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「アジャイル」投稿の雑感
さまざまなところで「アジャイル」のワードを目にするようになって久しい。ただその場合の「アジャイル」にはネガティブな思いが込められていることもある。
コミュニティではあまり感じないのだが、それ以外の場所、特にネットでの言及を見ていると、もっとfundamentalな部分を強く言及した方がよさそうだなと感じることがある。
プロダクトを作るという話題において、一般的には、
1. 商品企画
2. 量産
チームに"情報"はどこまで必要か
最近、自分の周りで情報についての議論を多く見るようになった。一般に、仕事のほとんどは情報を生み出し、また流通させることで達成される。それらの集団である「会社組織」は、継続的に多くの情報が生み出され、流通している。おそらく、1日に会社組織が生み出す情報の量は、一人の従業員が消化するにはあまりにも大きな量だ。そのために、領域を区切ってそこに人やチームを配置する。これが、会社組織だ。
リモート化が流行
Outcomeと開発生産性
「完了」か、「完成」か
もうずいぶん昔の話になる。Certified ScrumMasterのコースを受けたときに、Whyは大事だよという話を聞いた。その時はレンガ積みの話で、ただレンガを積む作業をするだけではなくて、「何を作るか」を知ることで、工夫がうまれやすくなるよねという話だったと記憶している。
ここでいうレンガを積む作業で大事なことは生産性で、それは時間あたりの積んだレンガの数で表現さ
リモートでも同期的に作業する
いわゆる、パンデミック期が終わって、もうすぐ1年になろうとしています。正確には昨年のGW明けがパンデミック期の終わりだったので、もう少しだけ時間がありますが。
パンデミック期に流行った「リモートでの働き方」をやめたところもずいぶんあると聞いていますが、自分の環境は、基本リモート、時折オンサイトというハイブリッドな働き方をしています。もっとも、通勤ラッシュやら、オフィス街のランチタイムやらを極力避
Regional Scrum Gathering Tokyo 2024 #RSGT2024 に参加してきた
はい。参加してきました。今年も例年通りスタッフとして。赤いTシャツを着ていた一味のひとりとして。(赤被りしてたスポンサーさんもいらっしゃいましたね)
今年は全体的に混雑が少なく、参加者自身が自律的に動いてくれていた、そういうイベントだったなと思います。パンデミックの後、オンラインが主体のイベントになっていましたが(これも参加者が自律的に動いた結果)、オンサイトの勢いみたいなものを強く感じました。
オフラインで得られるもの、オフラインでしか得られないもの
「あの夜に会えたら」という作品がある。
仮想のラジオ番組「綾川千歳のオールナイトニッポンN(ニュー)」という番組の、初めてのラジオイベントでかつ、ラジオ最終回を、国際フォーラムでやるという設定で、そのイベントの当日リハーサル(ゲネプロ)からをステージ、観客、控え室を使った裏動線でドラマや演劇をやりつつ、配信もするという、説明ができない作品だ。
観客席から見ていると、ステージで何かが行われている最中
フルリモートか全員出社か
こんにちは。あまり意識していなかったのですが、このブログ、ここ最近は1ヶ月に1回は記事を投稿できていたんですね。驚きました。
最近Xを見ていると、フルリモートか、フルオフィスか、みたいな議論を見かけることがあります。感染症を要因とする制限がとれてきて、新しい当たり前を作り始める時期に差し掛かってきたってことでしょうか。
フルリモートであれば働く場所を、フルオフィスだったら職場にふさわしい身だし
開発生産性と飛び交うキーワード
とてもいいスライドを見つけたので、社内のSlackに共有しました。
スライド自体は事例もあり、丁寧な解説もあり、参考資料として素晴らしいなと思いました。もっとも、最後に採用ページが載っているスライドを社内に展開するのはどうかと思うのですが。
そして、その時にスライドの紹介として書いたテキストがこちらでした。
この時に使った「開発生産性」という言葉、とても微妙だなと思ったのです。我ながら。
自分と自分の周りを少しずつ変えていく
とても古い話になりますが、僕が社会人になって、上京して、最初に感じたのは、"社会の疲労"でした。理由はわからないけど、みんな疲れている。もっと生活を楽しんでもいいんじゃないかなと思ったんですよね。なので、働く環境をもっと良くしたい。無駄なことを省いて、そしてたくさんの価値を生み出せるようにしたい。
僕は幼い頃ファミコンをやって最後に出るクレジットを見るのが好きで、そこに出てくる「プログラマー」と
今年もRSGTに参加しました
今年の幕開けもRegional Scrum Gathering Tokyo (RSGT)でした。一年の始まりに、たくさんの人の試みを聴いて、自分が知らなかったことを発見したり、自分ができそうなことを探したりしながら2.5日間を過ごすことができて、たくさんのエネルギーを補充できたし、それと同時にたくさんの「宿題」を積み上げることができました。
一緒に参加していただいたみなさん、ありがとうございました
ワンデイカンファレンスが貴重な交流場所になるかもしれない
明けましておめでとうございます。
本年もたくさん”遊んで”いきたいです。
仕事柄、なんとなく日本の技術イベントにアンテナを張っているので、365日の区切りということもあって、雑感をまとめることにします。
2022年の始まりはまだ感染症への警戒が強かったように記憶しています。波を乗り越えるたびに徐々にその警戒心も薄れていき、まずはコミュニティが主催するイベントから、オンサイト(In-person
"なんとなく""当たり前に"すすめられるアジャイルについて感じること
2016年にDeveloper Relationsという帽子を被るようになってから、6年近くが経ったらしい。その前は、同じ会社内で、アジャイルコーチという名前で、アジャイルを推進することをしていた。"アジャイルコーチ"を名乗ったのは、他に周りに伝わる適切な用語がなかったから。
アジャイル開発(当時はスクラムをベースにしていた)を社内に紹介し、やってみたいというチームがいたら、そこに出向き、進め方