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手作りのかける甘酒


自家製発酵食品で作るのが最後になったのが甘酒。

甘いものを飲むのが苦手で、「飲む」ということが出来なくて、家にあっても手が伸びませんでした。

かける甘酒

写真はコールスローにかけたもの。

甘酒を砂糖やみりん代わりに、料理に使うこともありましたが、塩麹と違って甘酒はそのまま食べられる味。火を入れない料理に使う方が食物酵素や菌の失活をふせげます。
火をいれてしまうと少しもったいない。
自家製の甘酒だと尚更。
※市販のものは発酵を止める&腐敗を防ぐため、加熱処理しているものが大半です。火加熱、手作りだと取りこぼす栄養素が少ない☺️


甘酒は甘ったるくないのと発酵により旨味を持つので、お料理がマイルドに。

サラダの他、きんぴらや甘辛味のお肉にもかけています。甘いだけだとしんどいけれど、甘じょっぱい組み合わせにするとご飯が進みます🍚




自家製甘酒の作り方

甘酒の作り方は検索すると沢山でてきます。
炊く前のお米1合(150g)でレシピが表示されている事が多く、残ったご飯でサッと作りたいので1合は必要ない。そんな時にお役に立てれば。

※ちなみに、米からご飯への計算は
米の重さg×2.2〜2.3です。
割れば逆算もできます。
ご飯🍚1杯はだいたい140g

140g÷2.2=63.6g ←お米の量
材料

・ご飯 370g/1合分換算
・水  450g
・米麹 300g
・煮沸した保存瓶やタッパー

①ご飯と水を鍋でトロトロになるまで火を入れる。

②麹をフードプロセッサーで細かくする。
(やらなくても粒の大きい甘酒が仕上がります。その後スプーンなどで潰してもOK)

③ ①を60℃にして、麹を2.3回に分けていれる。

④炊飯器で6時間保温。時々かき混ぜる。

⑤出来たら清潔な保存容器に入れ冷蔵保存。

※私は炊飯器を持ってないので、そのまま保存容器に入れ、アルミを巻いてタオルを巻き、温かい家電の上で完成。
夏はベランダにおいてました笑
保温ジャーでも出来ます☺️



甘酒の主な効果

✎‎𓂃𓈒𓏸
甘酒や麹全般のとても効果のあるもの

●ブドウ糖によるエネルギー補給、疲労回復、満腹感。

飲む点滴と言われている理由。
ブドウ糖は糖質の最小単位。消化の負担なくエネルギーになるので、疲れてバテてしまった時にとても良いと思います。


●コウジ菌、オリゴ糖、各種菌による腸内環境の改善 、免疫力を高める。


●美肌効果(キメ、くま、毛穴、皮脂抑制効果など)
代表的なもの/αエチルグルコシド、エルゴチオネイン



食べるとプラスになる程度のもの

●ビタミンB1.B2.B6 による三大栄養素の代謝。
(糖質、脂質、タンパク質の代謝。含有量はそれほど多くはない)


●必須アミノ酸を含み、体内での代謝、ホルモン合成などに働く。(大豆や動物性タンパク質の方が豊富)

●髪質改善効果
甘酒に含まれるビオチンが、髪のケラチンの合成を助ける。と見聞きしましたが、甘酒のビオチンの数値は食品成分表では未測定。ビオチンは卵黄に豊富。


髪質改善や割れない爪を保つには、タンパク質をとるのが1番です。どちらもタンパク質の死骸です。
髪や爪は、地肌の環境にも影響されるので、甘酒の美肌成分の効果がここに見込まれるかもしれませんね。

摂って損なしの甘酒です。

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