自分を愛して!病気と不調があなたに伝える<からだ>からのメッセージl管理栄養士の読書
様々な病気は、あなたの心が引き起こしていることかもしれない。
それくらい、体と心は大きく関係しているのです。
□自分を愛して~病気と不調があなたに伝える<からだ>からのメッセージ/リズ・ブルボー/ハート出版
□3つのエピソード
1.病気は悪しき存在ではない
現代西洋医学をはじめ、自然療法家の中でも、病気を悪しき存在としている人が多い。
自分の人生を幸せにするのを邪魔しているという考えがあるから、病気を取り除こうとする。
でも、それは、車で警告ランプがついた時に、原因も見ないでランプを消して、あたかも治ったかのようにすることと同じ。
病気はわたし達の人生を立て直すための『贈り物』
2.エゴとは何か
わたし達の病気や不調の大きな原因は『エゴ』です。
エゴとは、あなたの過去の記憶。
長い年月の間に、あなたの記憶が主導権を握り、あなたの人格を支配するようになってしまっている。
エゴは自分の信じていることこそが、最もあなたのためになる、と想い込んでいます。エゴは過去の記憶のもとでしか感情を生み出せないので、あなたのエゴが幸せになること、健康に鳴ることを拒む過去があったら、その元でしか自分のエゴは動かない。
このエゴによって、あなたは自分自身にブロックをかけて、病気や不調を生み出している。
3.「自分を愛して!」
病気や不調は、このエゴによってあなたの肉体や精神が苦しくなっていることを教えてくれている。
エゴから解き放たれて、自分を愛して!と叫んでいる。
自分を愛するということは、自分に対して様々な経験を許すということ、他者を愛するということ、さらに他者に対して様々な経験を許すということ。
自分自身が病気になった時、その病気に目を向けるのではなく、
いまの自分自身の状況を見てあげることが大切。
・病気があるせいで、わたしは何をすることが出来なくなっている?
・この病気があるせいで、わたしはどんな人間に慣れずにいる?
この2つの質問により、自分のブロックや自分への欲求を見出すことが出来ます。
□マイエピソード
アレルギーを抱えている方。食を通じて、自分自身を癒しませんか?
わたしは生まれた時からずっとアレルギー体質でした。
大人になり、食と向き合うことで、アレルギー体質を見事に改善することが出来ました。
でも、これは、食を通じて、自分自身と向き合い、自分自身を許したからだと思います。
小さい頃は、障害を持った兄に母親が付きっ切りでした。
もちろん、わたしのことを見ていてくれたのですが、どこかでさみしさを感じ、でも迷惑をかけちゃいけないという想いもあり、
その結果、自分に振り向いてもらおうと、アレルギーという症状が出ていたのかもしれません。
大人になり、母親という存在から少し距離を置き、自分のやりたいこと、自分の学びたいものなどに目を向けることが出来るようになってきてから、みるみる自分の症状は良くなってきました。
もちろん、食によって体質が変わったということもあります。
でも、それ以上に、食を通じて、自分と向き合うことが出来たことが、何よりも解決への糸口だったのだと思います。
食はあくまで、自分と向き合うためのツールです。
ただ、体と心を同時に癒す最大の方法でもあります。
このメソッドをもっと多くの方に伝え、一緒に改善していきたいと思います!!!
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