きている。

進むべき道さえわかれば、人はすぐ変われる。

迷った時こそ、この質問を問うてみてほしい。

「ワクワクしていますか?」

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