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週刊『めんたい♡通信』20240526号

こんにちは!

FB友が自宅付近の麦畑の様子を先日から継続して投稿していました。今は『麦秋』、麦の刈り取りの時期なのですね。

二十四節気でいうと『小満』の期間です。あまり覚えていなかった単語なので解説を読むとなるほど今の季節感とピッタリでした。

夏らしくなる『夏めく』頃であり、暑さも初夏の心地よい『薄暑』程度。梅雨前の一番よい気候ですね。

今週は天気が崩れる予報。そのまま梅雨入りはいやですね、もう少し心地よい気候を楽しませて欲しいです。

【マーケット雑感】

先週はどのマーケットも楽観は続いているものの方向感が定まらない一週間でした。

金(ゴールド)は週始めに史上最高値を更新したものの、その後は金利の上昇などもあり週間では前週末比-3.4%のマイナスとなりました。
ビットコインも一時7万ドルを突破し史上最高値が視野に入ったものの、週後半は伸び悩み前週末比+3.4%の上昇で6万9oooドル台で推移しています。

米国10年債の利回りはやや上昇、経済指標や高官発言などで一喜一憂の展開が続きます。
日本の10年国債利回りも上昇、1%の大台に乗せました。来月の日銀会合での政策変更を意識して(債券価格が)売られているようです。

ドル円レートはジリジリと円安が進み157円丁度まで円安に戻してきました。米イエレン財務長官の為替介入牽制発言などもありましたが、それ以上に実需の円売り圧力は根強いようです。

金利上昇もあり、日欧の株価指数はいずれもやや下落しました。米ダウ平均も前週末比-2.3%と大きなマイナスとなりました。

しかし、NASDAQとS&P500は金曜日に史上最高値を更新して引けました。NASDAQは前週末比+1.4%、S&P500は前週末比ほぼ変わらずです。

理由は、水曜日に半導体大手のNVIDIA社が強気の予想をさらに上回る好決算を発表し株価が大幅上昇したことです。NVDIA株は前週末比+15.1%もの値上がりで株価は1000ドルを一気にブレイク、史上最高値を更新しました。

同社の株価上昇が牽引して他のハイテク株も週後半株価が持ち直しました。Microsoft株は前週末比+2.4%の値上がりで史上最高値を更新しました。インド市場も米国のハイテク株に連動するIT企業が多いので、インドSENSEX指数も前週末比+2.0%上昇し史上最高値を更新しました。

ただマーケットがNVIDIAの一本足打法に支えられている感がありそこが気がかりですね。

今週はややテクニカルな面で注意が必要なイベントがあります。

米国株は月曜日が休場なのですが、その三連休明けから決済期間が『T+1』(約定日の翌日に受け渡し)に短縮化されます。関係者はオペレーションやシステムに十分な準備をしてきたと思いますのでスムーズに移行されるように祈りたいと思います。

特に大変なのは海外勢。例えば日本から米国株を購入する場合にはドルを購入して決済するオペレーションを、米国現地での「T+1」で処理する必要があります。しかし時差があるのでかなりタイトなオペレーションとなるのです。

また、週末は月末にも重なるのですが、この月末はMSCIの世界株指数の大量の銘柄入れ替えが行われます。当該指数をベンチマークとしている投資信託は入れ替え銘柄の売買をする必要があります。日本・中国の銘柄の除外数が大きく、替わりにインド銘柄の組み入れが多いようです。

何事もなく週を終えてほしいものです。

(主な指標)

【今週の記事】

障害を持つ人に対する社会の理解は、少なくとも表層的には昭和の頃よりずいぶん良くなったと感じます。というか私自身が昔は何も分かっていなかったと改めて思います。

もちろん今でも表層的にしか知らないし、例えば自閉症はどのようなものかは説明できません。

自閉症といってもいくつものタイプが存在するそうです。この記事で取り上げられている内田さんは『理解はできるのに発語ができない』タイプの自閉症だそうです。

自意識ではきちんと理解できているのに、それを伝えることができないもどかしさは想像を絶します。内田さんが小説家として作品を次々と生み出していくことを期待したいと思います。

【その他本文で参照した記事】

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それでは、また来週!
(今回は5月26日お昼頃にお届けしています。)

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