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短編小説にチャレンジする目的を見つけた。

今年の目標で「オリジナル作品を投稿・応募する」という目標を立てた私。2020年末の私はオリジナルの小説を書こう!と思ったんですが。

どうしてこんな目標を立てちゃったかな。


と既に心のどこかで思っている私がいます。(笑)


私にとってシナリオを作るお仕事は、
海外旅行に少し似ています。


自分は「現実」という世界観にいて、
日々仕事では別の世界観のお話を書きます。

世界観によって常識や秩序が変わるので、
外国観光したり暮らすのと、割と似ているんです。


現代日本をモチーフにしているものでも
自分の身の回りと環境と状況が異なれば、
感覚は結構外国にいるのと近くなってきます。

お仕事でいくつかの作品を掛け持つこともあるので、
そうなると3,4カ国の間を行ったり来たりしている感じです。

旅行って気分転換になりますけど、
移動など、疲れる部分もありますよね。

私も、人間として現実世界に生きている以上、
母国(現実世界)に戻ってこないといけませんし、
飛び回る場所が増えれば増えるほど、
頭と心の疲労度は上がっていってしまいます。


そんな中、趣味で小説を書くとなれば、
旅行先が更に増えるようなもの。(笑)

物語を書くことが好きなので、
そういう疲労も個人的にはOKなのですが、
更に旅行先を増やしても生活や仕事に支障がないか、
ちょっとビビっているところもあります。


やってみたいけど、なんか踏ん切りがつかない。
むしろちょっと尻込みしている。
まさにそんな感じです。


とはいえ、まだ2月だし……諦めるのは早い。
しかもオリジナル作品には、
『自由』という最強の魅力があるんですよね。

いつも何かしらの制限の中で物を書いている身からすると、
すべて自分の感覚だけでものを作れるのは、
自由すぎてちょっと怖い反面、
猛烈に楽しそうなことだと思うんです。


その感覚は味わいたいなあ。
何か手の出しやすい、小旅行くらいで楽しめるものは無いかなあ。


と考えていた時、
Prologue - プロローグ -を見つけました。


「プロローグ」は、2000字以下の短編小説専門の投稿サイトです。
このサイトを作っているのは、Nolaという小説家専用のエディターツールを提供してくださっている株式会社indent [インデント]という会社。

このインデントさんが提供されている「Nola」は物書き界隈では有名で、原稿そのものをまとめておけるだけでなく、作品テーマやプロット、登場人物の情報などをまとめられる便利なツールです。

そんな会社さんが作ったショートショート専用の投稿サイト、というところに興味を持ったんですよね。


それに、この記事に書かれている、作ることになったきっかけや意義のお話も、素敵だなと思いまして。

(記事より引用)
余談にはなりますが、このサービス名の「Prologue - プロローグ -」は、『はじまり』という意味を込めて名付けました。このサイトをきっかけに、本を全然読まなかった人が小説を好きになったり、このサイトを通じて自分の作品を好いてくれる読者と巡り合ったり、そんな風に皆さまの小説と過ごす人生の序章となれたらいいな、という想いが込められています。

「エンターテイメント」と呼ばれるものは、人に興味を持たれなくなると衰退します。

この記事にも似たようなことが書かれているのですが、
小説より簡単に1つの作品を楽しめるものが溢れている今、
「小説」というエンタメを選ぶハードルは、
昔よりも少しずつ上ってきていると感じています。


ハードルが上がれば興味を持ちにくくなり、
興味を持たなくなれば関わらなくなります。

そうなると、好きとか嫌いとか判断できない、
遠い存在になってしまいます。

するといつか小中学校などの授業で、
「今日は小説に触れてみましょう」など先生に指示され、
『小説』は特別授業で扱わなければほとんど触れない文化、
みたいな感じなってしまうかも……

……とまではいかないにせよ(笑)、
このまま活字でエンタメを楽しむことへのハードルが上がっていけば、
今より更に文字で物語を楽しむ文化は衰退していくような気がします。


そんな雰囲気を少しでも薄めるお手伝いが出来たらなあ……
なんて、思ってしまいました。

とは言え、私は完全に素人。
お手伝いになるのかは全然わかりません。(笑)

でも「楽しいからやりたい」じゃなく、
こういうやりたい理由や目的がはっきりすると
前より小説を書くことに前向きになれる気がしました。


私は単純なので、
数日前よりちょっとだけ、何を書くか考えるようになっています。(笑)


でもまずは2000字で小説を書くことに慣れないと。
当分はプロローグでもnoteでもなく、自分の手元で温めます。(笑)


いつかnoteにも掲載出来たらいいなぁ。


最後まで読んでくださりありがとうございました♪

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