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塩小豆であまじょっぱい【塩小豆の水無月|小豆で夏越の祓え】


6月30日は夏越の祓え(夏越の大祓、夏越の祓などとも)

私の地元高知では、わぬけさまと呼んでいました。
必ず雨でしたが、今日も雨🐌


夏越の祓えに水無月を食べる風習があります。
6月を代表する和菓子。
1年のちょうど折り返し、6月30日にこの半年の罪や穢れを祓い、残り半年の無病息災を祈願する神事が夏越の祓えで、水無月の祓えと呼ばれることもあるそうです。


ちょうど冷凍庫に塩小豆を作っていたものがあったのを思い出し、作れるぞ!と作り、さきほど食べ終わったばかりです😋固まるのが早いのですぐ作れます。

塩小豆であまじょっぱい 塩小豆水無月


濃い豆乳と片栗粉で作りました。
とってもモチモチです。

牛乳わらび餅の作り方です。

濃い豆乳で作ると、まるでカスタードみたいに濃厚で美味しい。豆腐も作れると書いているスジャータのもの。



塩小豆は、焼菓子などに入れるように固めに炊いて冷凍していました。スコーンやマフィン、パウンドなどの中に塩味の小豆がちょっと入ってるのが好きで。

わたしは甘すぎるものが苦手で、餡子もドギツイのは苦手、、、。小豆は大好き。

このあまじょっぱい水無月が自分好みでした。



小豆を使った水無月も梅雨の時期に合っている食べ物で、この蒸し暑い、蒸せるのに手足は寒い、などの不快な症状から、こもった熱を取り除いてくれる効果があります。まさに小豆が祓ってくれています。
行事食を楽しみながら、体を気遣える。


小豆は大豆と違い、デンプンが多いので糖質に部類します。そのおかげで餡子の粘りが出ます。


〈水無月の作り方〉


■液体7:1片栗粉(葛)/容量
グラムではなく、いつもおたまや計量カップで計っています。胡麻豆腐などの葛を使った豆腐と同じ比率で作っています。

〈作り方〉
・茹であずきやつぶあんを用意し型の底に敷く。

・鍋に豆乳をおたまに7杯、片栗粉を1杯入れる。
・お好みの量の砂糖を入れる。
・沈殿した片栗粉をヘラなどで残らないようにしっかり混ぜる。
・弱火にかけて鍋底をなぞるように常に混ぜる。

・粘度が出てきたら練るように混ぜる。片栗粉に火を入れるイメージで。好みの濃度になれば小豆を底にしいた型に流す。ちょうどいい型がない場合、バットやタッパーなどにラップをしいて、流してからラップで成形すると形ができます。
・乾燥しないようにラップで表面をべったりと覆う。

・冷蔵庫で冷やし、固まったら表面から周りに水を入れて型から離しカットする。離れにくい場合は、水を使うと離れます。



砂糖を入れず、だし醤油やわさび醤油で食べれば南禅寺豆腐。豆乳や豆腐を使う料理の名前につく南禅寺。
京都の南禅寺のまわりには、豆腐料理の上品なお店がたくさんあります。そこにも必ずある料理。


残ってしまったら、片栗粉をまぶして揚げるととトロトロの揚げ出しができます^_^  
7:1の液体を何にでもアレンジ可能。かぼちゃやえんどう豆などペーストのお野菜を入れたり、練り胡麻を混ぜると胡麻豆腐です。




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