堀越侑莉奈

私は日本の自然環境再生、改善を仕事とする造園の会社で働いています 石、草、樹木、土、…

堀越侑莉奈

私は日本の自然環境再生、改善を仕事とする造園の会社で働いています 石、草、樹木、土、生き物、数多の生命が創る自然、彼らと向き合う中で想うこと 日常の中で気づく自らの生命を生きるということ このnoteは生命の尊さ、歓びを覚え残しておくための備忘録、気づきを育む雑記録

マガジン

  • わたしの雑記録

    堀越侑莉奈という生き方を書き残してみたかったのではじめました。 なぜ書き残したくなったかというと、わたしは生きていく中で日々何かを感じ、考え、思っていて、その中にはささやかでも素晴らしいアイディアや今日生きてるのが嬉しくなるほどの発見があるにもかかわらず、それらはいつの間にかどこかへ消えてしまっていて、思い出して探すのが億劫だったからです。 であれば、日記とかに書けばいいのですが、こんな時代ですし、こんな私でも誰かの役に少しでも立てることはないかと考えました。 そんなわけで、この記録は極々個人的なものですし、些細な物語に過ぎませんが、もし何かのためになることが少し有ればいいなと思って、始めてみた所存です。

最近の記事

#0119 今日の自分にありがとう

朝は感謝、夜は労い。 私の日々をつくるのに、その二つの儀式はとても大切なもの。 朝、目が覚めて、慌ただしく仕事に向かう準備をする。 がーーっと整えて、ばっと車に飛び乗り、車庫の角に気をつけながら車を出してすこし。 心が落ち着いてきた頃に車の中で感謝のお祈りをする。 「今日も目覚めて、こうして仕事に向かっていることに感謝します云々、ありがとう、ありがとう云々」 感謝する相手はいつもお見守りくださる近くの神社の神さまやお世話になってる樹木。 感謝を、伝えたい方々に向か

    • #0118 仕事を終えて

      今日はピアノを弾いた。 幼少期からずっと習っていたが、社会人になってからめっきり弾く機会がなくなっていた。時折、頭のうちに響く、かつての旋律。 今日は仕事が実に忙しかった。忙しくて、家に帰ってからも、なんだか落ち着かないでいた。仕事はとうに終わっているのに、私の心はまだ会社にいた。 ピアノを弾こう。そう思った。そうすることが、今の私を救ってくれるような、そんな気がした。 戦場のメリークリスマス、久しぶりに弾いた音は初めて聴く音だった。初めて自分の音を聴いたようだった。

      • お皿にありがとう【ほっこり暮らし人のメモ帳 001】

        こんばんは。 今日は本当にお皿洗いが辛くなったときに、舞い降りてきた、お皿洗いが尊くて、有り難くなったお話。 私、つい先日まで、あるところで修行生活をしていたんです、職人見習い的な。そこでは生活も全て修行なわけで。 なにか、自然とやんなきゃいけない雰囲気ってあるじゃないですか、下のものは。 特に新人さんは。 やらなくていいよ、とか言われると、逆にあ、自分やります!って、(その実、こうやって徳を重ねて(徳かどうかも怪しいけど)いけば、評価上がるかもしれないって心があっ

        • 泣きたいときは泣いたらいい、その涙で自分の花を育てたらいい : 柔ちゃん物語

           泣きたいときは泣く  笑いたいときは笑う  落ち込みたいときは思いっきり落ち込んで  飛び跳ねたいときは空いっぱい飛び跳ねる ねぇ、いつから、そういうことは大人になったら我慢しなきゃいけないんだよ、っていうようになったんだろう 私はね、そういう日々の 感情のふるえ 心の叫び 胸の内にある何か得体の知れないもの それこそが、生きてここにいる、ってことの感動を教えてくれてるのに、って思うんだよ。 泣き虫だったら泣き虫なりに生きてやろう、くらいに毎日土踏み締め

        #0119 今日の自分にありがとう

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          2本

        記事

          自分を見失いそうになったら… : 柔ちゃん物語

           どんなに迷っても挫けそうになっても、自分の信じてること(大切にしていること)が、自分を支え、自分という人を創っていく、ということを信じてみて! これから何かをしようというのなら、特に‼︎ 恥ずかしがりませんよ、こんなこと言ってても(汗) だって、ほんとに大切なことだから。 ところで、あなたは毎日どんなことを大切にして過ごしてる、もしくは過ごしたいですか? これまた急に、だけど。 ふとね、物事を選んだり、行動を起こしたり、考えたりしてるときの、根底にあるものはなん

          自分を見失いそうになったら… : 柔ちゃん物語

          何かを決めたあとにいろいろ考えちゃうのは、もう卒業 : 柔ちゃん物語

           今、何か決断しようとしてる? そしたらね それが大きなことでも、小さなことでも、その決断に踏み切ったのなら、どんなことでも、あなたは一歩成長しているってことを覚えててほしい。 誰に相談することもせず(できないときもあるだろうし)、たとえ相談できたとしても、最終選択をするというプレッシャーを乗り越えて選んだ自分をまず褒めてあげてほしい。 どうしたどうした急に〜、って思われるかもしれないけど、結構真剣に話したくて。 私もようやく24の歳の終盤に差し掛かってきたけど、ま

          何かを決めたあとにいろいろ考えちゃうのは、もう卒業 : 柔ちゃん物語

          大好きなことしてるときって最強になれる、好きなことに素直に飛び込んでいこう : 柔ちゃん物語

           このnoteは、柔道一直線だった私が、社会に出て戸惑い、衝撃をうけながら、柔道から学んだ生き方を通じて働くを見つめ直す、人生をアップデートしていくものがたりです そうなんです。私は柔道に人生かけてましたから、ある意味、揺るぎない芯があったんです。 柔道という最強の後ろ盾が私にはある、なんでもかかってこい!って、強気で生きてました笑 柔道が強かったから、強気だったというわけではないですよ! 後輩にぼこぼこにされることもザラでした。 けど、好きという気持ち、その思い

          大好きなことしてるときって最強になれる、好きなことに素直に飛び込んでいこう : 柔ちゃん物語

          友 

           きょう友人と美術展に行きました。 その展示会はまた別の友人に教えてもらいました。 展示会で友人とそれぞれの感動を共有しました。それぞれの驚きを、それぞれの好みを、それぞれの時間を共有しました。 私は展示会で気に入った料理本を買いました。 友人は絵葉書を二枚買いました。 そのあと二人は少しおしゃれなお店でランチボックスを食べました。お店で使い捨てのランチボックスを食べるのは不思議な心地がしました。 お腹いっぱいになったら、コーヒーが飲みたくなりました。カフェまでの道

          バオバブ先輩と言の葉 : 柔ちゃん物語

           SNS病… 最近、私はSNS病かもしれない。そんな病があるかは知らないけれど、投稿すると、ひとたび様子が気になって、数時間おき、ひどい時は数分おきに、動向を見てしまう。 そこで反応があると嬉しい。けど、何もないと落ち込む。ものすごーく単純で表面的な喜怒哀楽をするから、正直、自分に引く時もある。 何してても頭の片隅で投稿の様子が気になってるから、この呪縛は精神を縛り付けちゃってるのがあからさまなのだぁぁ、その呪いを解く鍵はどこにぃぃ、とかやってたら… 「てめぇは馬鹿か

          バオバブ先輩と言の葉 : 柔ちゃん物語

          魔法のことば「今日はいい日」と梅雨どきの晴れ : 柔ちゃん物語

           梅雨どきの気まぐれな晴れの日は、淡く柔らかで生暖かい。霞んだ青い空に和紙をちりばめたような雲が遠く夕陽に透かされ漂っている。和紙の雲はじっくり時間をかけて黄金から紺へと染まり、短い夜の始まりを告げる。 用事先でちょっとしたトラブルがあって、アクセルを踏み込む足がいつになく乱暴に上下していた。感情がたかぶるとどうしても運転が荒くなってしまう。優しい光に温まるボンネットを眺めながら、もやもやした心をなんとか鎮めようと、私は空に助けを求めてみた。 すると不思議なことに、肌で振

          魔法のことば「今日はいい日」と梅雨どきの晴れ : 柔ちゃん物語

          心は移ろいやすいからこそ、互いの関係は育てあうことが大事 : 柔ちゃん物語

           心とか気分って、秒速で変わっていって時々自分でも変化してることに気づかない、なんてことありませんか? お空の雲が刻一刻、姿を変えていくように。 一瞬たりとも同じはなくて、以前の形に戻ることも二度とない。 なんでこんなことを言い出したかというと、柔ちゃん物語を書き始めてから、随分と趣旨がずれてきたというか。テーマや内容を働くことや柔道に無理によせなくてもいいんじゃないか?なんて思うようになったり笑 自己防衛みたいですが、ふと思って。 それよりか、自分が今、感じること

          心は移ろいやすいからこそ、互いの関係は育てあうことが大事 : 柔ちゃん物語

          ame no oto

          作曲、初公開です。私は雨が好きです。とても不思議だから。雨が奏でる音は柔らかくて元気でどこか寂しくて。そんな雨の音を曲にしました。雨の日が少しでも楽しくなりますように。 #雨の日をたのしく #作曲

          働いていないときも自分は続く:柔ちゃん物語

           本のビルだらけで、肘を置くスペースもない書き物机を片付けていた。 窓に面した私の机からは、物干しに引っ掛けた玉ねぎのネットと、真向かいに時々人影が映るレースのカーテンが見える。向かいの家がなければどんなに景色が良かったかと、窓を見るたびに思う。 欠けた空を眺めながら、物思いにふける。椅子に腰掛けたら、まず初めにそういうことをする。 向かいの家は気に入らないが、瓦屋根なのは、なかなかセンスがある。晴れた日は、陽が反射して、川面を見ている気分になるし、雨の日は、音がいい。

          働いていないときも自分は続く:柔ちゃん物語

          仕事がなくなってできた時間は、働くをアップデートする自問自答50本ノック : 柔道女子物語

           あきらめてはだめだよ。  絶対にあきらめないで。 不安や心配で頭を擡げる時間があったら、今できることを全力でやること、芽を出すタイミングが来るまで、地表面下で精一杯の準備をすること。来たる瞬間のために。 植物をみてるとそんなことを言ってるようなときがある。 昨年夏頃から種から育てているバオバブ(左) あの「星の王子さま」に出てきた王子さまが嫌がってた植物。 見た目、完全に枯れてる。 アフリカの植物だから、日本の冬は堪えたみたい。冬を前に葉は全て黄色く枯れ落ち、

          仕事がなくなってできた時間は、働くをアップデートする自問自答50本ノック : 柔道女子物語

          別れを味わう:Diary Collection

           たとえ、どんなに付き合いが短くても、別れというものは、心に響いてくるものです。 今日、少しの間、お世話になってた会社に別れをつげたのだけど、どうしてか、涙が目いっぱいに溜まって、夜を迎えようとする都会の真ん中を、上を向いて歩いてる。 悲しいのでも、寂しいのでもなくて、ただ別れという特別な感じが心の奥深くから込み上げてくる。切なさなのか、もうその人たち、その場所、その空間とは会うことはない、今という儚さと対峙するからなのか、言葉にすることはできないけれど。 かつては、そ

          別れを味わう:Diary Collection

          好きなことに没頭することは、心の故郷をもつこと: 柔ちゃん物語

           このnoteは、柔道一直線だった私が、社会に出て戸惑い、衝撃をうけながら、柔道から学んだ生き方を通じて働くを見つめ直す、人生をアップデートしていくものがたりです  道場に入ると、血と汗の染みた畳から、ぬぅっとした熱気とも臭気ともいえないものに、姿勢を正される。 正面には柔道創始者、嘉納治五郎師範の額縁があって、時間になると、その下に先生が座り、生徒と向かい合わせに正座をして整列する。 そして、互いに目を瞑り、黙想をする。 道場に一時の静寂と平穏な時間が流れる。 そ

          好きなことに没頭することは、心の故郷をもつこと: 柔ちゃん物語