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漱石先生 生誕祭!!

 今日、2月9日は夏目漱石先生のご生誕の日です(新暦)。
 今年は152年になります。
 私が敬愛している漱石先生の生誕日なのです!!

 ということで、漱石先生への敬愛を込めた(込めきれるかしら)記事を書こうと思い立ちました(もう日付変わっちゃっいそうですが)。

 漱石先生のことは名前を知らない人はいないのではと思うほど有名で、作品や作家像についてたくさんの研究がされています。ですから未熟者の私が知識を述べることはできません。そこで今回は私が漱石先生の何に惹かれているのかをすこしだけお話ししようかな、と思います。

 私が漱石先生の作品に出逢ったのは、たしか中学生のころだったように思います。最初に読んだのは『吾輩は猫である』でした。急きょ何かの授業が図書室で自習になったときに、手にとって読んだのがきっかけでした。猫好きともあって作者よりタイトルに惹かれて選んだのでしたが、とてもコミカルで読みやすく、夏目漱石ってすごい! と感じたのを今でも覚えています。

 そして自分が小説家を志すようになって気づく漱石先生の偉大さです。小説として使える文体を模索し大成させていった人。いまこうして小説を読んだり書いたりできるのは漱石先生あってのことと知って感動しました。

 大学でより日本の近代文学について学んでいると必ず漱石先生について触れることになります。様々な角度から漱石先生と文学の関連を知り、敬愛はとまりません。
 SRS(聖心Radiostation)で文学についてのトークを作った際に漱石先生の人物像にせまった時は、ユーモアがあり、文豪を育てていったということを深く知って、ますます好きになりました。甘いものが好きなところも可愛らしくて好感が持てます(笑)
 作品のすばらしさだけでなく、人間のすばらしさも備えている人。私はそんな漱石先生を尊敬しています。

もっと漱石先生の作品を味わいたいと思う日々です。

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